サウジアラビア出身の「世界最悪のテロリスト」オサマ・ビン・ラディン関与は、同氏が身を寄せているとされるアフガニスタンでは否定、タリバーン勢力が独自の調査を進めているものの、既にアフガニスタンの首都カブールは米軍の空爆攻撃を受けているようです。
ブッシュ大統領は「テロリストを匿った第三国への報復も辞さず」と宣言、イスラム諸国の足並みが乱れれば、世界的な戦争に発展する恐れもあるのではないかと、私は見ています。
米国はこれまでミサイル防衛などの戦略ではNATO同盟国の欧州諸国から孤立気味でしたが、凶悪なテロに対して世論、各国の政策がアメリカ寄りに動くかも知れません。
ブッシュ大統領は「テロリストを匿った第三国への報復も辞さず」と宣言、イスラム諸国の足並みが乱れれば、世界的な戦争に発展する恐れもあるのではないかと、私は見ています。
米国はこれまでミサイル防衛などの戦略ではNATO同盟国の欧州諸国から孤立気味でしたが、凶悪なテロに対して世論、各国の政策がアメリカ寄りに動くかも知れません。
> あくまで私の周りの中国人2、3人の反応ですが、NATOのユーゴスラビア中国大使館誤爆(?)事件のことがあるので、今回のテロはいい気味だ、と言っておりました。
> そして、アメリカは最近イイ気になりすぎていたので、この事件の後少しは謙虚になるであろうと。
>
> こういう人たちにも唖然としてしまいました。
そのバカどもに「ビルには華人もいた。チャイナタウンもすぐそばだ」と言っておやりなさい。
14 Chinese institutions in WTC, fate of 30 Chinese unkown
(China Daily 2001.09.12)
http://www1.chinadaily.com.cn/news/2001-09-12/-32768.html
...って、言うだけムダか、そういう連中は。ちなみにアメリカは謙虚になるどころか、ますます強気になると思う(中国人と似たような性格?)
しかし今回、中国人も全体的に同情ムードだと思うんだけど、アラブ諸国では、政府は(イラク以外)テロに遺憾の意を表明しているものの、一般市民は本当に喜んでるヤツも多いと報道されている。西側報道だから正確かどうかはわかりませんが。
「ビルにはイスラム教徒も沢山いた」(と思う)と言ってやってくれ、誰か。
あとアメリカの報道も「真珠湾の再来」「真珠湾以来、最大の悲劇」「カミカゼ攻撃」とかいちいち言うのもヤメて。悪気ないのはわかるのだが。
>> あくまで私の周りの中国人2、3人の反応ですが、NATOのユーゴスラビア中国大使館誤爆(?)事件のことがあるので、
犠牲者にはまことにお気の毒なのですが、あの時と同じ事がある(当時、そのため思わずチャイナMLに初投稿してしまったぐらいだ)
http://blog.goo.ne.jp/junkofox/e/344ae506329307e87837148a61950c2d
これで米国は、対外的にアピール出来る「大義名分」が出来たのです。
今回違うのは、相手が「非を認め、謝罪・補償し、関係修復に全力を尽くす」対象ではない事、それどころか、恐らくは交渉すら不可能な相手である事です。
アメリカ、しかも就任以来(イヤ前から)一貫して強硬姿勢だったブッシュ大統領は、どうするかね(小泉さんも)
したそうです。本人の声明が出たらしい。
が、攻撃(聖戦か彼には)は支持する、と。
>> ロイターのこの記事によると、ペンタゴンに突っ込んだ
>> 飛行機の搭乗者が、ハイジャックされたことを、電話で
>> パイロットも後方に移動させていたんですね。やっぱり
>> 訓練を受けたテロリストだったのだ。
>
> そして、テロリストが旅客機を操縦してビルに突っ込んだんですか?
