「おはようございます。」「お疲れ様です。」
私達は色々な人とコミュニケーションをとりながら生きている。
人と人との繋がり、人から人への気配り、人の心の温かさ、これらはロボット(AI)ではわらないことである。では、言語が違えばどうだろう。我々は、その言語を勉強しないと相手が何を伝えたいのか分からない。だから、必死で英語やドイツ語、中国語、韓国語など相手が日常で頻繁に使用している言語を勉強する。これは、あくまでも日本人ではなく海外の方とコミュニケーションをとる場合だ。
もし、どうしても伝えたいと思っている対象が人ではなく木だったら、森林だったらどうだろう。彼らは言語を話せない。でも必死で誰かに何かを伝えようとしている。我々人間はどうしたら彼らの気持ちを汲み取ることができるだろうか。恐らく彼らは、土壌や、下草の状態、生息している生物、木の樹皮や樹冠などから森林の状況を我々人間に伝えようとしている。
地域が違えば森林の状態だって変わってくる。北海道地方と九州地方では全く同じ森林管理の方法をとっているはずがない。そもそも森林内に生えている樹種も違えば、土地の気候や傾斜度合いも違うのだから。
だからこそ、我々人間が森林の健康状態にいち早く気づき、必要がある場所には人の手を入れ森林を整備していかないといけない。森林が一生懸命、声を上げている、その声に我々は応えなくてはいけないのではないだろうか。
第一次産業である林業、今、この業界で多くの女性が活躍していることを皆さんご存知だろうか。そして、海外の女性からも日本の林業の魅力を発信いただいている。林業は男社会、女は必要ないと言われていた時代もあった。だが、そのような考えはもう古いと私は思う。今や、高性能林業機械やドローンも普及しつつあり、女性も働きやすい業界へと変わっている。
性別や年齢、人種を問わず皆が一丸となって日本の森林を守っていきたい、皆で一緒に日本の林業を盛りあげていきたいと私は強く思うのだ。
3K(きつい、汚い、きけん)と言われてきた林業業界。この考えから脱却し、自然や森林と一体となりワークライフバランスを実現できる魅力ある業界へと生まれ変わる時が、今まさに訪れようとしている。
(参考動画)
・①(森ジョブ)森林技術者の仕事と暮らし/長谷川優美(林業女子)
・②(Jチャンいわて動画)シリーズSDGs to 未来 林業に励む若手女性
・③愛媛の林業はいかがでしょう?東京から愛媛に移住。女性フォレストワーカー。
・④つなごう。「豊かな森を、つなぎたい。」(2分ver.)
Lillyさんが日本の林業について動画で発信されています!
・⑤日本の林業の現状を変えたい!林業女子デビューをします!Forestry Gift Debut in Japan
林野庁HP→林業における女性の活躍:林野庁