共通テストまであと70日、
とうとう入試が間近に迫ってきた。
受験生のキミは
受験予定の大学の過去問を
一度は解いたよね?
キミが過去問を解くとき
時間を測って解いた後に
答え合わせをして
間違った問題の解説を読む
って方法を取っていると思う。
この流れ自体に
問題は全くないのだが、
問題となるのは
解説を読むのに使っている時間だ。
間違った問題の解説を読んで
復習するのは当たり前でしょ?
と思うキミも多いよね。
まあ、問題が解けないと
正直なところ悔しいし、
解説をじっくり読み込んで
完璧に理解したくなる気持ちは
わからなくはないよ。
しかし、
それは本当に必要なのか?
そもそも入試は
満点を目指すものじゃない
(共通テスト等は除く)。
ほとんどの大学では
5割から6割程度の正答率で
合格することができる。
合格最低点を
公表している大学もあるから
確認してみよう。
裏を返すと
入試問題の約4割以上は
間違っても合格できるってこと。
つまり
解説をじっくり読み込まないと
理解できないような難問は
そもそも解く必要がない。
また、
そういった
難問を解くための発想は
汎用性に欠けるってことも
考慮しなくちゃダメだよ。
仮に満足いくまで復習し、
完全に理解したとしても
他の場面で利用できる可能性は
極めて低い。
じゃあ、
過去問を解き終えた後は
どうしたらいいかって?
教科書などに載っているような
基本的な問題を
落としてしまう場合は
その復習が最優先だな。
基本問題は解けるものの
応用問題や
見たことのない問題を
落としてしまう場合は、
解説は
軽く目を通すくらいに留め
新しい過去問を解くことに
時間を使いおうよ。
見たことのない問題に
自力で取り組む時間を増やし
思考力そのものを鍛えることが
最も効果的な勉強法だ。