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半導体は静かに音も立てず滅びて行き、それっきり

1999-01-23 22:12:18 | ゾンちゃんの朝ヤム
アラ雨降った、夕べ? 気が付かなかった、今朝外出るまで。

道理で昨日、空気の感じがチト湿っぽかったんか。なんだか、こんな田舎に住んでおると、野生の動物化してくるわ、空気に敏感になっとるあたり。くんくんくん。

小雨がパラッと来そうな中、あんまり気にせずいつものごとく、オヤヂ店の外のテーブルで飲茶をしてまいりました。ハラいっぱい。エヘ。

後で天気予報もこの掲示板に載せよっかなーなどと思いつつ、今朝のヘッドラインです:

<蘋果><東方> マカオ、流血抗争激化

昨日も死人出ました。マカオ。なんかウカウカしとれんな、一発行ってこよっかな、ここは。

お亡くなりあそばしたのは、福建省系広域暴力団組員、黄寧(Wong Neng)さん、42または43歳。車から降りようとしたところ、横からバイクで来た対立グループの刺客らしきヤツらに、手榴弾放り投げられ死亡。運悪く通り掛かった通行人2名も巻き添えで負傷。

しかもこれ、マカオの旧跡名所で有名な聖パウロ教会跡(例の、書き割りみてえな、正面しかないヤツ)のすぐそば。うっひゃあ、危ねえ危ねえ。

こおりゃ、いくら今年返還だからっつっても、マスマス観光客激減すんだろうなあ...まさか香*観*協*じゃねえだろな、対立グループって。

<明報> ついに来ました、インフルエンザ

香港着。日本では「香港A型」、香港では「H3N2」と言われておる例のヤツ。

っつっても、この中にもいろいろハバツ、もとい、分化型がありまして、また新しいタイプにつき、十分ご注意なされよ、との事です。トこのニュースはサラっと。早く次、行きたいもんで。

<HKS><SCMP> 新空港開港パニック、責任者はコイツだ!

ええ、昨日も軽くお伝えしましたが、ついに「法的に効力のある」調査結果が発表されヤした。SCMPの速報見ながらお伝えした具体的なボロクソ文、今日はドレがドイツだかお教えいたしヤしょう:

NOT IN CONTROL → Dr Hank Townsend
ハンク・タウンゼント(元空港管理局行政総監)
「管理能力ゼロ」

BETRAYED TRUST → Chern Heed
チェルン・ヒード(空港管理部門責任者)
「信用度ゼロ」

GROSS NEGLIGENCE → Kiron Chatterjee
キロン・チャッタージー(情報工学部門責任者)
「トンでもねえ怠慢ヤロー」

LACK OF CO-ORDINATION → Douglas Oakervee
ダグラス・オーカヴィー(元プロジェクト監督)
「協調性ゼロ」

でした。SCMPの一面に顔写真入りで、も、犯罪者扱い、あれ犯罪者か、ほんとに? まあ、これで汚職なんかもやっとったりして、それ明るみに出たら、刑事事件として追求されっだろから、ホントーになるかもしれん。

これが昨日の香港、まごうことなき最大の大、大、大ニュース。他にも政府側の責任者、アンソン "胸の谷間" チャン政務長官の進退問題を始め、関連ネタもテンコ盛りにあるんだが、ワタシは例によって、個人的な事でも書いてしまおっと。

えー、新空港が開港したのは、昨年7月6日。

私折しもこの時ちょうど日本にいてな。本だの、マツモトキヨシ等でで買い込んで来た大量の日本グッズだのをセッセと箱詰めしとるところに、このニュース入って来て。いっやあ、参ったのなんのって。思わず国際電話かけて、ラマのスッチーに情報提供求めたわ。しかも秋葉原で、現在の私の無二の友、Power Book G3(初代)を購入したばっかのとこだったし。

徐々に平静に戻りつつあるとかニュースでは寝言ヌカしておったが、その時ゾンビ、少しも香港を信用せず、イチかバチかの勝負に。イヤそこまで大袈裟じゃねえけど。

で、PB G3(初代)は、マワリ品も全て取り出し、厳重に包装した上、手荷物バッグに。その他、緊急品も手荷物、で推定25kgのバッグを機内持ち込み。他は一切預けず。これが、開港パニックから1週間後の7月13日(月)。

マツモトキヨシ関係は、前の週末、10日(金)、千葉県千葉市花見川区は花見川団地内にある郵便局から、試しに3ケ、航空便で。残り5箱は、到着状況確認待ちで、実家に置き去り。

さて、どうなったと思いやす? 実はですな、この3箱、ナント月曜日にワタシが香港に帰って来る前に、すでにラマに到着しておったのよ。キャー素敵ぃ。普段よりハルカに早い早い。...もうお分かりですね、そうです、なんだかあの頃しばらく、通*手続*、スッ飛ばしてらしたようです。追加5箱送ってもらった時も、まだぜ~んぜん早かったなあウフフ。あーアタシがラマの一薬物中毒者でなくて、良かったのう、香港税関。

それはそうと、日本でこのニュース見たとき「炎天下に野ざらしにされた鮮魚と半導体が壊滅状態に」なあんて言っていたな。

魚と半導体か、ふーん...面白い対比。ホントかどうか知らんが、半導体も熱に弱いのねえ。

まあ魚が死んだら一時的には腐臭を放つが、やがては海に帰り食物連鎖に貢献するわけだ。しかし半導体はな。静かに音も立てず滅びて行き、それっきりなんだろうなあ。ああ悲しいなあ。

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