春夏秋冬 山へ登ろう!

里山ハイキング・テレマークスキー・ゴルフについて綴っています

金峰山(2599m)登山 2013-6-10 百名山#37

2013-06-18 | 日本百名山シリーズ

梅雨に入っても好天が続くので日本百名山巡りに秩父へ出かけた。

今回は秩父の百名山 瑞牆山・金峰山・大菩薩嶺の3つを狙ったが、残念ながら台風3号の影響もあって東海地方は先週の週間天気予報から大きく外れてしまい、6月10日に金峰山、11日に瑞牆山 と2山だけ登頂できた。

マイカーで6月9日(日)の11時頃に姫路を出発、夕方5時には中央道諏訪湖SAに到着、温泉に入って車中泊。

翌10日は朝6時に諏訪湖SAを発ち、須玉ICを降りて瑞牆山荘に到着。

トイレ横のPに駐車して準備出発。

平日だが百名山とあってここだけで10台ほどの車が停まっている。

予定では今日金峰山に登り、頂上直下の金峰山小屋泊の予定で、明日はそのまま瑞牆山に登るつもりだったが、明日の天気予報が雨だったので金峰山は日帰りとし、明日の朝の天気しだいで瑞牆山を決めることにした。

距離は往復で約12km、標高差として1050mを歩いたので下山時は結構疲れた。

大日小屋付近から上には登山道脇に石楠花が咲いていて大きなピンクの花が和ませてくれる。

稜線からは岩場歩きで結構時間がかかる。

残念ながら曇りで眺めが良くなかったが、ヨコハマの単独登山者の方といろいろしゃべりながら楽しく登山できた。

ネット上で飛び交っていた「富士見平小屋」の幽霊の噂については、昼間だったせいか小屋の外観もきれいであり全く信じられない。

テン場には幕営している人もいて幽霊は単なる噂だろうと。

日帰り登山になったが、百名山37座目をゲット!! (*^。^*)


1.山行日 2013年6月10日(月)

2.山名   金峰山(長野県では”きんぽうさん” 山梨県では” きんぷさん”)

3.標高   2,599m

4.位置  長野県南佐久郡川上村、山梨県甲府市

5.山系  奥秩父山塊

6.メンバー 単独

7.ルート・行程

  

  ◎ルート図(GPS軌跡)・・・クリック拡大

  

 ◎ルートグラフ図(GPSグラフ)・・・・クリック拡大

  

8.ビデオ・写真

 ◎ショートムービー

  

 

 ◎写真

 瑞牆山荘から出発。

 

 

 平日だが結構登山者の車が停まっている。

 本来の無料Pは写真の左手を100m登ったところ。

 

 

 これが登山道入り口。ミズナラの木が多い。

 

 

 富士見平に到着。

 この小屋は過去に事件があり、幽霊が出るとの噂がネット上で

 飛び交っている。単なるイタズラでしょうが、過去の事件は事実。

 ここからは瑞牆山への分岐で、テン場もあることから休憩している人が多い。

 小屋は予約必要で寝具要で素泊まり2500円とか。

 

 

 富士見平から大日小屋を目指す。

 

 

 大日小屋付近からは石楠花が登山道脇に現れてくる。

 ピンクの大きな花が綺麗だ。

 

 

 大日小屋付近から見た瑞牆山。岩の塊だ。

 

 

 無人の大日小屋に到着。テン場もある。

 

 

 だんだん岩場歩きになってくるが、写真のように頼りがいがなさそうなロープが見られる。

 

 

 大日小屋から上の登山道には更に石楠花が多い。

 石楠花を見に来たと言う単独の女性登山者いわく、「去年より1週間早いので満開ではない」と。

 

 

 約3時間で稜線に辿り着くが、ここからは岩稜帯となり頂上まで1時間の道のり。

 眺めを期待したが曇りで殆ど周囲の山は見えず残念。(>_<)

 

 

 岩稜帯ピークの先にやっと頂上が見え始めてガンバっ!

 

 

 金峰山頂上2599mに到着。

 百名山37座目ゲット!!!の記念写真。

 

 

曇っていて残念だったが雨は降らなくてラッキーでした。

明日は瑞牆山へ登れるか。

END

 

 
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鳥海山(2236m)スキー登山 2013-5-15~17

2013-06-02 | 日本百名山シリーズ

5月14日の月山登頂後に鳥海山の秋田県側麓へ移動し祓川ヒュッテ(無人)で宿泊。

翌15日に最短と言われる矢島口ルートからスキー登山した。

翌16日は天候の関係で休息日とし、17日には山形県側湯の台口の林道から上れるところまでと言うことで2本のルートを計画実行。

●今回の鳥海山2つのルート図・・・・クリック拡大

 

矢島口ルート記録

1.山名 鳥海山(新山・2236m)

2.山行日 5月15日(水)

3.メンバー 太子山岳会 MATさん HITさん KAG  3名

4.形態 スキー登山

5.ルート

 ●祓川ヒュッテから矢島口コースで七高山を目指し、外輪から鳥海山頂上まではアイゼン歩行で到達。

 ●ルート図・・・・クリック拡大

  

 ●上り標高差 1030m

 ●上り所要時間/距離  3時間17分/4.5km(七高山まで)  29分/510m(七高山~鳥海山)

 ●下り所要時間      1時間11分(七高山から祓川ヒュッテまで)

6.コメント

祓川ヒュッテではかなりの強風だったが上り始めると風の影響はあまりなく、3時間ほどで七高山に到達。

アイゼンに変えて外輪の岩を辿って30分ほどで新山(鳥海山)へ到着。頂上標識を探し回って岩の上に発見。

証拠写真を撮って日本百名山36座目をゲット!!!(^^)!

