「目が見えてないのか」 北朝鮮がICBMを認めないロシアを批判
August. 11, 2017 10:07 東亜日報
「ロシアは本当に目が見えているのか、でなければ目が見えないふりをしているのか」
北朝鮮が「火星14」を中距離弾道ミサイル(IRBM)と評価するロシアに「目が見えていないのか」と批判した。
北朝鮮国際問題研究院のリ・チョルホ研究士が9日、「私たちの大陸間弾道ロケット(ICBM)発射の成功を太平洋を渡って
米国も受け入れているのに、どうしてロシアだけは中距離弾道ロケットに映っているのか」と非難したと、朝鮮中央通信が
10日付で伝えた。「国際社会が一様に認める厳然たる現実をロシアだけは目も見えず耳も聞こえず、片意地をはっている」と
主張した。
これに先立ち、ロシア国防部は先月28日、声明を通じて、「(ミサイル攻撃警告システムで追跡した結果)火星14が高度681キロまで
上がり、732キロ飛翔した」とし、北朝鮮の主張に反して中距離ミサイルと判断した。米国や韓国は、北朝鮮のミサイルを高度3700キ
ロ、飛行距離1000キロのICBM級と推定した。
リ氏は、「国連の『制裁決議』採択にブレーキをかけようとしたロシアが、突然、米国の船に飛び乗ってトランプの『感謝』まで受けたのを
見て、中距離弾道ロケットと言い張る彼らの本心は察してあまりある」批判した。
結局、ロシアが北朝鮮ミサイル技術を低く評価し、米国の東アジア介入を遅れさせ、北朝鮮をテコに米国と交渉しようとするということ
だ。
最後に「大国でありながら大国としての扱いを受けることができない今日の現実が永遠に宿命になるだろう」とロシアを非難した。
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露国防省 北朝鮮のミサイル発射の詳細を発表
017年07月29日 17:21 SPUTNIK
ロシアのミサイル攻撃警告システムが朝鮮民主主義人民共和国領内からミサイルが発射された事実をキャッチした。
露国防省は発射されたのは中距離型弾道ミサイルだったと説明している。スプートニクが報じた。
「7月28日、モスクワ時間17時40分頃(日本時間23時40分頃)、トンチャンドン(東倉洞)発射基地から弾道ミサイルが発射され、
ミサイル攻撃警告システムがこれを追跡した。」露国防省はこう発表した。
同省の確認したところではミサイルはロシアとの国境とは逆の方向に発射されており、ロシアには危険を及ぼしていない。
同省の発表では、ミサイルは高度681キロまで達し、732キロを飛行した後、日本海中央部に落下している。
防衛省の「発射の可能性」についての発表後、しばらくして日本政府も菅官房長官がミサイルが実際発射されたことを断定した。