また、118番元素は同研究所核反応研究室主任のユーリイ・オガネシャン博士の功績を称え、「オガネソン」の名称が挙がられた。
メンデレーエフの周期表にはさらに2つの元素が加えられる。やはりIUPACが名称の選定にあたっており、
113番元素は日本にちなみ「ニホニウム(Nh)」、
117番元素は米国テネシー州にちなみ「テネシン(Ts)」の名が提案されている。
新元素の正式名称決定に先立ち、11月8日まで討議が行われる。
113番::ウンウントリウム・・・ニホニウム
2003年8月、ロシアのドゥブナ合同原子核研究所とアメリカのローレンス・リバモア国立研究所による
合同研究チームがアメリシウムとカルシウムからウンウンペンチウムの元素合成に成功し、翌2004年2月、
そのα崩壊の過程で0.48秒間、ウンウントリウムを観測したと発表したが、命名権は得られなかった。
理化学研究所は113番元素の新名称として「ニホニウム(Nihonium)」(元素記号:Nh)と命名
115番::ウンウンペンチウム・・・モスコビウム」
2004年2月2日、ロシアのドゥブナ合同原子核研究所と
アメリカのローレンス・リバモア国立研究所の共同研究チームが、 カルシウムを
アメリシウムと衝突させて生成に成功したと発表した。
ウンウンペンチウムは元素名:モスコビウム(Moscovium )、元素記号:Mc とされた。
これはドブナ合同原子核研究所の所在地であるモスクワ州(モスクワ市ではなく)にちなんだ命名
2015年12月、IUPACは、IUPAC/IUPAP の合同作業部会が117番元素の発見を承認し、
115番元素とともにドゥブナ合同原子核研究所とアメリカのローレンス・リバモア国立研究所、
オークリッジ国立研究所の共同研究チームが命名権を獲得したことを発表した。
オークリッジ国立研究所、テネシー大学、ヴァンダービルト大学といった研究機関が集積する
テネシー州にちなんでTennessineという名と Ts という元素記号
118番::ウンウンオクチウム・・・オガネソン
2002年、ロシアのドゥブナ合同原子核研究所でカリホルニウムとカルシウムから元素合成された
ウンウンオクチウムは、超アクチノイド元素の研究に大きな貢献があったユーリイ・オガネシアン
(1933年生まれ、ドゥブナ合同原子核研究所のフレロフ核反応研究所の主導的研究者)の名にちなみ、
Oganessonという名、Oganessonという名と Og という元素記号
日本の新元素も米国、ロシアも研究していたので危なかったのですね。実験では米露が先に見つけたそうですが
日本が3個の生成に成功したので命名権取得となりました。
日本発見の新元素になってなによりでしたが、世界の科学は凄いという認識をもたないといけないと思いました。
日本の報道も我が国ばかり称えずに、同じような研究をし新元素を発見した米国、ロシアも称えるべきです。
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