七高山まで戻っていよいよスキー滑走。

雪の量は十分で雪質もザラメでスキー滑走には問題なし。

急斜面を一気に300mほど滑って一息ついていたところ落雷3発。1発は閃光が目の前で鮮明に見え、向こう斜面では登山者が雪原に一斉に寝そべって退避。

こちらは七釜避難小屋目指して一目散に滑りおりて生きた心地がしなかった。(>_<)

せっかくのおいしい斜面を楽しむ間もなく避難小屋へ逃げ込むことになった。

落雷当時に頂上に居た人も無事に避難小屋へ退避、落雷と同時に電撃を体感したと言うくらい近かったようだ。

避難小屋で20分くらい休んで、後は天気回復し残りルート半分をテレマークで楽しませてもらった。

祓川ヒュッテで休憩と荷物整理後に、今夜の宿「国民宿舎 鳥海荘」へ移動し温泉・料理を楽しんだ。

7.写真・ムービー

 ●ショートムービーはこちらYouTubeから

   (5月15日・17日 2日分をまとめたもの)

 ●写真サムネイル・・・・クリック拡大

  

  

  

5月15日(水)の矢島口ルートは良かったが、落雷3発が余分だった。命あったのは幸い((+_+))

 

【5月17日 湯の台温泉山形県側ルートの記録】

1.山行日 5月17日(金)

3.メンバー 太子山岳会 MATさん HITさん KAG  3名

4.形態 スキー登山

5.ルート

 ●鳥海高原 家族旅行村に前泊し、湯の台温泉付近で林道に入り、通行止めの標識あるが車は通過できるので

  そのまま積雪が出始める地点まで進み駐車。

  林道を約1時間シールと担ぎを繰り返しながら進み、以降は樹林帯を滝の小屋目指して上る。

  滝の小屋からはほぼ直登ルートを取り、行者岳方向へ進み、時間を見て標高1715m地点で途中下山とした。

 ●ルート図・・・・クリック拡大

  

 ●上り標高差 1013m

 ●上り所要時間/距離  5時間24分/7.3km(標高1715m地点まで)

 ●下り所要時間      2時間1分

6.コメント

前泊の鳥海高原家族旅行村(ロッジ)は6人/1棟 8,000円/1棟で調理道具も全部揃っていて暖房もあり自炊したい人にはもってこいだが、唯一の問題はカメムシがいっぱい。

暖房を入れると眠っていたカメムシ君が室内を飛び交うくらい多かった。仕方ないので暖房を入れずになんとか凌いだ。

朝7時まえに宿を出発し林道を車で標高600m付近まで進めた。林道入口には通行止め標識とバリケードがあるが、ちゃんと車1台が通過できるスペースが確保されていて問題ない。

積雪が出始めた地点で駐車し、林道の積雪上をシールで歩くが、直ぐに雪が途切れてスキーを履いたり脱いだりで結構疲れるし時間を要す。

林道1時間ほど歩いて樹林帯へシールで突入、ガスで先が見えないながら滝の小屋を目指して進む。

途中、宮様コースとか言う樹林を切り開いた部分があり、そこを進んでいったがガスが濃くなり滝の小屋直前でホワイトアウト状態。

GPSに頼りながら何とか藪漕ぎしながら滝の小屋を見つけて到着。ヤレヤレ((+_+))

営業はしていないが、大きな小屋でトイレも立派でここを拠点に山形側からの鳥海山を楽しむには好都合だ。

休憩している間にガスが綺麗に晴れ、ピーカン状態に好転。

頂上は時間的に無理と判断、行けるところまで行くことで大雪渓を目標に登っていった。

時間的には12時を目標にしていたので標高1715m地点で下山開始した。

雪質は1昨日の矢島口ルートよりもしっかりしたザラメ雪で斜度もちょうど良く滑走を楽しめた。

滝の小屋でランチ休憩した後は樹林帯を滑走下山したが、雪も多く密林ではないので結構楽しめた。

ただ、林道へ降りるとスキーを脱いだり履いたりで疲れる。

このルートは5月初めくらいまでが楽しめそうな気がする。

樹林帯の沢も雪で埋まっているだろうし、林道の雪もしっかりしているので上りもスキー脱着がなく下山も最後まで滑走できそうだ。

時間的にも体力的にも秋田県側の矢島口ルートと比べると厳しくなるが、林道の部分が何とかなれば樹林帯滑走も楽しいし是非頂上まで登ってみたい。

MATさん、HITさん 百名山お付き合い頂き大感謝です。

帰りの道の駅での幕営はびっくりですが楽しかったで~す( ^)o(^ )

7.写真です・・・・クリック拡大

  

  

最後に、今回の東北遠征スキー登山は何とか天気に恵まれて百名山も2座ゲットでき、山スキーのメッカを満喫できて

最高にハッピーでした。大満足~(#^.^#)

END

 

 

 

  

 

 
 
 
 
 
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東北 月山(1984m)スキー登山2013-5-14

2013-05-30 | 日本百名山シリーズ

太子山岳会MATさん HITさんの計らいもあって東北平日スキー登山に出かけた記録。

5月13日正午に姫路をMATさんのハイブリッドワンボックス車で出発、夜半3時頃に豊栄SAで仮眠し、朝7時頃に月山 姥沢Pに到着。

いい天気だ。

雪もたっぷりある。

リフト券6本分を1000円で他の人から譲ってもらい得をした。(通常は500円/本)

