夏休みももうすぐ終わりますが、第2次選考の空間想定デッサンなどの対策や、基礎デッサンで必須である遠近法の各種はどのような設問が出題されても描けますか?大学入試における建築に関する、空間デッサンにおけるアイデア
や造形力構築に必要な構図、建築と環境の内部空間と外部空間、そして自分を含めた人物(成人、子供、老人)などを、ただの線描で描く漫画やアニメーションのような稚拙な平面的な描き方でなく、自然物や構造物などの立体感、光と影、方位の関係、自然光と人工光源の違いなどを生き生きとあなたは描写することができますか?
そして自己PR資料とは、どういうものを創るのか?これから制作する予定の大きな枠組みとつかみを確認できますか?
1.空間造形表現力が必須の空間や構造などを創造する早稲田大学建築学科が求める「構造的な美」と「詩的な美」を融合した、建築芸術家という専門領域で国際的に求められている、建築の才能をこれから、自己PR資料制作でどのよ
うにこれから学ぶ建築という専門分野で、自分の強味を生かし将来なりたいセルフイメージとしていくかということを自分が理解してないと、建築のエキスパートである早稲田大学建築学科の先生方を前に明確に伝えることができません。10月4週の土曜日には第2次選考試験のデッサンと、自己PR資料と集団及び個人の面接が行われます。
建築という専門分野における自分の建築への信念と姿勢を明確にする是認ということを、言葉と視覚伝達表現である、デッサン力/アイデアの素描(ドローイング)絵や立体構成力(自分が造りたい建築の模型など)を通じて、なりたい建築家像をストーリーにしなければなりません。
また、現在進行している志望理由書における志望動機なども、他人ではなく世界で一人の自分が持つ建築という領域への信念をいまの自分の考えを、的確に自己PR資料という、自分を表現するツールとして、内面的な価値観などの自己対話や映画の可視化という、抽象的な概念の名詞化を視覚化するというマテリアルとプロセスである人生のタイムラインと私は捉えています。
2.そして、大学入試である以上採点が行われますが、集団と個人面接における自己PRのプレゼンテーションと、提出する自己PR資料の判定もまたAO入試のとても重要な試験科目として、二次選考試験のデッサン同様に合格の必須項目ですので、君が人生の仕事として選ぶ分野としての建築で「建築芸術家」を目指す意味を社会に貢献する、私人と公人として使命や、あるいは大きな志を表現しなければなりません。
この世界に独自な新たな価値観を生み出すという、創造的な社会デザインとして位置づけている情熱あふれる若い意思を伝えなければいけないからです。それを志望理由書や空間デッサン、並びに自己PR資料で面接という貴重な機会の中で自己表現を力強くおこなうことです。
3.これから受験する受験生は、現在展覧会が開催中の隈研吾展を見ておいてください。全てにおいて建築模型と解説、あるいは建築後の動画、関係者インタビュー、今回の企画のもう一つの目玉である、猫の動態と目線の目線などのGPS行動動態追跡情報図などもとても、興味部会展示がありますので、ぜひ見ておくようにしてください。
▶ 現在開催中の「隈研吾展」国立近代美術館 6/18〜9/26.2021
※要予約
■ザハ ハデイット建築事務所 8/23/ 2021現在
https://www.zaha-hadid.com/
高橋順一
■ザハ ハデイット建築事務所 8/23/ 2021現在
高橋順一