世界にはたくさんのお祭りや大会がある。
制限時間内に自分の顔にどれだけの「メガネ」をかける事ができるか競ったり、「ゲタ」をどれだけ遠くに飛ばせるか競ったりと、世の中には沢山のユニークな大会がある。
では、「世界伐木チャンピオンシップ」をご存知だろうか。最初にお伝えしとくが「チェーンソーマン」とはなんら関わりはない。選手達のチェーンソーや林業への熱い想いが伝わる大会だ。
この大会は、チェーンソーの技術や速さを競う大会で大会種目は全部で5種目ある。
「伐倒競技」「ソーチェン着脱競技」「丸太合せ輪切り競技」「枝払い競技」どれも林業の技術として必要になってくるものだ。今年の「世界伐木チャンピオンシップ」レディースクラスで、「丸太合わせ競技部門」において日本人女性が金メダルを獲得した。
大会に向けて彼女は、世界大会経験者に弟子入りし、週末はジムトレーナーオリジナルの必勝メニューで、大会前日まで入念に準備していたのだろう。彼女のチェーンソーに対する愛、日本林業に対する熱い情熱がなければ、ここまでのことは出来ないだろう。
迫力を感じる大会、この大会を通じて林業という次世代へ繋ぐ未来への森づくりに少しでも興味を持っていただけたら嬉しい限りだ。