シール登高で約3時間で頂上直下まで到着したが、雪が途切れていてスキーを途中でデポし歩きで上る。

三角点を踏んで景色を眺め、軽いランチを取って下山開始。

スキーをデポした個所まで下りていよいよお待ちかねのスキー滑走開始。

最初は急坂だが適度なザラメ雪で快適に滑れる。

快適斜面は15分くらいで、以降はトラバース気味にスキー場リフトトップまで歩きに近い状態で面白くない。

リフトトップからはスキー場ゲレンデ?を滑走して終わり。

思ったほどは長く滑走できる斜面はなく、ルート図に示す登山道に沿って姥沢小屋まで滑るルートがいいかも。

天気は良く、快適な春スキーができ、P到着後着替えて明日の目的地鳥海町の矢島を目指した。

(後で気付いたが防水手袋を月山Pで落としたのが悔やまれる(>_<))


1.山名 月山(1984m)

2.山行日 2013年5月14日(火)

3.山行形態 月山スキー場リフト使用したスキー登山

4.メンバー 太子山岳会3名

  MATさん(アルペン) HITさん(アルペン) KAG(テレマーク)

5.ルート&時間

  ●P出発8:03→リフト乗場8:25→リフト降り場8:36=シール登高=スキーデポ10:48→頂上到着11:03=休憩=出発11:59→スキー滑走開始12:14→P到着13:35

  ●頂上まで4.9km 2時間58分    

  ●頂上からPまで4.7km 1時間40分

  ●ルート図(GPS記録)・・・・クリック拡大

   

6.写真・ビデオ

  ●頂上風景ビデオをショートムービー化したものです。

   

  ●写真はサムネイルをクリック

   

   

   

 

最後に、頂上直下からは雪が途切れるので時期的には5月初めまでがグッドか。

また、下山滑走ルートはリフト方面ではなくリフトの東側の沢へ滑り込むほうが長く滑れそう。

快適なスキー登山で、百名山35座目をゲットできた。

END


 

 

 

 
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八経ヶ岳(1915m)2012-11-3 百名山#34

2012-11-21 | 日本百名山シリーズ

2012年最後の日本百名山巡りとして近畿の最高峰 八経ヶ岳(1915m)に登る。

3連休を利用して八経ヶ岳と稲村ヶ岳を登る予定だったが、ゴルフの予定が入ったため日帰りで八経ヶ岳一山だけにした。

朝2:30頃に自宅発、姫路バイパス・第2神明・阪神高速・大阪環状線・西名阪自動車道 を経由して国道169・国道309号で道の駅「吉野路黒滝」に4:50頃到着。

10台くらいのマイカーがPキャンしているところへ仮眠30分とらせてもらった。

4時40分ごろ道の駅出発、天川村へ入り「みたらい渓谷」「天川渓谷」の狭い道をおよそ10km走ると「行者環トンネル西登山口」に到着。

既にマイカー30台は停まっていて道端に縦列Pさせてもらう。

風速が10m以上あり、気温3℃くらいで標高高いところには樹氷も見えており、ここまで寒いとは思わなかったのでアウターウェア的には貧弱だが冬手袋とビーニーは持参していたので6時35分に出発。

さすが百名山、紅葉見たさか登山者が多く、樹氷が出てくると山ガールはハイテンションな声を出して感動している。

確かに今の時期に紅葉と樹氷が同時に見えるのは珍しいか。

苔が綺麗で立ち枯れの木などどこか大台ケ原の山容に似た山だ。

2時間半ほどで弥仙小屋に到着、一面雪で真白。小休止して頂上へ向かう。

頂上へ向かうほど樹氷が綺麗で、これで晴れていれば

 最高だが残念ながら曇っていて写真は今一。

 

弥仙小屋から頂上へ約30分ほどで到着。

      証拠写真を1枚パチリ。

 

頂上の風景ビデオです。

 

弥仙小屋へ戻ってタマゴラーメンを作って腹ごしらえ。

寒いだけなので下山となった。

途中でひと際鋭い山を北部に見つけた。

   稲村ヶ岳だ。 

    

いつか登ってみたい。今回は日帰りmustにつき断念。

ひたすら下山して登山口ゴールは12時58分。

距離は10.8km  所要時間6時間22分  ピストンなら初心者でも楽に登れそうな百名山だ。

コースマップは次のとおり。・・・・クリック拡大。

 

往路に使った「みたらい渓谷・天川渓谷」は狭すぎて車が替われないとの心配があったが

通ってみてびっくり。朝通った道と違い紅葉が最高(*^。^*)

洞川温泉(どろかわ)に浸かって体を癒した。

帰りの車は往きと同じルートを返ったが阪神高速で渋滞、   

    夜8時に自宅着。11時間の日帰りマイカー登山だった。

◇写真集

END

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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甲斐駒ケ岳(2965m)2012-10-7<日本百名山 #33>

2012-10-15 | 日本百名山シリーズ

日本百名山巡り 33座目 甲斐駒ケ岳登頂記録。

1.登頂日 2012年10月7日(日)

2.山名 甲斐駒ケ岳(2965m)ピークハント 

3.メンバー 単独

4.天候 曇り

5.ルート

 戸台口(仙流荘)=長谷村営バス(南アルプス林道)=北沢峠(甲斐駒ケ岳登山口)⇒双児山⇒駒津峰⇒分岐点(直登ルート)⇒駒ヶ岳頂上⇒まき道ルート⇒合流点⇒駒津峰⇒双児山⇒北澤峠登山口=長谷村営バス(南アルプス林道)=戸台口(仙流荘)

6.ルートマップ・コースタイムは 次をクリック。

          

   全歩行距離:8.6km   所要時間:7時間58分

7.山行記

前日の恵那山登頂を終えて中央自動車道の駒が岳SAで車中泊し、朝2:30くらいに目が覚めたため早めの出発となったが朝4時過ぎに南アルプス林道バスの発着点である仙流荘に向かった。

