私はアートスクールで指導していた時に、生徒にビジョンをもつ大切さをいつも指導の根幹においていました。なかなか、若い時期に将来を見据えて人生のブループリントを正確に見据えるにはなかなか難しいことですが、毎日学びながらさまざまな人と交流し、自己成長し自己実現という日々の中で現在進行形での体験を重ねていく中で、一つの点が点になり、それが独自の面になると感じてきました。
さまざまな経験を重ねてゆく中で、自己対話や自己内省という形の中でやはりいちばん重要なのは感情だと感じてきました。自分の中に潜む無限の感情はさまざまな形をとり現実の中に現れてきます。いつもみている自分のフレームはやはりどうしても、見たいものを見て、聞
きたいものしか聞かない自然に形成された習慣がありますが、この自己のフレームを大きくしていくには、やはり異なる文化を体験することで、複眼的思考ができると感じます。幸福な時もそうでない時もコインの裏表のようですが、成長は失敗から生まれることと、失敗を大事にす
ることでさまざまなことが学べることができます。そういう意味では失敗は『無限の生命エネルギーとスピリット』から与えられたプレゼントのように感じます。
受験生もまた志望校に進学できなかった子も、壮大なビジョンを持ってもらいたいと感じます。それゆえに先人の経験が描かれた話を昔から一つの重要な気づきとし、参考にしてほしいので配布などをしてきました。我々の仕事は植物を育てる時に欠かせない、種まきと水や、肥料、雑草を抜くことと同じようなことではないかと感じてきました。
それから10年、20年、30年と時が経過した時に見ることができるのを、楽しみにできるとてもやりがいのある社会に役立つ仕事であると言えます。
今回はそういう私の資料から、わかりやすいケーススタデイを送らせていただきます。
とても心に残るメッセージだと感じるものです。お時間を取らせました、ありがとうございます。
高橋 順一
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