トランプ関連3連発
11月に行われる米大統領選で共和党からの指名を確実にした実業家のドナルド・トランプ氏に対する「不支持率」が出馬表明後では最高の70%に達したことが16
日までに明らかになった。
米紙ワシントン・ポストとABCニュースによる世論調査によれば、米国人の成人10人に7人はトランプ氏に対して否定的な見方をしていた。
数週間前には支持率が右肩上がりだったことを思えば大きな風向きの変化だ。
トランプ氏に対して好意的な考えを持つと答えた人は29%にとどまった。特にヒスパニック系で見ると、否定的な見方をしている人は89%に上った。
一方で、民主党の候補指名を確実にしているヒラリー・クリントン前国務長官もさまざまな問題を抱えているが、支持率についてはトランプ氏ほどの差はなさそうだ。
クリントン前長官を好意的に見ている人は43%だったのに対し、否定的な見方をする人は55%だった。
ABCニュースは、今回の結果について、トランプ氏とクリントン氏は2大政党の指名を受けるのが確実な大統領候補としては1984年以降、最も人気のない組み合わ
せだとの見方を示した。
トランプ氏は、メキシコ系であることを理由に判事を批判したり、イスラム教徒の入国禁止を再度主張したりしたことで、
民主党のみならず共和党内部からも批判を浴びていた。
一方のクリントン氏は指名レースをほぼ終え、オバマ大統領ら党の大物たちの支持も取り付けた。
世論調査は8日から12日にかけて、無作為に選んだ全米の1000人の成人を対象に固定電話や携帯電話で実施した。
誤差はプラスマイナス3.5ポイント。
トランプ氏、急に下がってしまいました。ヒスパニック系89%不支持って・・・・クリントン氏はヒスパニックには強いんです。
これで選対委員長解任劇があったのですね。
現在は低いながらもクリントン氏がややリードです。
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