5時頃には到着すると、第一Pは満車で河原の第2Pへ案内されたが、すごい車の数。

放送があり大混雑が予定されるため朝6時発の北澤峠行バスは5時30分くらいから乗員いっぱいになった時点で順次出発になるとのこと。

ハイドレーションの水や食材・行動食など準備で5時40分くらいのバスに間に合い、北澤峠登山口には6時40分くらいに到着し、甲斐駒ケ岳目指して6時45分くらいに予定より早く出発できた。

双児山までは前日の恵那山の疲れも考えてゆっくりペースで歩いたため休憩なしでいいペースで歩けたが、双児山直前で他の単独登山者と会話しながらの歩行となり少々ペースが乱れたため駒津峰でペースを上げて再び単独歩行に戻った。

駒津峰を出ようとすると、雷鳥くんが一羽登山道脇に居る。誰も気が付いてくれなかったせいか、「誰かわたしを映して」と言わんばかりになかなか逃げない。ポーズを取っているようにも見える。羽の一部が白く変化しているのが冬が近いのを感じる。

まき道と直登ルート分岐点ではかなり渋滞し、どうやら岩登りに不慣れな登山者が直登ルートを選択しているようで、なかなか先に進めない。グループで登山している人達の会話を聞いていると、何か先頭の人か誰か一人が「行ける行ける」と言うと一人だけ無理と言えない雰囲気があるのか、周囲から見ていると一つの岩を登るのに四苦八苦しているのに「結構楽しいですよね」とグループ人同士でなにか励まし合いながら登っているように思える。  まあ~もう少しスムーズに素早く登っていただきたい。

頂上は登山者でおおにぎわいだ。頂上標識の前には次から次と記念写真撮影が続き、ガスで周辺の景色が見えない状況で10分で下山することにして今度はまき道ルートを一目散に走り下りた。

駒津峰手前まで下りてやっと頂上付近が見えたが、岩が白い。光岳のようなほんの一部ではなく山全体が白く見える。

紅葉も綺麗だ。何枚か写真を撮る。

最終の林道バスが北澤峠を16時に出ると言うことで結構下山を急いだせいか予定より1時間早く14時36分に下山。林道バスは次は16時かと思いきや朝と一緒で矢継ぎ早に次々と出発して行く。フル運転だ。

お陰で15時40分には仙流荘Pに到着。「入野谷(いりのや)」(Tel:0265-98-1030)は仙流荘から南に10分ほど車で走った「市野瀬」にあるのでゼロ磁場の湯には入らなかったが温泉で体を休めることができた。

これでこの3連休で百名山2座ゲット。体力的に限界なので今夜はどこかのSAで車中泊と思って中央道に入ったが、中津川ICから土岐ICまで20kmの渋滞。駒ヶ岳SA下りで今夜は一泊することに。

お疲れ様でした。

◇ビデオ・写真

1)頂上直下の岩場を登る

2)甲斐駒ケ岳頂上の状況

3)駒津峰まで下山時の頂上を振り返った状況(少しガスが晴れて紅葉が見える)

 

 駒津峰付近で誰も気づいてくれなかった雷鳥を映してあげる。

 

 

直登ルートの難関一枚岩でもがく先行登山者。

 

下山時に少しガスが晴れて頂上を見上げる。

 

 

下山時の紅葉風景

 

 

 

頂上付近の岩は白い(写真の右側に僅か白い塊。これが頂上)

 

ガスで紅葉が見えなかったのは残念だが恵那山と甲斐駒ケ岳登頂できたので満足。

次の11月3連休の百名山が楽しみだ。

END


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恵那山(2191m)2012-10-6 <日本百名山 #32>

2012-10-11 | 日本百名山シリーズ

日本百名山巡り32座目として岐阜県中津川市の恵那山(2191m)に登った記録。

1.山名 恵那山(2191m)

2.2万5000分の1地形図 中津川・美濃焼山・伊那的場

3.メンバー 単独

4.登頂年月日 2012年10月6日(土)

5.ルート 神坂峠⇒鳥越峠⇒大判山⇒天狗ナギ⇒恵那山(往復)

6.GPSログデータ・GPSグラフ・・・・クリック拡大

  1)全歩行距離 15.25km  所要時間 8時間5分

        

   2)コースタイム

    神坂峠登山口6:56⇒鳥越峠7:51⇒大判山8:31⇒天狗ナギ9:09⇒恵那山山頂小屋10:41-11:23⇒頂上11:31⇒

山頂小屋11:48⇒天狗ナギ12:59⇒大判山13:33⇒ウバナギ14:07⇒神坂登山口15:02

7.山行記

10/6~8の体育の日3連休で日本百名山巡りを計画。1日目の10/6は恵那山をピストンで登頂。

10/5(金)の20:10に姫路の自宅マイカー発、中央自動車道の恵那峡SAに24:15頃着で車中泊。

翌朝6時頃に恵那峡SAを出発し中津川ICを降りて馬篭宿方面から神坂峠登山口に着。

登山口Pは当然無料で約15台くらいP可。

登山口は立看板もしっかりとあるが、またも横の舗装道へ入ってしまい約15分ほど歩いて気が付いて引き返したが、途中でGPSを確認すると登山道が車道に接近しているところから笹藪を無理矢理突っ切って登山道に合流。

空木岳の時と同じ失敗を繰り返してしまい、我ながら情けない。以後気を付けないと。

登山道はしっかりしていて道票もしっかりしているので迷う個所はない。

最初は登り下りは緩いが大判山を登り下ってからは急坂となり尾根まで1時間40分はきつい登りが続く。尾根からはほぼ平坦な登山道を約30分歩くと「恵那山山頂小屋」に辿り着く。

