早稲田建築AO入試は“人間生活の基礎を創る技術と芸術との総合を学ぶ”
という教育で構成されている。
➡ さて、こういう前提条件でAO入試が“鉛筆にデッサン/空間表現実技試験”という絵を描く試験と自己PR資料制作があるのは、芸術的感覚と空間に関しての基本的な素養を見たいからです。
- 自己PR資料制作は人生の目標という長期のミッションが必要だからです。大抵の人は、自分がやっていることについて、なぜそれをやっているのか?じっくりと自問しないで生きてきているからです。
だから、本屋に並べてある就活や履歴書の書き方やAO入試関連のノウハウをそのまま「まね」をしても勝てないからです。芸術やデザイン、ビジネスは真似では勝てないのです。
まず、自分の人生の目標は何か?を自分自身に問いかけることからスタートすること。見えやエゴでも構わない、まずモチベーションが何か?それが本当にわからないと説得力がない希薄な文章になり、意図を順分に伝えることができません。また、美術における空間造形表現でもどの戦術が良いかも正しくアドバイスができません。
それは自己PR資料制作でもミッションが不明だときちんと統合された資格資料を制作することができません。つまり自分をどういうふうにコンテンツという章立てに俯瞰できないからです。書籍をつくる工程と同じ工程は必要とされるからです。
- 2次の“鉛筆による空間ドローイングと作文試験”は君が、出題問題からどういう問題点を見つけて、それを自分が専攻したい建築というポジショニングから捉えて、どういうふうに美しい解決法を見出すアイデアを考え方出す、デザイン思考プロセスを大学側の
建築専門家集団が、アイデアを視覚的な形にできるデッサン力(アイデアドローイング・素描)と考えを言葉で明確に表現できる力と、それ以外に一般の学力試験ではわからない空間造型のセンスや美術領域での造形的才能、そして、建築という学者や作家は異な
りますが、一人プロダクションでは不可能な、現実の空間に数多くの専門職人を束ね、一つの創造的なメッセージを持つ建築を創り上げるクリエイテイビテイと一つのプロジェクトをまとめ完成させるリーダーシップ力を、自己PR資料制作と集団と個人面接でパフォーマンスを通じ、内面的な思考と自己内省対話力、リーダーシップ、それから
一番重要な、「総合芸術家として建築工学と建築芸術」を通じ、人々を幸福にするという夢を、志望理由書と鉛筆ドローイング+作文と自己PR資料制作というブループリント(人生の設計図)をデザインし。最後に人々の人生を変える自分のミッションで
ある、夢を叶える覚悟と情熱や姿勢を一つに心に抱き、パフォーマンスを通じて正々堂々と建築の専門家の先生達へ自分の熱い想いを伝えることです。