上海で開かれたDiorのファッションショーに旭日旗ドレス登場?中韓ネットから非難の声
2018年4月2日(月) 20時50分 Record china
2018年4月2日、韓国・インサイトが「フランスの有名ブランドDiorが、2018 S/Sシーズンのファッションショーで旭日旗を
連想させるドレスを公開した」と報じ、韓国のネット上で物議を醸している。
記事によると、ファッション専門メディアの「ファッションウィークデイリー」は29日(現地時間)、中国・上海で同日開かれた
2018 S/Sコレクションの様子を紹介した。今シーズンのメインコンセプトは「赤」で、赤をポイントにしたさまざまなドレスや
衣装がランウェイを飾ったという。しかし記事は「ファッションショーに参加した人たちは明るく笑うことができなかった」と
伝えている。その理由について「あるドレスが物議を醸したため」とし、「ファッションショーに登場したドレスの中には
戦犯旗である日本の旭日旗を連想させるデザインが含まれていた」と説明した。そのドレスはアイボリー色ベースで、中央から
赤いラインが放射線状に広がるデザインだったとのこと。
これがファッションショー後の中国で議論を呼んだことを受け、Dior側は「戦犯旗ではない。赤い色をポイントにしたデザインの
うちの1つ」と釈明したそうだが、記事は「いまだに非難の声が相次いでいる」とし、中国のネットユーザーのものとして
「(旭日旗は)ナチスのハーケンクロイツのようなもの。許せない」「『日本の戦犯旗はデザイン』と説明する論理を理解できない」「日本との歴史的な痛みを共有する中国で、そういうものは礼儀に反する」「誰が見ても戦犯旗」などのコメントを紹介している。
また、この記事を見た韓国のネットユーザーからも
「よりによって中国でのファッションショーで?配慮が足りない」
「好きなブランドだったのに!失望した」「気分悪い。それに戦犯旗じゃなくてもデザイン的にがっかり」
「もうDiorの商品は買わない」「どう見ても戦犯旗が浮かぶ。よく考えてデザインすべき」
「ドレスを見た瞬間、自然に目が吊り上がってしまった」
などため息交じりの声が上がっている。