10人くらいの登山者が食事をとっていたので少し時間が早いがラーメンを作って昼食をとった。

頂上三角点はこの小屋から更に10分くらいの所に位置したところだが眺めは良くない。御嶽山や乗鞍岳が近くに見えるが、曇っていたせいか北アルプズでは見えなかった。

ただ、尾根道はドウダンツツジの紅葉が多く見られたのが幸いか。

下山はピストンしたが最後の鳥越峠からの登り返しが結構ながくて体にこたえ、8時間の長時間歩行もありフラフラになりながらPに到着。

ちょうど15時到着で予定より30分早い到着となり日帰り温泉「クリアリゾート湯舟沢」に立ち寄って温泉で体を休めた。

無事に日本百名山32座目をゲット。

明日の甲斐駒ケ岳を目指して中央道を駒ケ岳SAに移動し今夜も車中泊。(19時頃だったがSAは満車状態)

◇頂上ビデオ

 

◇尾根登山道の紅葉ビデオ

 

◇神坂峠P

 

◇登山道看板

 

◇写真右側尾根伝いで左端の頂上を目指す。遠い~。

 

◇大判山を望む

 

◇崩落も結構大きい

 

◇こんな紅葉も見られる。

 

◇山頂小屋付近(三角点からは10分くらい)

 

◇御嶽山が近い

 

END

 

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中央アルプス 空木岳(2864m)に登る 2012-7-22

2012-08-14 | 日本百名山シリーズ

2012年7月21日(土)~23日(月)の3日間で中央アルプスの空木岳(日本百名山)に登ってきた。

池山登山口から空木岳までの標高差が約1700mあるので登りは荷物しだいだが所要時間7時間で少々きつい。

空木から木曽殿山荘までは岩場が多く、鎖場も数か所あり3点確保が必要なので初心者には厳しい。

山容としては、池山方面からは森林限界越えると”はい松”と花崗岩の石の風景で綺麗で優しい感じ。

頂上から木曽殿山荘へは、岩場が多く3点確保で下りる個所が多く傾斜もきつく、ガラッと山容が変わる。

ルートとして当初の予定は、2日目は木曽殿山荘から宝剣岳まで縦走し、ロープウェイとバス・タクシーで池山林道Pまで戻るつもりだったが交通費が約一万円余分にかかることと、帰宅時刻が午前2時くらいになるため断念してピストンに変更。

サラリーマンなので仕方ないか。(>_<)

以下、記録を残す。


◇メンバー 単独

◇小屋泊  自炊 木曽殿山荘・・・・予約必須。素泊まり5000円/ひとり

 アットホームで良かったが、山小屋としては珍しく完全予約制なので注意。

◇装備

 ・ザック Karrimor ride40(ハイドレーション)/ GPS GARMIN OREGON450/バーナー コッフェル 食器/食材/無線機

◇ルート

 ・池山登山口~小地獄大地獄~駒峰ヒュッテ~空木岳~木曽殿山荘 ピストン。

 ・GPSトラックデータ/グラフ

     

月/日

スケジュール

宿泊地

7/21(土)

(マイカー)自宅11:00=山陽道・名神・中央道=駒ヶ岳SA着19:00(車中泊)

駒ヶ岳SA

7/22(日)

 

中央道 駒ヶ岳SA4:00=駒ヶ根IC・・・林道駐車場5:32・・・ 池山尾根 林道終点登山口5:52→池山避難小屋6:49→大地獄・小地獄8:32→駒峰ヒュッテ12:05→空木岳(2863m)12:37→13:59木曽殿山荘着

木曽殿山荘0573-72-4380(澤木)

090-5638-8193

7/23(月)

 

木曽殿山荘発5:01→空木岳頂上6:38→駒峰ヒュッテ7:04→小地獄・大地獄9:26→池山登山口11:39→11:50林道P

 

 

マイカー→こまくさの湯(温泉)→中央道 駒ヶ根IC・・・・・・山陽自動車道 山陽西IC=自宅20:00

   

 

◇動画・写真

 ①空木岳まであと1時間半の位置にて。

 ②空木岳頂上にて。

 ③空木岳頂上から木曽殿山荘方面へ下り始める。

 ④2日目の朝、小屋出発後1時間、空木岳目指して登る。

 ⑤2日目の空木岳頂上にて。

写真です。・・・・クリック拡大

1日目は雨に遭ったが、2日目は壮大な雲海を眺めながらの下山でした。

今回のルートで最も危険を感じたところは、下山最後の林道終点広場への下山道で、45度くらいの急傾斜で滑りまわって1回尻もちをつけば10mくらいは滑落しそうな個所。

ハイキング道を迂回すれば全く問題ないが最短距離を欲張ったらいいことはない。

とにかく無事に下山。

登山を始めた数年前に職場のベテラン登山者から「とても危険なルートを登るんだ」と偉そうに言われたのを思い出して今更だがおかしくなってしまった。

次の百名山はどこにしようか?

