史上初のブラックホールの姿 世界の天文物理学者らが撮影に成功
2019年04月11日 00:06 SPUTNIK
プロジェクト「イベント・ホライズン・テレスコープ」(EHT)が史上で初めて
ブラックホールの撮影に成功したことを明らかにした。
同プロジェクトは数か国の8台の強力な電波望遠鏡が参加して行われている。
撮影に成功したのは地球からおよそ5300万光年離れた地点にある活動銀河M87の
ブラックホール。今まで直接見ることが叶わなかったブラックホールの映像は、米国国立科学財団の
組織した記者会見時に公開された。
"As with all great discoveries this is just the beginning" says @EHTelescope director Shep Doeleman #EHTblackhole https://t.co/RjpPjXDt0a pic.twitter.com/ulngkjkNcz
— Physics World (@PhysicsWorld) 2019年4月10日
ブラックホールとは光さえも飲み込んでしまうほど強力な重力の支配する時空間。
プロジェクトEHTは米国、仏、メキシコ、チリ、スペインをはじめとする諸国の8台の
電波望遠鏡が協力して行われている。
2017年4月に電波望遠鏡から得られたデータの処理には2年の歳月が要された。