チャイナ・メーリングリストへようこそ!……と言ってみたところで今更という気もするが、あの石田さんも、最初は一応その手のことを書いていたし。余り気が進まないけど、皆さん、こんにちは。私はこのMLが好きだし、このMLは私一人のものではないので、フォックス色は抑え、大事にしようと思う。チャイナもよりによって一番ヤバいのを二代目にしたものだ。ようやく入っているMLがここだけになった現在、とてもシアワセなのだが、管理者だけは一刻も早く辞めたいと願う毎日である。
そんなわけで他のMLには一切興味のない私であるが、かつては日中友好を布教する大所帯のMLで、行きがかり上とはいえ共同管理者までやっていた(そしてクビになった)事もある。MLホームページなど開設したところで、処世術に長けた世のML管理人諸氏の如き甘い勧誘の言葉など皆目浮かばない無粋者ゆえ、代わりにここでは当時の経験に基き「中国関連のMLによく見られる人々」をご紹介しよう。
1 中国経験を得々と語る親爺
駐在経験者、出張族など中国ビジネスに関与している年配の男性に多い。年(だけ)は食っているのだが、皆の者が頭を垂れご拝聴して差し上げないと途端に機嫌が悪くなる御子様である。親爺同士で仲が悪いのも特徴。一見常識人の素振りでニコヤカに接しているように見えても、男の嫉妬はそれでなくても陰にこもり根深いものがある。一皮向けば幼児性剥き出し、決して油断してはいけない。
2 ココロに傷を負った人々
仕事や留学で中国に行った人から恋愛や職場など個人的に付き合いのあった人まで様々。その場にいない中国人の話をするのが好きなようである。赤の他人に告白するほど鬱憤がたまっているのなら一刻も早く問題を解決すべく当の相手に言ってはどうかと思うのだが、それを指摘されるとたちまち逆上して手が付けられなくなる事もしばしば。それだけ気が強いなら幾らでも本人に言えるのではないだろうか。
ちなみに上記のMLはSARS隠蔽時の開き直りぶりにキレた元管理者から紅衛兵MLなどと呼ばれているが、実のところ最も困るのは、威勢だけはいいが根はウブな紅衛兵軍団などではなく、圧倒的にこのテの日本人連中である。聞く所によると中国関連のMLには大抵いるようなので、人民網日文版に出しているバナーの無気味な誘い文句のせい(余計な世話)でフラフラ集まって来るわけでもないようだ。
この他、中国関連に限らないがどこにでもいるのが「つまんないから読んでなーい」などとのたまう割に何時までも何時までも入っている女子供。かつては私も他の参加者と顔を合わせる機会などよくあったのだが、必ずいますな、こういうの。確かにつまらないMLはつまらないのだが、書きもしないのに一人前に主張だけはする彼らに「つまらないのはお前の方ではないか」と指摘する私には、やはり人付き合いは出来そうもない。
***
実のところホームページを始めた最大の目的は、開設者である石田さんを含め、今いない人達が探し当てられるようにしたかったという事。
もちろん管理者としては、有望な新人を開拓したいという欲もあるのだが、こんな私が何か言っても怯えて近寄って来なくなるのが関の山である。後は黙って、気鋭のメンバーに任せておいた方が良い。そもそも私とて決して参加者の人数を増やしたいという訳ではない。書く人を増やしたいのである。参加者「だけ」増えたって質が落ちるだけ。断言します。
2004年10月31日 フォックス淳子 香港南Y島にて
そんなわけで他のMLには一切興味のない私であるが、かつては日中友好を布教する大所帯のMLで、行きがかり上とはいえ共同管理者までやっていた(そしてクビになった)事もある。MLホームページなど開設したところで、処世術に長けた世のML管理人諸氏の如き甘い勧誘の言葉など皆目浮かばない無粋者ゆえ、代わりにここでは当時の経験に基き「中国関連のMLによく見られる人々」をご紹介しよう。
1 中国経験を得々と語る親爺
駐在経験者、出張族など中国ビジネスに関与している年配の男性に多い。年(だけ)は食っているのだが、皆の者が頭を垂れご拝聴して差し上げないと途端に機嫌が悪くなる御子様である。親爺同士で仲が悪いのも特徴。一見常識人の素振りでニコヤカに接しているように見えても、男の嫉妬はそれでなくても陰にこもり根深いものがある。一皮向けば幼児性剥き出し、決して油断してはいけない。
2 ココロに傷を負った人々
仕事や留学で中国に行った人から恋愛や職場など個人的に付き合いのあった人まで様々。その場にいない中国人の話をするのが好きなようである。赤の他人に告白するほど鬱憤がたまっているのなら一刻も早く問題を解決すべく当の相手に言ってはどうかと思うのだが、それを指摘されるとたちまち逆上して手が付けられなくなる事もしばしば。それだけ気が強いなら幾らでも本人に言えるのではないだろうか。
ちなみに上記のMLはSARS隠蔽時の開き直りぶりにキレた元管理者から紅衛兵MLなどと呼ばれているが、実のところ最も困るのは、威勢だけはいいが根はウブな紅衛兵軍団などではなく、圧倒的にこのテの日本人連中である。聞く所によると中国関連のMLには大抵いるようなので、人民網日文版に出しているバナーの無気味な誘い文句のせい(余計な世話)でフラフラ集まって来るわけでもないようだ。
この他、中国関連に限らないがどこにでもいるのが「つまんないから読んでなーい」などとのたまう割に何時までも何時までも入っている女子供。かつては私も他の参加者と顔を合わせる機会などよくあったのだが、必ずいますな、こういうの。確かにつまらないMLはつまらないのだが、書きもしないのに一人前に主張だけはする彼らに「つまらないのはお前の方ではないか」と指摘する私には、やはり人付き合いは出来そうもない。
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実のところホームページを始めた最大の目的は、開設者である石田さんを含め、今いない人達が探し当てられるようにしたかったという事。
もちろん管理者としては、有望な新人を開拓したいという欲もあるのだが、こんな私が何か言っても怯えて近寄って来なくなるのが関の山である。後は黙って、気鋭のメンバーに任せておいた方が良い。そもそも私とて決して参加者の人数を増やしたいという訳ではない。書く人を増やしたいのである。参加者「だけ」増えたって質が落ちるだけ。断言します。
2004年10月31日 フォックス淳子 香港南Y島にて