END です。


◇百名山消し込みリスト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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御嶽山・乗鞍岳スキー登山 2012年GW

2012-05-02 | 日本百名山シリーズ

2012年ゴールデンウィーク連休を利用して春山スキー登山を計画実行した。


4/29は御嶽山(3063m)を王滝口ルートでスキー場”おんたけ2240”の駐車場からスタート。

標高差1400m、全距離14.5kmと厳しいスキー登山となり、且つ超ピーカンで冬装備なために日焼けと暑さでかなり疲労し、下山のスキー場での板脱着と歩きに時間を費やし下山時刻が予定より1時間近くオーバーした。

特に疲労が強く翌日の乗鞍岳スキーに不安が残る結果となった。

スキー滑走は王滝頂上からだったが、25度くらいの適度な斜面が約2kmくらい続いていて雪質は超ザラメだったが楽しめた。

田の原は斜度がなく、一部スキー場まで登り区間があり面白くない。

スキー場も車道が通っているためスキー脱着を数回にわたって迫られて煩わしい上に以外と時間を費やす。最下部ゲレンデは雪は殆どなくかつぎであるいた。

5月3日からは田の原登山口までマイカーOKらしいのでそれ以降に行くのがベター(距離が半分になる)

デジカメの電池をNi水素充電池にしたためかAFが効かずピンボケ写真でがっかり。

3000m級とは言え春山の紫外線対策はばっちりしないと疲労度が増すかも。(顔・首が真っ赤状態)

と言うことで御嶽山初登頂は散々疲れたスキー登山となったが百名山ひとつGET!

明日30日は乗鞍岳にGO! 

ルード(GPSデータ)・・・クリック拡大

      

◆全距離 14.4km(内 スキー滑走6km)  所要時間 9:50(内 スキー2:00)

◆写真

この1枚だけが携帯撮影分でまともな1枚(残りはデジカメピンボケ)

田の原登山口から。見よこのピーカン。

正面の尾根左が王滝頂上へのルートで、青色線がスキー滑走ルート。

 

 

赤線ルートがスキー滑走。(約2kmくらいある)

 

 

7合目くらいから王滝頂上までの斜面。雲ひとつなく快晴だが遠い。

 

頂上で1枚。

 

 

王滝頂上からスキー滑走斜面を望む。


4/30(日) 乗鞍岳(3026m)のスキー登山。

朝5時ごろに目覚める。乗鞍高原観光センターPは乗鞍の登山客の車中泊が50台くらい。

昨日の御嶽山の疲れは予想外に残っていない。身体中の筋肉痛も殆どない。自分ながら驚きだ。

寝不足感はあるがこれなら乗鞍登頂は問題ないので予定時刻より早めに7時ごろに三本滝ゲートのPへ向かう。

三本滝ゲートPは既に8割がた車が駐車しており、早めに来て良かった。

車のナンバーを見ても遠方も多い。さすが乗鞍だ、全国から来ている。

しばらくウロウロしていたら、東京の上野さんと無事合流。1年ぶりの再会だ。

準備を進めていると上野さんが「しまったシールを忘れた」と。

なんと言うことだ。ツボ脚で上がってもらうしかなく、励ましてあげる。

8時ごろに春山バスが空っぽで2台停留所に着。上野さんいわく今年は1台多いな。

バスの中では強制的に入山届を全員書かされた。乗務員から趣旨説明あったが声が小さくて意味不明。

位ヶ原山荘で入山届を係員に手渡して上野さんと共に出発。上野さんは久しぶりなようで位ヶ原の急坂を登り切ったところで一服。

ツボ脚で担ぎのせいか脚が遅い。自分から「とてもついて行けないので先行して」と。

悪いが今日は昨日と違い脚が良く動き、標高2500mを越えても息が上がらないし心拍も平常を維持し快調。

頂上直下には去年より40分も早く11時過ぎに到着。

30分ほど上野さんを待ったが全く姿が見えず、ツアーコースくらいまで滑って待つことにして頂上直下の急斜面にドロップイン。

0℃くらいまで冷えたせいか雪質はカリカリ。1ターン目でエッヂが外れて転倒。昨日のザラメシュプール跡が結構深くカリカリ状態で残っていて滑りにくい。去年の薄い新雪とは違い過ぎる。転倒するとかなり滑落するので慎重にターンしながら中腹まで滑走。

中腹からはカリカリが弱まってきたので快調にテレマークターンが決まるようになり一気に位ヶ原付近まで滑る。

位ヶ原で上を見上げると頂上直下の急斜面は誰も滑っていない、大雪渓のほうの斜面に黒い点となって多数の人が滑っている。

カリカリで頂上直下を避けているのかもしれない。去年はたくさん滑っていたはず。

ツアーコースに入ってから遅い昼食をとりながら上野さんを40分ほど待ったが現れず。先にPまで降りることにした。

三本滝からマイカーで下ると、約500m位の道路脇で黒い塊を発見。

なんと熊(クマ)ではないか。

ガードレールに手を置いて道路へ入ろうとしていたか、こっちの車に気が付いて白樺林の中へ消えて行った。

情報では聞いていたが10mほどの距離から見てしまいびっくりだ。

ハイカーが居てもおかしくない場所なので怖い。熊避けの鈴は絶対必要だが果たして熊が逃げてくれるか疑問だ。

 

ザラメ雪だがやっぱり乗鞍は一気に三本滝まで歩くことなく滑れるので本当に楽しい。昨日の御嶽山は25度くらいの斜面が2km位続くが歩きが入ったりするし乗鞍頂上直下のような急斜面がなく単調なので自分としては乗鞍のほうが好きだ。

第一、春山バスを使えば1200円で2時間強で登頂できる。

来年はもう少し早い時期に新雪を狙ってきてもいいと思う。

明日はチャオ御岳スキー場で職場の同僚2名と合流の予定だが体力的に今日が限界かも。もう60歳ですから。

観光センター前の温泉に入って身体を休めることに。今回も無事に2山スキー登山完了。ご安全に。

ルード(GPSデータ)・・・クリック拡大

     

◆全距離 8.4km(内 スキー滑走5.4km)  所要時間 4:50(内 スキー1:56)

◆写真

位ヶ原をハイクアップする人がこんなにたくさん。

 