> (この部分、私はニュースで聞いていないのでわかりません。)
航空距離から見て、ハイジャックされてからほとんど間髪入れずに突っ込んだような感じがします。この、電話をかけたバーバラ・オルソンさんという人はCNNの政治コメンテーターだったそうで、2本電話をかけ夫(弁護士か?)にも「パイロットにどういう指示をしたらいいか」と冷静に聞いていたらしい。でも何も出来ないほど時間の余裕はなかったんじゃないかと。
> 4機ハイジャックされたって驚きました。
> ハイジャックってそんなに簡単にできてしまうのでしょうか?
> ナイフ等は搭乗前の検査でひっかからなかったの?
> ...それにすんなり通ってしまうのが、プロのテロリストなのかな。
徹底的に訓練され、どこかからの指示に正確に従ったプロ中のプロだと思います。尚、新しいイギリスPA通信の分析記事によると、空港職員にも協力者がいた可能性が指摘されています。
> ハイジャック機は4機と確認 米司法長官http://www.asahi.com/national/ny/us/K2001091200654.html
>
> と出ていますが、当初11機とか8機とか噂がありましたよね。
昨晩(今朝)遅い時間は「ハイジャック機は11機」になってましたよね。んで、あーまた直した方がいいかな、でもどうせみんな寝てるしアーウーアーウー言いつつ、腰痛いので寝た。
どこに行っちゃったんでしょうね。まさかアメリカって、消息不明の飛行機が日頃から沢山...? なんつってる場合じゃ。
まだ残ってたら、更にテロが起きる可能性があるじゃないかあ。ハッキリしてくれええ。墜落して捜索が難航してるんだったら、やむを得ないですが(でもそれならそれで言うような気も)
> ブレア、プーチン等各国首相、大統領のコメントは出ましたが
> 誰か見ましたか?
masumiさん、スゴイ! さすが見てますね。
実はですね、金正日どころか、金大中のコメントも見かけてないんです(軍に指令出した以外は)
尚、
フィリピンのアロヨ大統領:
コメントは不明だが、今日12日、来日予定。急遽キャンセルしたと思われる
インドネシアのメガワティ大統領
事実関係(いつ、どこで)は不明だが、最近2件、在インドネシア米国大使館にテロの危機があり、未然に回避したとコメント
> 朝鮮中央テレビ(通信)のニュースも、どう伝えたのか知りたいです。
> (北朝鮮のテレビ局って、あの女性アナウンサーしかいないのでしょうか?
> いつも同じ人のような気がします)
えっナニナニ、知らない、これ。日本のニュースに挿入されるんですか?
って、ジョン・フォックスですが。
「我々英国人は長年IRAのテロの脅威にさらされてきた。今更“何故こんな事が!?”と驚く方がおかしい」
確かに。
このアラブ人容疑者5人の話は、昨日、マサチューセッツの現地紙を元に随分出てましたが、この記事は少なくとも、日本でまだ報道されていない事(共同ではされたのか?)が結構含まれているので。リンクあればいいんですが、ハッキリ言ってニュース記事って、リンクや「一部引用」じゃ、意味がないんだよな。
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緊迫の機内から必死の電話
(産経 速報もしくは13日の朝刊一面より)
乗っ取られた民間航空機が米国の繁栄と力を象徴するニューヨークの世界貿易センタービル、ワシントン郊外の米国防総省に突っ込み、炎上するという最悪の惨事となった米中枢同時テロ。緊迫する機内から最後まで携帯電話で助けを求め続けた乗客らの絶望的な状況を米メディアの報道などを基に再現してみた。
■5人のアラブ人
九月十一日午前七時五十九分、乗客乗員九十二人を乗せたアメリカン航空11便が米マサチューセッツ州のボストン国際空港を離陸、ロサンゼルスに向かった。十五分後には後を追うように六十五人乗りのユナイテッド航空175便が同じくロスに旅立った。
