スペインのテレサ王女が新型肺炎で死去…ヨーロッパの王室で初
2020.03.31 Tue posted at 11:04 JST CNN
スペインのマリア・テレサ王女。新型コロナウイルスに感染して亡くなった
(CNN) スペインのマリア・テレサ王女が新型コロナウイルスに感染して死亡した。
86歳だった。シクスト・エンリケ王子が明らかにした。世界の王族で新型コロナ
ウイルス感染による死亡が確認されたのは今回が初めて。
マリア・テレサ王女ブルボン・パルマ家の一員で、スペイン国王フェリペ6世の親戚に
あたる。王女は26日、パリで亡くなった。葬儀はマドリードで27日に行われた。
フランス当局によれば、29日時点でフランスでの新型コロナウイルスによる死者は
2606人。感染が確認されたのは4万174件だった。
王族では、英国のチャールズ皇太子も新型コロナウイルスの検査で陽性と診断され、
その後、自主隔離を行っている。