和歌山県で院内感染か。新たに患者ら3人感染
2020年2月16日 日曜 午前6:19 FNN PRIME
和歌山県は、新型コロナウイルスの感染者が相次いでいる県内の病院で、医師や患者など
新たに3人の感染が確認されたと発表した。
和歌山・湯浅町の済生会有田病院では、50代の男性医師と、ここに一時入院していた
70代の男性患者に、新型コロナウイルスへの感染が判明していた。
県がほかに感染者がいないか調べたところ、感染した医師の同僚の男性医師(50代)と
その妻(50代)、また、入院している患者(60代)の、あわせて3人の感染が新たに確認された。
県によると、この入院患者は、初めに感染が確認された医師と接触があり、院内感染と
みられるという。
和歌山県・仁坂吉伸知事は、「少なくとも、同僚にうつっていることは事実ですから」
と述べた。
これで、和歌山県内の新型コロナウイルスの感染者は、5人になる。
和歌山県は、肺炎の症状が出ていない病院の医師や患者などについても、16日から
優先順位をつけて検査を行うことにしている。