干ばつ危機警報「注意」 全国的な干ばつの心配
2017-05-26 13:01:15 KBS Radio news
平年に比べて降水量が少なく、全国的に干ばつに見舞われるおそれがあることから、政府は干ばつ危機警報を「注意」
とし、25日から非常勤務体制に入りました。
農林畜産食品部は25日、「緊急干ばつ状況点検会議」を開き、自治体、農村振興庁、韓国農漁村公社などとの
連携体制を整備し、干ばつに全力をあげて対応していくことになりました。
農林畜産食品部によりますと、ことし1月から5月までの降水量は158ミリで、平年の56%にとどまっています。また、
農業用貯水池の全国平均の貯水率は64%で、平年の8割程度となっているということです。
気象庁は6月から8月までの降水量が平年と同じか、少なくなると予想しており、全国的に干ばつに見舞われることが
懸念されています。
農林畜産食品部は、干ばつが解消するまで「干ばつ対策状況室」を設置し、対応に当たるとしています。
27日午前、貯水率38%となった忠清北道鎮川郡の草坪貯水池では、日照りによって亀の甲羅のようにひび割れが生じた池底があらわになり、水上に浮かんでいたはずの釣り小屋が陸上にある。