地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

成績が上がらない子たちの上がらない理由

2021-10-17 06:34:00 | 日記

定期テストや模試が

怒涛のように行われ、返却されている。


今回は頑張ったはずなのに、どうして❓


でもね、テストの点数や成績評価には

必ず理由や原因があるってことを忘れてはならない。

 

頑張ったのに点が良くない

 

この場合、考えられる理由や原因は、

第一に、そもそも頑張ってない

 

本人の中では頑張ったのかもしれない。


毎日毎日頑張ったのに!

 

だけどね、

キミの中での「頑張った」は、

あくまでキミの主観だよ。


他の子たちが、

もっと頑張っているのなら、

キミは頑張ったとは言えないんだよ。

 

第二は、頑張りの方向性がズレている

 

やっぱり、これが原因の子が一番多いはずだよね。

 

例えばバスケ部で

レギュラーを目指している子が、

毎日毎日、体育館のすみっこで

ボールを磨き続け、

「毎日頑張った!」

と言っているとしよう。

 

レギュラーになれるかなれないか、は

 今さら言うまでもないよね。

 

バスケでレギュラーを取るには、

バスケの練習を

誰よりも必死でやらないといけない。

 

とにかくガムシャラに。

 

その上で、

時間と量を積み上げて初めて、

「何をやればもっとうまくなるのか」

にたどり着くんだよ。

 

量と時間、この2つ。

 

この2つを

こなす覚悟のない者が

一番口にするのが

 

「どうやって勉強すれば

効率よく成績が上がりますか?」

 

こんなふうに考えてしまう子たちは

絶対に伸びないよ。

 

この思考パターンは

無駄なことはやりたくない

楽をしたい

 

これが土台にあるわけで、 

こういう子たちは、まず伸びないよね。


高1の子たち、そろそろ決断の時だね

2021-10-16 04:40:00 | 日記

今回は、高1生に、ぜひ読んでもらいたい。


そろそろ最終決断が迫られる「文理選択」。


なかなか決められない子たちが

ウチの塾にも多いので、

文理選択の参考にしてほしい。


最初に、なりたい職業が明確に決まっている子たち。


その場合は、

職業に直結する学科に必要な科目から

文理選択をすることになるよね。


学部と職業が完全に直結するのは

医師・薬剤師・看護師・検査技術技師などの医療系、

法曹関係、小学校教員などは例外的ルートはあるけど、

基本的には、その職業に就くために

必要な科目を学ぶ学部に行くことになるよね。


医療系は理系(看護は文系ルートもある)になるし

法学部は文系、

小学校教員は専門科目の選択で決まってくる。


また、将来において

大学でも、企業でも、研究開発に進みたいならば、

理工農系統から専門を絞り込んでいくので、

理系に進むことが多いだろうね。


工学部では化学と物理選択になるのが基本で、

生物選択だと工学部は私立以外では難しいし、

農学部、理学部に必然的に絞られてしまう。


とはいえ、物理が超苦手で生物の方が…

という子たちもいると思うから

学部間で重なり合う専門性のところを考慮して、

選択科目を考えるとよい。


文学や経済学、社会学、言語学などに進みたい子たちは

文系選択をすることになってくるよね。


この場合、社会科2つの取り合わせに

気を遣う必要が出てくることに注意しよう。


法学部や教育学部文系もそうだけど、

社会に公民を入れることができるかどうか、

そして私立でも使えるのかどうか、

という大きな問題がある。


国公立大学の場合、共通テストで

地歴B科目+公民2単位が

可能な大学とダメな大学

2次試験で選択科目の縛りが複雑だったり

私大では

地理や政治経済で受験できない場合がある。


さぁ、ここからが本題になる。


問題となってくる子たち、

そう、学んでみたいこと、なりたい職業が

ハッキリと決まってない子たちだ。


こういう子たちは、

ある程度、科目の好き嫌いと大きな方向性で

選択を進めていくしかないんだよね。


この段階での選択は非常に重要で、

比較的まだ文転はなんとかなるが

理転は正直ムリという考え方が一般的だ。


まぁ、文転の場合でも

学校での理系としてのテストを受けながら

独学での社会の上積みが必要になる。


だから、高3になるところで

大きく方針転換をせざるを得なくなることは

絶対に避けるべきである。


不得意教科ばかりが受験に必要な子たちは

いま考えている選択をしっかりと見つめ直して

苦手科目を克服するにせよ

志望学部を変更するにせよ、

自分の覚悟をしっかりと持って選んでほしい。


受験でココロがズタボロ…

2021-10-15 04:21:45 | 日記

目の前の受験で

心がボロボロだ…

 

そんな受験生は多いはずだ。

 

でもね、

不安ばかりを口にしても

何も解決しないよ。

 

心の負担を減らしたかったら

不安に思っていること、

負担になっていること、

それに対してやるべきことを

全て書き出すといい。

 

たとえば

①数学が上がらない

②あと20点は上げたい

③時間が間に合ってない

   &

○○と●●の単元が弱い

④◆◆の問題集の

その単元をやり込んで、

過去問を時間を計って解く、

各大問に何分かかったかを記録

 

ココまで落とし込んだら

あとはやるだけだよ。

 

心の負担は

メチャクチャ減るさ。

 

①や②で

止まっていながらも、

勉強している人は多いよね。

 

おぼろげに

③までor④までの人も。

 

しっかり④までを

考えておくのがコツだ。

 

どうしたらいいかわからない

っていう心の負担は

相当ヤバいと思っていい。

 

①や②で止まって

課題や思いついたことを

やっているだけの人は

成績が伸びにくいよ。

 

その上、心の負担が

激マシになる。

 


成績を上げるまで勉強のレベルを上げよう

2021-10-14 22:12:07 | 日記

「勉強しているのに

どうして成績が上がらないのか?」

って嘆く子たちは、

とっても多い。

 

でもね、それは、

「キミが今の成績を

キープ(維持)する程度」

にしか

勉強してないからだよ。

 

勉強する時間を増やし、

その質を可能な限り向上させ、

自分の勉強の中身を

「成績が上がるレベル」までに

引き上げていこう。


数学は経験値の高い者が勝つ‼️

2021-10-13 07:22:00 | 日記
数学ができる子は
生まれつきセンスがあるけど
私にはそのセンスがないからムリ!

って決めつけてる子が多い。

でもね、数学ってヤツは
実は経験値がものを言うんだよ。

自分で試行錯誤しないでさ、
先生が解説した最短距離の解法だけを
なぞっているだけでは
決して経験値は身につかないんだよ。

試行錯誤して、もがいてさ、
その結果、解けなかったとしても
経験値は確実に上がっていく。

試行錯誤を繰り返した上で
最短距離の解法を学ぶからこそ
効率が良い解き方が見えてくるのさ。

1つの解き方が身についたなら
別解をつくってみなさい
と毎年のように塾生に言っている。

たくさんの問題を解くのも
それはそれで良いことだけれど、
1つの問題を
何通りもの方向からアプローチする方が
より深く学べるんだ。

数学の偏差値65を超えたキミなら
たくさんの問題を解くより
深さで攻める方が伸びてくる。

先生が解説する華麗な解法は
真似したくなるかもしれない。

でもさ、本番の入試で
華麗な解法を自分で思いつくことは
ゼロと言ってもいい。

本番の試験では
不格好で効率が悪い解法しか
思いつかないかもしれない。

普段の勉強から
そういう効率の悪い方法でも
解けるようにしておくことは、
華麗な解法ばかり求めるより
ずっと大切なことさ。