韓国半導体企業の株価下落、輸出規制で最も打撃受けるとの懸念で
2019年7月8日 22:27 JST Bloomberg
韓国半導体メーカーの株が売られている。韓国向け輸出規制を巡る日本と韓国の問題で最も打撃を
受けるとの懸念が強まっている。
SKハイニックスは同1兆5000億ウォンが吹き飛んだ。
日本は4日から、メモリーチップ生産に必要な素材3品目について韓国への輸出規制を強化した。
サムスンの李在鎔副会長が7日に日本へ飛んだとの報道が流れると、韓国半導体メーカーの
株価は先週からの下げをさらに拡大した。モルガン・スタンレーによると、サムスンとSKハイニックス
では規制対象の素材の在庫は3カ月分にも満たないとみるが、韓国の東亜日報は1カ月未満の可能性が
あると報じた。