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米、最新鋭戦闘機F35調達費が最安値に

2018-09-30 05:49:23 | 軍事・兵器・訓練演習・自衛隊

米、最新鋭戦闘機F35調達費が最安値に

2018.9.29 17:27  産経新聞

米空軍のF35A最新鋭ステルス戦闘機=2017年11月、沖縄県の米軍嘉手納基地


 米国防総省は28日、最新鋭ステルス戦闘機F35、141機を計115億ドル(約1兆3千億円)で

調達することで、製造元のロッキード・マーチンと合意したと発表した。

これまでの調達で最安値となり、空軍仕様で航空自衛隊も導入したF35Aは1機当たり約8920万ドル

(約101億円)となり、初めて9千万ドルを切った。


 ロッキードの担当者は28日、2020年までにF35Aの調達費を1機当たり8千万ドルまで

値下げする意向を示した。


 米政府監査院(GAO)は昨年、F35の維持費が60年間で1兆ドル以上になるとの試算を発表。

トランプ大統領は調達計画を「制御不能」と批判し、米軍は価格を抑制しなければ、調達機数を減らす

必要があるとしてロッキードに値下げを迫っていた。


 F35Aは前回調達時と比較して5・4%減。海兵隊仕様のF35B、海軍仕様のF35Cも、

それぞれ5・7%、11・1%減となった。値下げを受けて日本が調達を拡大する可能性もある。



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