おりしも国家安全局機密漏洩で、台湾では「国家の安全vs報道、言論の自由」問題をめぐり激突する中、言論の自由の象徴とも言える鄭南榕氏13周忌を記念し追悼式が開かれました。出席した陳水扁総統は演説の中で、言論の自由を強調しながらも「言論には質も重要」とチラリ。
確かに、かつてとは事情が変わって「自由すぎる」ぐらい放任されている台湾のメディアですが、本来自由を死守するために闘っていた筈の台湾独立派が、李登輝前総統に不利となる国安局スキャンダル事件が浮上して以来「自由にも限度が必要」「常に中国からの攻撃の危機にさらされている台湾では“国家の安全”の方が重要」など、如何にもとってつけたような論理を展開する姿は、まさに“ダブルスタンダード”、なんとも皮肉な事ではありませんか。
もっとも、台独急進派の鄭氏が今もし生きていたら...やはり同じ事を言ったのだろうか?
【参考サイト:鄭南榕氏とは】
台湾の歴史 12.民主化
http://ganymede.spaceports.com/~masakim/Taiwan/History/history12.html
(Masakimさんのホームページより)
香港・台湾問題と「中華連邦」の可能性
http://www1.doshisha.ac.jp/~mnawa/ttakeuchi/works/federal-china.htm
(同志社大学名和研究室 竹内孝之さんのホームページより)
確かに、かつてとは事情が変わって「自由すぎる」ぐらい放任されている台湾のメディアですが、本来自由を死守するために闘っていた筈の台湾独立派が、李登輝前総統に不利となる国安局スキャンダル事件が浮上して以来「自由にも限度が必要」「常に中国からの攻撃の危機にさらされている台湾では“国家の安全”の方が重要」など、如何にもとってつけたような論理を展開する姿は、まさに“ダブルスタンダード”、なんとも皮肉な事ではありませんか。
もっとも、台独急進派の鄭氏が今もし生きていたら...やはり同じ事を言ったのだろうか?
【参考サイト:鄭南榕氏とは】
台湾の歴史 12.民主化
http://ganymede.spaceports.com/~masakim/Taiwan/History/history12.html
(Masakimさんのホームページより)
香港・台湾問題と「中華連邦」の可能性
http://www1.doshisha.ac.jp/~mnawa/ttakeuchi/works/federal-china.htm
(同志社大学名和研究室 竹内孝之さんのホームページより)