何ら変哲のない離陸風景だったが、二機の機内には少なくとも五人のアラブ人男性の姿があった。このうち175便にいた二人は兄弟でアラブ首長国連邦(UAE)のパスポートを持っていた。空港の中央駐車場に置かれたレンタカーの車内にはアラビア語で書かれた航空機の操縦マニュアルが無造作に残されていた。
アラブ人らは機内後方にいた客室乗務員を次々にナイフで切りつけ、殺害を始めた。異変に気付いた操縦士が客室内に顔を出したのを見計らって犯人らは操縦室を占拠、機首をニューヨークに向けた。
兄弟の一人が訓練を積んだパイロットで、自ら操縦かんを握り、五十分もたたないうちに、世界貿易センタービルに突撃することになるとはだれも知る由もなかった。
フロリダ州の警察官ローン・ライルさんは、自宅で妻のシーシーさんからの電話を受けた。175便の客室乗務員をしていたシーシーさんは、自分がいかにローンさんと子どもたちを愛しているかを切々と伝えた。シーシーさんは最後、涙声になり、背後からは乗客の切迫した叫び声が響いた。この後、通話は突然途切れ、二度とつながることは
なかった。
■他の飛行機もある
アメリカン航空11便。高度計やスピード計など計器類がびっしりと備えられたコックピット内で、犯人は英語を操っていた。ニューハンプシャー州ポーツマス出身の操縦士トム・マクギネスさん(42)は、地上交信用マイクのスイッチを「ON」のままにしたため、犯人と操縦士との会話を管制官が聞いていた。
「ばかなことさえしなければ、傷付けない」「われわれには、他の飛行機もあるのだ」。犯人が不気味にすごむ声が飛び込む。
11便が機首をマンハッタンに向けたのは、この直後だった。同時にトランスポンダーと呼ばれる自動送受信機のスイッチが切られ、管制官が監視する計器から、高度表示が消えた。レーダーだけが、摩天楼に向かう機影だけを映し出す。
緊迫の度を高める管制官に飛び込んできたのは、米空軍のF15戦闘機二機がオーティス空軍基地から緊急発進したとの報だ。ほぼ同時に、もう一つの連絡を受けた。「11便がビルに激突した」。
■「誕生日、おめでとう」
十一日朝。米司法省のセオドア・オルソン訟務長官の妻でCNNテレビのコメンテーターを務めるバーバラさんは、ワシントン郊外のダレス国際空港でロサンゼルス行きのアメリカン航空77便に乗り込んだ。六十四人を乗せた機体は、西へ向けて離陸した。
「誕生日、おめでとう」。バーバラさんはこの朝、夫にそう告げたばかりだった。実はバーバラさんは前日の十日にフライトを予約していたが、十一日が夫の誕生日。顔を見て直接、お祝いを言いたくて出発日をずらした。
機体が水平飛行に入ると間もなく、ナイフを手にした男たちが大声で77便を乗っ取ったことを告げた。「みんな立ち上がって後ろへ下がれ」と脅し、全員を後部座席へと追いやった。
バーバラさんも指示に従ったが、男たちに気付かれないように、手に携帯電話を忍ばせた。すきを見てダイヤルすると、夫につながった。「どうしよう、ハイジャックされた」
バーバラさんは弁護士でもあり、検事として数々の犯罪と向かい合った経験がある。早くしないと手遅れになる。夫に「パイロットになんてアドバイスしたらいいの?」と尋ねた。胸は高鳴っていたはずだが、落ち着いた声だった。
しかしそれでも、時間が少なすぎた。コックピットに忍び込んだ男は、慣れた手つきで77便の機首を東へ反転させ、ワシントン郊外の国防総省に向けた。
■オレンジ色の炎
ニューヨーク・マンハッタンにある百十階建ての世界貿易センターのツインビルは、この日もメンテナンスが行き届いた壁面の窓一面に青い空を映して誇らしげにそびえていた。