超ピンボケ。トイレ付近から頂上斜面。

End

◆全体計画(予定)&感想 

  4/28

(マイカー)自宅11:10=山陽道・名神・中央道=中津川IC=道の駅木曽福島18:20=車中泊=28:20道の駅=おんたけ2240スキー場P29:15

道の駅車中泊(木曽福島)

0264-21-1818

4/29

 

ンタケ2240スキー場P6:10・・・田の原登山口7:50~8:20・・・王滝頂上11:50・・・剣が峰頂上12:35~13:07・・・王滝頂上13:43→田の原登山口14:31→スキー場P15:50

 

=マイカー=乗鞍高原観光センターP 19:00(温泉・車中泊)

乗鞍高原観光センターPで車中泊

4/30

 

乗鞍高原観光セP 06:30=マイカー=三本滝ゲートP 07:00-08:20春山バス乗車=位ヶ原山荘08:44-08:50・・・位ヶ原・・・肩の小屋10:20・・・剣ヶ峰(頂上)11:08-11:38・・・位ヶ原12:15・・・ツアーコース・・・かもしかゲレンデ・・・三本滝ゲートP 13:30・・・温泉・食事・・・20:00東海北陸道(関SA)

東海北陸道 関SA車中泊

 

以上

 

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南アルプス 光岳・聖岳 縦走

2011-08-29 | 日本百名山シリーズ

’11年8月夏休みの2回目の縦走登山として日本百名山の光岳から聖岳を選んだ。

選んだと言うより、我が山岳部のリーダーHITさんの百名山97座目の同伴登山だった。マイカーで姫路から移動し飯田ICで中央道を降りて「梨元ていしゃば」から「易老渡」へ移動、「聖光小屋」のPで車中泊した。

翌15日の早朝に「聖光小屋」Pからタクシー(たまたま飯田から客を乗せてきた)で「易老渡」へ移動し「易老岳」目指して急登した。

天気は雨は降らずだが、曇りが多く山の眺めは芳しくなかった。

「梨元ていしゃば」は今まで見たことない登山案内所で、登山グッズが置いてあり、無料の仮眠所まであるもの。

「易老渡」までの道は長く、未舗装が多く、雨で土砂の流出が見られすぐに通行止めが起きやすい。

「光岳」までは距離も長く疲れる。「光小屋」直前の水場付近ではクマがよく出没しており、今回もすれ違った登山者のかたが20mくらいの距離まで接近して遭遇したとのこと。小屋の主人の話では3歳で人慣れしているとのこと。こっちが通過した際はクマよけの鈴をならしていたために遭遇しなかった。

光小屋の食事は大変申し訳ないが量的に少なくてひもじかった。自炊のほうがいいだろう。(翌日の「聖平小屋」が対象的に量・質とも自分としては満点だったので尚更「光小屋」の食事を貧弱に思った。

2日目の聖平小屋までも長い。グラフを見てわかるようにいくつかのピークがあるので結構アップダウンがあり、結構疲れた。お花畑もあり、岩場より樹林帯が多く湿原・草原的な個所も多い。

「聖岳」は下でザックをデポしサブザックで登ったせいかそんなに厳しいとは思わなかった。ザレ場があるが危険な個所も全くなく、便ヶ島

への標高差2100mの下りさえなければ聖平からは容易に登れる山だ。

小屋泊の際の寝具が有料とのことで、マイシュラフを持参したが、聖平小屋はシュラフ付きの料金だった。それと、光小屋は寝床が板場で硬いためエアクッションとかあったほうが寝やすい。

とにかく HITさん 97座目の制覇 おめでとうございます!

以下、GPSログデータなど記録です。


◇写真集はこちらYouTubeから

◇聖岳の大パノラマ?写真はこちら YouTube から。 

 

◇3日間の全ルート図 3D版

 

 

◇3日間のGPS軌跡データ (総歩行距離:37.1km 累積標高:4,397m)

 

 

 

◇1日目GPS軌跡グラフ(歩行距離:10.5km 所要時間: 9:37)

 

 

 

◇2日目 GPS軌跡グラフ(14.2km  9:21)

 

 

 

◇3日目 GPS軌跡グラフ(12.3km  8:23)

 

 

 

 

 

 

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燕岳・常念岳 表銀座縦走

2011-08-12 | 日本百名山シリーズ


◇日程 8月7日(日)~8月11日(木)
◇メンバー 自分と妻 2名
◇縦走登山、小屋泊、自炊(食材持参)
◇マイカーで現地移動・タクシーで下山後移動。
 8月7日(日)自宅18:00=山陽姫路西IC・山陽道・名神・中央道・長野道・豊科IC=安曇野=中房登山口P29:30
 8月10日(水)一の沢登山口へ下山後にあらかじめ常念小屋から電話しておいたタクシーで中房登山口へ移動。(9900円)
 8月10日(水)中房温泉15:00=豊科IC・塩尻IC=塩尻市内コンビニ買物=塩尻IC=中央道(駒ヶ岳SAで仮眠)14:30=名神・中国道・山陽道・山陽西IC=太子市内=自宅8/11 11:00
 ※帰りの名神大山崎JCTから中国宝塚は約25km渋滞。

◇立ち寄り温泉 国民宿舎有明荘。登山口第一Pから車で1分。600円/一人。硫黄温泉・露天あり・のんびりできる。

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妻の希望で眺めが良くて簡単に縦走できるルートと言うことで選んだもので、1日目の燕山荘までは北アルプス3大急登の一つと言われるほどの急な登りが続くことと、泊まりたい小屋として人気一番の燕山荘だ。
4年ほど前に確か5月GWに残雪登山に来たことがあるが、合戦小屋までの登りが苦しかったことが印象に残っている。

