北海道百名山巡り 4座目としてとうとう利尻島へ渡った。
天気待ちで1日予定を遅らせ7月31日に利尻島へ体だけで渡り、翌8月1日に利尻岳(利尻山)へ登ることにした。
沓形コースから登って鴛泊コースで下山したが、沓形コースは難コースだった。
登山道が狭く、崖をトラバースするルートでも草花が登山道を覆っていて一歩一歩を慎重に歩いた。
「親不知子不知」の崩落ゾーンのトラバースは雪渓もなく問題なかったが上からの崩落が起きそうで怖い。
最後の鴛泊ルートへの合流点へ登る時は「崖のぼり」的なほど急で三点確保で登っていく。
前日の雨で草花の露で上半身までずぶ濡れになったところへ途中からの降雨でカッパを着たが、
さすが[Finetrack]のカッパはGOOD!・・・個人の感想です。
ストレッチ性が最高で、岩登りも体の動きを妨げずにスムーズにこなせる。
とにかく単独で雨天時に登るコースではないように思う。
自然を大切にして登山道をむやみに広げない思想はいいが、安全登山も今少し考えるべきかと。
沓形コースのいい点は、とにかく花が多い。お花畑の中を掻き分けて登る感じだ。
天気さえ良ければ「変化に富んだコース」で楽しめるだろう。・・・単独は極力控えるべし
鴛泊コース合流後は一般登山道なので楽に楽しめる。
頂上直下はサレ場で結構滑りやすいがそんなに危険はない。
見返台登山口から4:30分で登頂。標準タイムは6時間なので結構早かったか。
雨も上がり、頂上は晴天で他の登山者の方とトークしながら1時間ほど過ごして下山開始。
下山ルート鴛泊コースは一般コースだが長~い。6.7kmも単調な登山道を歩く。3:45分かかった。
この山は携帯トイレが必要だが、下山の避難小屋で使用させてもらい、少々トラブル発生していたこと
が後にわかった。(書きづらいので省略)
下山はず~っと石川県から来られた方と話ながら降りたので単調な下山道ではあったが退屈はしなかった。
危険とは言いながら 沓形コースの難路を登ったことによる達成感があったように下山後に感じた。
沓形コースでカッパを着用するのが遅れて体中、靴の中まで濡れてしまったのは反省点。
露草を馬鹿にせず早めの着用が大切であることを認識した。・・・当たり前か。
甘露泉で甘い湧き水をいただいてお連れ様と別れてから「利尻温泉」に入って最終フェリーに乗った。
それと言い忘れたが、クマさんが利尻島には全くいないと言うのも大きい。
地元の人いわく、利尻の神様が嫌うから とか言ってましたが、さてどうか?
ヘビもいないとの事。
安心して登れるのは間違いないです利尻は。
◆記録
7月29日 上川郡美瑛町から稚内へマイカー移動。道の駅「わっかない」で車中泊。
7月30日 稚内見物。同じく「わっかない」で車中泊。・・・利尻島へ渡る人がPしていて150台くらいはある。
7月31日 9:50のフェリーで利尻島へ。(2,180円) →利尻島定期バスで沓形へ移動(730円)
沓形岬公園で散策後に民宿「なごり荘」へ。(7000円)
8月1日 朝4:00に車で沓形コース登山口(見返り台園地)へ送ってもらう。
- 山行日 2013年8月1日(木)
- 山名 利尻山 2,191m
- 所在地 北海道利尻郡 利尻町・利尻富士町
- 山系 独立峰
- 登山形態 ピークハント日帰り
- 天候 曇りのち雨、のち晴れ
- メンバー 単独
- コースタイム 見返台園地4:21→避難小屋5:31→三跳山7:34→鴛泊合流点8:35→頂上8:54~9:55→利尻避難小屋10:50→長官山11:25→甘露泉13:30→北麓野営場13:41
- GPSデータ
全歩行距離: 12.2km 所要時間: 9:20分 累積標高: +1552m -1759m
◎軌跡図1 ◎軌跡図2 ◎グラフ
◆写真・ビデオ画像
◆最後にビデオ画像です。
利尻岳 沓形コースを登る
利尻岳 頂上付近からのビデオ画像
以上、ご苦労様でした。
礼文島には行かず稚内へそのまま移動した。
明日からは最後の目標「後方羊蹄山」目指しニセコへ移動予定。
END
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます