嵐・松本潤、30歳突入で心境に変化「人に 与える影響考える」
2013年09月19日 14時40分
人気グループ・嵐の松本潤(30)が19日、東 京・渋谷のNHKで自身が主演するドラマ『はじ まりの歌』(9月23日放送、後7:30~8:43)の 試写会に出席した。先月30日に誕生日を迎え、 30代に入ったばかりの松本は「自分が人に与え る影響考を考えながら、自分自身も楽しめたらと 思うようになった」と心境の変化を語った。
同ドラマで、故郷の家族や小学校時代の合唱仲 間、合唱コンクール出場を目指す小学生たちに触 れ、自分を見つめ直す主人公・航を演じた松本。 劇中にも「子どもたちの笑顔を見るのが楽しい」 というセリフがあり、「30代に入って、自分よ り若い世代、子どもたちが少しでも笑顔になれる 瞬間だったり、気持ちが前向きになるような手助 けになったりしたらいいなと心がけて、一つひと つの仕事をやらせてもらっています。その辺が、 20代前半とは違うところですね」と打ち明け た。
山口県萩市の美しい自然と歴史ある街並みを舞 台にした同ドラマでは、ピアノが弾けて、職業は フリーカメラマンという役設定だったため、撮影 に入る前からピアノの練習に励み、「カメラもど ちらかというと撮られる側なので、(カメラマン の)大変さを感じましたが、苦労というより楽し みながらやらせていただきました」と振り返っ た。劇中に登場するカットの中の一部は実際に松 本が撮った写真も使われている。
同ドラマは、今年NHK全国学校音楽コンクー ル(Nコン)が80回目を迎えることを記念して、 小学校の部の課題曲「ふるさと」をモチーフに制 作された。同課題曲は2010年の『第61回NHK紅 白歌合戦』のために制作され、嵐が出場歌手とと もに歌った曲。Nコン課題曲として、新たな歌詞 が書き下ろされ、劇中でも同曲が効果的に使用さ れている。
松本は「歌を聴いて、一瞬にして記憶がよみが えったり、未来を信じて前に進もうと思えたり、 歌にはたくさんの力があると思いますし、僕自 身、歌に救われたり、背中を押してもらうことも たくさんありますが、歌を歌う仕事もやらせても らっているので、歌を通して人とコミュニケー ションとれたらいいなと思います。歌にはその力 があると信じています」と歌の魅力も話してい た。