出勤したばかりのビジネスマンが机に向かって間もない午前八時五十分。北棟に、ボストンからロサンゼルスへ向かっていたはずのアメリカン11便が激突した。そして同九時八分にはユナイテッド175便。現場に駆け付けていた報道陣のカメラの前で南棟に吸い込まれるように突っ込み、次の瞬間、ビルの横っ腹からオレンジ色の炎が噴き出した。
五十階から非常階段を駆け降りて避難した日本人の男性銀行員がまだひざを震わせていた同九時五十分、消防隊員らによる救助活動が続く南棟がごう音とともにゆっくり崩れ落ちた。約四十分後には北棟も逃げ遅れた人たちをのみ込んで崩壊。黒煙はあっという間に青空を遮った。高層ビルは、一瞬のうちに消えた。
■切り崩されたペンタゴン
政治の中枢、ワシントンも標的だとはっきりしたのは、世界貿易センタービルへの最初の旅客機突入から、わずか四十分後だった。ワシントンのダレス国際空港を飛び立ったロサンゼルス行きアメリカン航空77便は、国防総省に刻一刻と近づいていた。
ポトマック川を挟んだ首都対岸の広大な土地にあり、五角形の形状から通称「ペンタゴン」と呼ばれる米国防総省ビル。二万人以上が勤務するビル内ではほとんどの部屋で、職員がニューヨークでのテロ事件を伝えるテレビに見入っていた。ラムズフェルド国防長官は、東側一辺の二階にある執務室にいた。
その執務室とは反対側の西側の一辺中央部分で、爆音とともに火の手が上がった。77便が突っ込んだ衝撃で、一階部分まで逆三角形の形で切り裂かれたように損壊、陥没した。(共同)
> アメリカって世界の嫌われ者なんですかね。
アメリカは、アメリカ以外の国では本当に嫌われてるな~と実感します。多分「アメリカ人」じゃなくて「アメリカという国が」なんだと思うんだけど。アメリカに助けてもらった国って結構あると思うんだけど。ちょっと可哀相な気もする。
アメリカと中国が気が強いのは、愛国心の強さにも関係あると思います。勝手に愛国愛国されてもヨソの人は困るんだけど、自国民に何かあったらタダではおかない、という気迫のようなものを感じます。例えば、子供のいる親だったら、国が報復する考えはわからなくても、自分の子を守るためなら何でもするでしょう。この二国には、国民に対してもそういう気持ちが強いんじゃないかなあと思う(でも親バカにしろ愛国心にしろ、他人に迷惑な事には変わりないが)
> ブッシュが人気取りの為とか、軍需産業で景気回復
> の為に報復攻撃するのはやめてほしいです。
> Y2K問題にひっかかって修正不能の武器を全部棚卸し
> する為にNATOの空爆にチョッカイ出した国だから
> やりかねないでしょう。。。(涙)
えーホントー。すげえですね。確かに軍事大国ってオンボロ兵器の始末に困ってるみたいですね。いつだったかブッシュ大統領が「ウチの国にはこんなに核兵器があるのか!?」って驚いたという発言がニューズウィーク誌にスッパ抜かれてました。でもロシア(旧ソ連か)の更にオンボロの兵器買ったり、それモデルにして作った原潜を近海航海させるぐらいだったら、アメリカから武器買って>沢民おじさま(涙)
Bush gets strong support from Congress, NATO
(CNN 2001.09.12 20:56EDT/2001.09.13 08:56HKT)
http://www.cnn.com/2001/US/09/12/america.under.attack/index.html
って、実はお馴染み人民日報のBBS「強国論壇」で知って、慌ててCNN見に行ったナリ。
NATOは加盟国である米国の要請を受け、条約の第5条(集団自衛権)を発動。
Article Five of its charter, which states that any armed attack against one of its members is considered an attack against all of them.
加盟国のいずれかが軍事攻撃を受けた場合、全ての加盟国に対する攻撃と見なす。