女子大生じゅんこの優雅な生活・虚構編 1999-11-24 11:01:08 | ゾンちゃんの朝ヤム 「ヴェ...なんて読むの?」 軽く身を乗り出して、なんとなく威圧感のあるどっしりとした銀色のクーラーからボトルをおそるおそる持ち上げると、淳子は甘えるように、向かいに座っているRに視線を移した。 「ヴーヴ・クリコっていうんだよ」 「ふうん」 どこかで聞いたことがあるような気もしたが、下手に間違った事を言って笑われたくなかったので、黙っていることにした。金色に輝く無数の細かい泡が立ち上る . . . 本文を読む