3日間の全ルートはGPS軌跡データのとおり。
  ・全歩行距離   28.8km
  ・所要時間    20時間
  ・累積標高(+)   3130m


3日間の3Dルート図です。

燕山荘までの登りと常念小屋からの下りは結構傾斜がきつく汗だく登山となるが、燕山荘~大天井~常念までの縦走ルートは危険個所もアップダウンも小さく、好転に恵まれれば下の写真のような北アルプスを眺めながらの縦走となり最高です。

縦走路から見たカメラ画像です。

 

ビデオ動画はこちらYou Tubeから


◇1日目 '11年8月8日

コースタイム(所要時間)

  中房登山口第一P(6:24)=舗装路=中房登山口(6:57)→合戦小屋(10:10-10:34)→燕山荘(11:40-12:20)→燕岳(12:44-13:00)→燕山荘(13:32)

 

 朝5時ごろに中房温泉第一Pに到着。駐車場が満車になるとの情報あり心配していたが、平日ともあって第一Pでもまだ20台くらいは停められそう。(第二Pは第一の手前にある)

第一Pの状況写真。

 

 中房登山口には日帰り温泉風呂(登山者用)があり、トイレを済ませて登山開始。 

登山道は傾斜がきついが歩きやすい。時々写真のような岩場がある程度で危険な個所もなく安全。

 

第一・第二・第三ベンチと順調に急登をのぼり、3時間ちょっとで合戦小屋に到着。

ここで 昼食としてうどんを800円で食べたが結構おいしかった。

名物のスイカが人気あって売れている。(ハーフカットで400円)

 合戦小屋からは傾斜は少し緩くなるが、燕山荘が見えてくると傾斜はまたきつくなり、もうひと踏ん張り。

燕山荘直下の崖にニッコウキスゲが咲いているのはびっくり。(わかりにくいが黄色い花です)

燕山荘にチェックインして部屋へ荷物を置いていくことに。部屋は7人用ブロックに今日は4人だけの余裕。

サブザックに雨合羽と行動食を入れて燕岳に向かう。

小屋の玄関では中房登山口で一緒にスタートした若いグループがやっと上がってきたようだ。30分ほど遅れて着いている。

小屋を燕岳方面へ進むと斜面にはすぐコマクサが目に入ってくる。時期的には遅いので枯れかけているのが残念。

 

燕岳は百名山ではないが、岩の形や土が石灰岩のようで変わった山容の山で、個人的には気に入っている。

頂上は2,763m。

燕山荘は写真のように、稜線に位置しており東西ともに展望が開けていていつでも天気さえ良ければ絶景が見える。。これが泊まりたい山小屋日本一と言われるところかもしれない。(この写真のピーク部分に燕山荘が小さく映っている)

 

今日は午後から雲が出始めてあまり展望は良くないが、 16時くらいから外のテーブルで生ビールを飲みながら夕食の準備開始。きょうは妻ご自慢の豚の角煮どんぶりと おでん で楽しんだ。


2日目 '11年8月9日は、燕岳~大天井岳~横通岳~常念乗越(常念小屋)まで約11kmを縦走する。

コースタイム(所要時間)

燕山荘(6:07)→大天荘(9:32)→大天井岳(9:40)→横通岳(12:07)→常念小屋(12:53)

今日は朝から天気は最高。小屋を出ると槍ヶ岳が鮮明に映る。

縦走路を振り返ると歩いてきた稜線が長い。

 

燕岳も昨日より綺麗に見える。

 

槍ヶ岳・穂高方面に少しずつ雲がかかり始めた。

 

少しづつ雲が広がりはじめ、これから歩く稜線上もガスがかかってきた。

(クリックで画像サイズ大)

 

 

横通岳は縦走路から分岐して更に登っていくが自分ひとりだけ。標識もないためほとんどの人は常念乗越の看板を見るまでは横通岳の存在に気がつかないのかもしれない。

横通岳の頂上は写真の三角点とケルンがあるのみ。

 

縦走路は距離は長いが危険個所は殆どない。唯一写真のような鎖場が一ヶ所だけあるのみ。

初心者でも安全な縦走路だ。

 

常念に近づいたところで偶然 雷鳥を見ることができた。比較的若いのか身体は小さいほうだl。

 

常念小屋は平日にも拘わらず結構満員のようで、自炊場で夕食の準備をしながらここでも生ビールを楽しんだ。ワインも飲みながら時間を潰したが、自炊場は結構洗い場やコンロ台があって使いやすかった。

夕食はアマノフーズのドライフーズカレーを初めて試してみた。結構 肉とか具が入っており味も適度な辛さでウマい。

部屋は7人用を6人で寝ることに。ドアがあって密室になるので結構暑くて寝苦しかった。


3日目 '11年8月10日。

コースタイム(所要時間)

常念小屋(5:06)→常念岳頂上(6:12~6:33)→常念小屋(7:33~8:45)→一の沢登山口(12:27)=タクシー=中房温泉P

常念乗越からご来光を拝んだが、少々寒すぎてこの時に風邪をひいてしまった

 

2時間半ほどで常念岳は往復できるとのことで、朝飯前に登ることにした。常念乗越から見ると写真のごとく。

 

頂上が見えてきた。

 

穂高岳方面は上部に雲がかかっている。

 常念岳頂上から見たビデオ画像は こちらYou Tubeにて。

常念小屋まで下って、遅い朝食をとってタクシーの予約電話をして一の沢登山口へ下山した。

3日間トータル28.8kmの距離を歩いたが、さすが表銀座ルート、眺めは最高で歩き易くていい山行ができた。

いよいよ、次週は南アルプス縦走だ。

コメント (2)
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