ロシアのヤクーチア(サハ共和国)で希少な二重ダイヤが採掘された。
構造的には「マトリョーシカ型」の入れ子ダイヤとも言える。ダイヤモンド採掘企業「アルロサ」が
同社HPで伝えている。
ダイヤの構造は大変ユニークだ。一つのダイヤの内部空洞に、もう一つのダイヤの粒が入っている。
マトリョーシカ、つまり入れ子構造となっている。
「アルロサ」社専門家によると、このようなダイヤは世界のダイヤモンド採掘史上初めてであり、
その年齢は8億年以上と見積もられている。重量はわずか0.62カラット、内部のダイヤは0.02カラット
とのこと。
「アルロス」社では希少な二重ダイヤが形成された背景として、2つの可能性があると考えている。
第一の仮説は、ダイヤが成長過程で別の鉱物に乗っ取られ、それが溶解し空ができたというもの。
もう一つの説は、ダイヤが急成長した結果、多結晶層が現れ、同様にその後溶解し空洞ができたと
いうものだ。
ユニークなダイヤモンドマトリョーシカロシアヤクーチアアロッサ
ルイ・ヴィトン、世界最大のダイヤモンド原石を購入
フランスの老舗ブランド「ルイ・ヴィトン」は、世界最大のダイヤンモンド原石を購入した。
ニューヨーク・タイムズが、ルイ・ヴィトンの最高経営責任者(CEO)マイケル・ バーク氏の
発言をもとに報じた。
ダイヤモンド原石の価格は公表されていないが、アントワープダイヤモンド取引所の元代表取締役社長、
マルセル・プルーバー氏は原石の価格について、約5000万ドルと予想した。
Press Release: Lucara Recovers Record 1,758 Carat Diamond from Karowe Diamond Mine in Botswana #lucaradiamond $LUC https://t.co/85Qq0dDLFc pic.twitter.com/7vLa11MBpO
— Lucara Diamond Corp (@LucaraDiamond) April 25, 2019
世界最大のダイヤモンド「カリナン」は、1905年に南アフリカで見つかった。カリナンは100個以上に
カットされ、そのうち最も大きなものは英王室の宝石に加わった。
先に、ロシアのヤクーチア(サハ共和国)で、その構造がマトリョーシカに似ている希少な
二重ダイヤが採掘された。