鬼海カルデラ噴火で起きていたこと、その真相はほぼ5000年間の空白と言うことになる
それほどまでの災害であったのに、
図 年表
この噴火は7355年前に発生して
この10000年前からでは世界最大であったというように
西日本は弥生開始まで縄文文化は失われていた
縄文時代と云うのは東日本のことで
西日本には数えるほどのキャンプしか無かった
図 ケツジョウ耳飾り
これから分るように現在の認識は
何故西日本に無いのか疑問と言うだけで
考古関係者は鬼海カルデラ噴火による西日本の
壊滅を認識できていないのではないか
それは次のものからもーーーーーーー 縄文時代は、東日本に遺跡が多く、西日本では少ないといわれているが、このような縄文文化の西と東の差異は、縄文時代中期から後期にかけて明瞭化する。この差異は、気候によるものだけではなく、農耕を含む生業の相違やそれにともなう社会組織の差異も反映したものであろう。
https://umdb.um.u-tokyo.ac.jp/DPastExh/Publish_db/2000dm2k/japanese/02/02-09.html
広い視野で縄文時代を見る 縄文文化 ? 西本 豊弘 ? から
図 縄文時代の遺跡
西日本には数えるほどしか無い
図 土偶
土偶は前期から作られるようになったもので
西日本には存在しなかったということは、
西日本は前期以後に発展していないことを示している
図 土偶の全国分布 西日本は存在しないので端折られている。
図 土器形式
縄文時代とは前期と中期が主になり、ほぼ東日本のものだけである
草創期と早期までは北海道を除いて断絶は無い
西日本の土器は取り上げるだけの質が無いということになる
弥生時代まで西日本には、取りあげるほどのものは無かった。西日本は早期には、最先端で発展していたものが壊滅して、弥生時代になるまで遂に回復しなかった。
図 縄文の国々
縄文時代には災害が起きても財政力は無いので、復興は残った人と新天地を求めてきた人だけでは、復興できなかった。
これは今予測されている南海トラフ地震による災害を受けたとき、能登半島に今見ているように、どうなるのかを現前させるものではないか。今のままでは縄文時代の再現となってしまうのでは無いか。