模試が
ドンドン返ってくる。
今日の中3生でいうと
100点近く取ってくる子たちと
70点前後の子たちがいる。
単純に点数だけ見たら
100÷70=1.42……
ざっくり1.5倍くらいだ。
じゃあ、
勉強量も1.5倍くらいかな?
って思うよね
でもね
毎日の勉強量を見ると
おそらく
20倍くらいの違いがある
どうして高学歴の人たちが
世の中で厚遇されるのか
どうして社会に出て
成功したり
評価されたりする人は
高学歴が多いのか
もう、わかったよね。
ある目標に向かって、
一定の期間の中で
没頭してやり切る力が
普通の人と比べて
20倍くらい違う
そりゃー、
できて当たり前だよね…
我が子の才能を
引き伸ばしたいと考えるなら
「忍耐力をつけさせること」
これに勝るものはない。
忍耐力は、
どのようなカタチで
身につけてもよい。
だって、結局はさ、
脳の問題なわけだから。
我が子のことは
とってもカワイイよね。
だからといって、
何でもかんでも
言うことを聞いてあげてたら
絶対に忍耐力は
身につかないよ。
「チョット待って」
親がそう言ったら、
我が子が
泣こうがわめこうが
絶対に
待っていなければならない
信号が赤なら
青になるまで渡らずに
待っているのと同じ。
それを
「いま向こうにいきたい!」
って我が子が言うからといって
危険を冒して渡らないでしょ?
危ないからダメ
っていうわけじゃない。
待つべき時は
待たなければいけない。
どんなに我が子が叫んでも。
毎年何十人、
何百人という
生徒を見てきて
思うこと。
特に学力に関して
上位の子と下位の子の違いは
忍耐力だけ。
しっかり読むのも忍耐
じっくり考えるのも忍耐
覚えるまで繰り返すのも忍耐
先生の話をしっかり聞くのも忍耐
ウチの子、
どうにも集中力がない、
とか
ウチの子、
勉強を嫌がって、
とか
そういった場合、
原因は、
たった一つしかない。
生まれてから今日まで
「忍耐力の育成」
というものに関して
親の意識と行動が
全く向いていなかった、
もしくは弱かったのだ。
テストが返されて
「思っていたよりテストの点数が悪かった」
ってことあるよね?
その中でも、
①終わった瞬間に「ヤバ!全然できなかった」
という時と、
②「いけた!」→返されたら、全然ダメだった
という時があるはず。
①テスト中に、できてないことに気づくケース
(やったはずなのに、思い出せない!)
緊張でこうなることも確かにあるけどさ、
実際はこれってほとんどが「単なる勉強不足」。
「きちんと勉強したんだけどなぁ」
うん、わかるわかる。
でも、無意識のうちに、答え、覚えちゃったよね?
そう!
それだから、問われ方がチョット変わっただけで
何を問われてるかわからなくなるのさ。
「じゃあ、どうすればいいんですか?
もっと、もっと問題を解けってこと?」
そうすると今度は
すぐ「解き方」を覚えようとするでしょ?
「この問題の解き方、ヤバ!思い出せない」
勉強をサボっているわけじゃないのに
結果が出ないのなら、やり方を変えるしかないよ!
「何回も解く」じゃなくて、説明できるように。
②テスト直後の予想点数と返却後の点数に差がある
テスト終了直後の「できた!」って感覚と
実際の点数にギャップがある子たちは
◆書けた=○がつく!と思っている
◆普段の勉強でも
「自分の答えは間違ってない」
と、思いながら勉強してるため、
間違ってるのに○をつけちゃう。
(漢字やスペルが違ってるのにに気づかない等)
◆ちょっとした間違いを
「ケアレスミスだ、本番では大丈夫!」
と自己判断してしまう。
ケアレスミスの多い子たちに聞くと
「見直しをきちんとしてる」という答えが多い。
こういう子たちは、普段の○つけの段階で
こういうミスを「ケアレスミス」という
「自分の中ではたいしたことないミス」という
認識の箱に入れてしまうことが多い。
「ケアレスミスは、致命傷」
それじゃ、どうすればいいの❓
「一発で仕留める」って意識をもつこと。
見直しで発見するんじゃなくて
最初からそんなミスをしないを「習慣化」する‼️
見直しでミスを減らすんじゃなく
最初からミスをしないための訓練をしよう。