2013年 北海道百名山ツアーもいよいよ最後の山、羊蹄山の麓ニセコまで無事に辿り着くことができた。
今は、羊蹄山が非常に綺麗に見える道の駅「ニセコ ビュープラザ」に居る。
夕方ではあるがこんなに立派にそびえ立っている羊蹄山。
1898mしかないが、登る標高差としては1500m以上あるので結構体力度は高い。
羊蹄山(ようていざん)は地元では後方羊蹄山(しりべし山)として日本百名山に選定されている。
2003年に気象庁より活火山に指定され、頂上には直径700mの火口が見られる。
実際、登ると写真のとおりデカい火口があった。
中央には横断できるルートがあり、火口が2分された形だが周回ルートがあった。
比羅夫コースから登ると丁度火口に辿り着いてから火口を半周した位置に頂上三角点があり、そこから右の周回ルートは岩場歩きになる。
今回のルートは一番登山者の多い標準コースの比羅夫(ヒラフ)登山口から頂上を目指し、火口を時計回りに1周するルートとした。
◆記録
1. 山行日 2013年8月3日(土)
2. 山名 羊蹄山(後方羊蹄山) 1,898m
3. 所在地 北海道ニセコ町、倶知安町、喜茂別町、真狩町、京極町
4. 山系 独立峰 活火山ランクC
5. 登山方法 ピークハント日帰りピストン登山
6. 天候 晴れ
7. メンバー 単独
8. コースタイム ヒラフ登山口5:53→周回コース分岐9:58→頂上10:01~10:20→岩場ルート→避難小屋分岐11:05→周回コース分岐11:25→ヒラフ登山口13:53
・総歩行距離: 13.7km ・所用時間: 8:00分 ・累積標高:+1,760m
◎GPS軌跡図 ◎GPSグラフ
◆写真・コメント
比羅夫登山口には朝5:30ごろ着。
土曜日のせいか既に20台くらいが駐車、登山口のポストに登山届を投函して出発。
この山は釣り鐘型の山なので登りはじめは非常になだらかで楽に歩けるが、樹木の背が高く
朝靄のせいもあってまだ薄暗い。
20分くらい緩やかな登山道を歩くと体調不良の老夫婦?2人が下山してくるのに出会った。
標高差1500mくらいを短時間に登るので結構ハードで体調維持には気をつけなければ。
↓7合目くらいまでは周囲が開けてこないがやっと上が開けてきた。
そして、雲海の上に出てきた。
↓雲海からニセコ アンヌプリだけが顔を出している。
今年の冬はスキーで滑ってみたい山だ。
↓花も現れてきた。
↓8合目を過ぎると森林限界を越えて写真のようなガレ場を歩く。
↓火口に辿り着いた。
ここまで3:30分。ここから左回りで正面の頂上へ向かう。
ビデオの映像です。
↓それにしても晴天で素晴らしい眺めだ。
↓頂上は下の写真の左側のピークだ。まだ1時間はかかりそう。
↓ 火口周囲を歩きながらやっと頂上ピーク取付きに到着。
↓頂上1898mの標柱だ。
日本百名山43座目ゲット!!!
ランチタイムの後、今度は火口の残り半周を歩いてみる。
ビデオの映像もどうぞ。
↓ ここからは写真のように岩場歩きになるので慎重に。
頂上から30分ほど歩いて頂上を振り返る。↓
ほとんど岩場歩きは終わり、火口周囲のなだらかな稜線が続く。
火口を1周してビデオに記録する。
↓ 岩場部分を振り返った写真。
↓下界が見え始めた。同時に避難小屋も見える。
若い登山者から小屋の場所を問われて上の写真の避難小屋を教えてあげる。
苫小牧から来た若い人で、初めて高い山に登ったがいきなり岩場歩きで怖かったようだが
冒険心旺盛で避難小屋まで降りてみる と言うことで途中で別れた。
こちらは火口一周後に元来た下山道を下りることにした。
↓下山途中で見つけた珍しい輪っか状の花。何て言う花でしょう?
それにしてもいい天気だ。
この北海道ツアーの中では最高の天気になった。
下山は、先ほどの若い登山者とばったり再会し、登山口まで雑談しながら楽しく下山できた。
↓下山時の比羅夫登山口の状況。
ほとんど満車状態で、出入口を塞いで駐車したバカ者がいて、他の登山者が困っていたのでタイミング良くこちらの車が動くことで出口ができて喜んで頂いた。
これで無事に今回の北海道百名山ツアーが終了。
最終日が最高の天気に恵まれて素敵な羊蹄山登山になった。
時刻は13:50分。
ニセコの五色温泉へ車を走らせて体を癒した。
硫黄泉だが源泉に近く歴史のある温泉でGOOD!
5座制覇ご苦労様でした。
END
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