96年ですな。すげえ光景だ。やっぱデキてる、国共。(違います、五星紅旗を持ってんのは香港の活動家)この時、香港側で死人が出たのでどエラい大騒ぎに...なったと産経新聞が大騒ぎしていたが、ソレもちょっと事実とズレがある。因みにワタシが結婚して香港に来たのが96年10月。卵は投げられませんでしたハラショー。
んーと...99年に、保釣行動委員会が駐港日本総領事館に抗議活動をした時の見学記があるのだが。だがだが、未だに未収録の朝ヤム過去ログ99年7月分であったか。今ウチの(昔のMacの)データベースの中にしか、なかっただろうか。アレを見るとマコトによく香港の「民主派(=反共)愛国運動」の実態がよくワカル。
ところでセンカクに神社建てた(今ないんだっけ?)日本の右翼団体「日本青年社」が尖閣に住民登録しているという噂はホントーでしょうか。あとアソコは埼玉の実業家の私有地という説もあったような。
(何か見ているらしい)
李登輝・前台湾総統の「尖閣は日本領土」発言に反発し、駐港台湾出先機関(総領事館に相当)である中華旅行社代表、張良任社長に抗議デモ。
...スすいません中華旅行社ってどこにあるんだっけ。
(日本総領事館が定番と思っていたので油断)
> んーと...99年に、保釣行動委員会が駐港日本総
> 領事館に抗議活動をした時の見学記があるのだが。
> だがだが、未だに未収録の朝ヤム過去ログ99年7
> 月分であったか。今ウチの(昔のMacの)データベ
> ースの中にしか、なかっただろうか。アレを見ると
> マコトによく香港の「民主派(=反共)愛国運動」
> の実態がよくワカル。
今、この投稿を見てからフッと思い立ち香港ウォーカー(...)御用達『香港街道地方指南』の「各国駐港使節」一覧を見てみたらありました、最初から探せばよかった、お手数かけました。面目ない(しゅん)
...しかも「Taiwan 台灣」で載ってるスゲエ。
(一応カッコして「Agent 代辧」とはあるけど)
ちょっと前にもですね。とあることで(シモネタですスイマセン)「パラグアイ」の中国語表記を確かめるためにこの一覧を見たのですが、やっぱチューゴクとは国交ない国も、あるのね、香港。
旅行代理店の話題じゃないですよね?
> ちょっと前にもですね。とあることで(シモネタ
> ですスイマセン)「パラグアイ」の中国語表記を
どこが、「シモネタ」?
>> ちょっと前にもですね。とあることで(シモネタ
>> ですスイマセン)「パラグアイ」の中国語表記を
>
> どこが、「シモネタ」?
話すと長いのでございますが、駐台パラグアイ大使館(注:パラグアイは中華民国と国交のある数少ない国の一)に勤務する外交官から
性病うつされた
と台湾娘A子さんが告発した事から、大騒ぎになっていた事件があったのです...
(どこが話すと長いのか一体)
ゾンビさん、皆様、
「抗議船が日本に阻まれている」のは、
自衛隊じゃなくて海上保安庁だったと思いますが、
中国語圏では軍隊が出動したとされているような
気がします。これについて教えていただければ、
幸いです。
> ゾンビさん、皆様、
> 「抗議船が日本に阻まれている」のは、
> 自衛隊じゃなくて海上保安庁だったと思いますが、
> 中国語圏では軍隊が出動したとされているような
> 気がします。これについて教えていただければ、
> 幸いです。
そうそう、海上保安庁です。あっちょうど先日出した写真が証拠に(笑)
http://appledaily.atnext.com/images/apple-photos/640pix/20020926/Article_int/26c1p3.jpg
(蘋果日報)
また、海上保安庁でも中国語で「日軍」などの表現で報道されるのは尖閣騒動の時にあったと思います。というか、海上保安庁も防衛庁も自衛隊も軍隊も、全然見分けついてなかったというか。
それに対する批判も以前あったと思いますが、どこで見かけたのがちょっと思い出せないので、これは確かではありませんが(或いは外務省か在外公館が抗議したのかもしれませんが)「軍隊じゃない」と言われてその後はそんなに見かけなくなったようにも思います。あと、確か去年だったか、海上保安庁、英語名を変えたんじゃなかったかな。
でも今日の「台湾の声」の米国在住Andy Changさんという方は、香港の大衆紙報道みたいなのじゃなくて、現地で英語一般紙(高級紙)の報道をちゃんと読んでいる筈ですから「自衛隊」と書かれたのは不思議です。ずっとそう思っていらしたのかなあ。
以下は、前にmasumiさんたちから質問が出た時に産経から拾ってきた96年当時の関連報道見出し一覧です:
(香港のほほん島(初代) 2001.02.20)
> 私はちょうど香港で結婚する直前ぐらいで、手続きも
> あって何回か来てましたが、南Y島に直行するせいか
> もしれないけど、何も気が付かなかったな。当時の香
> 港通信を後から見たら「日本人のタクシー乗車拒否」
> 「日本製品不買運動」みたいな事が書いてあった。
住民はわかんないけど、総領事館はやっぱり大変だったみたいです。保釣行動委員会なんかが押しかけて来て。
当時(日本の新聞で一番熱心に報道していた)産経の関連記事一覧です。
尖閣諸島 灯台設置で台湾 確認されれば厳重抗議
[1996年07月18日 東京朝刊]
日本の海洋法発効に反発 台湾
[1996年07月21日 東京朝刊]
尖閣諸島 台湾が巡視船派遣へ 対日抗議の動き拡大も
[1996年07月23日 東京朝刊]
尖閣諸島領有権問題 大陸との連帯で台湾世論二分
[1996年07月27日 東京朝刊]
政治結社が灯台修理 尖閣諸島
[1996年08月11日 東京朝刊]
【隣人たちから】連合報特派員 陳世昌(台湾) 外から日本を見れば
[1996年08月26日 東京朝刊]
【中国情報】尖閣問題、香港で反日デモ
[1996年08月31日 東京朝刊]
尖閣諸島近海 台湾議員ら日本領海侵犯 海保巡視船が退去命令
[1996年09月06日 東京夕刊]
【中国情報】台湾紙 尖閣取材で領海侵犯
[1996年09月06日 東京朝刊]
【中国情報】尖閣問題、平和解決を 外務省局長
[1996年09月06日 東京朝刊]
尖閣問題で台湾外交部 日本に強硬声明 本音は「沈静化要求」
[1996年09月07日 東京朝刊]
尖閣諸島問題 台湾船は再び領海侵犯 外交当局者 沈静化呼びかけ
[1996年09月08日 東京朝刊]
尖閣諸島問題 対日抗議 日増しに激化 香港/中国
[1996年09月08日 東京朝刊]
【久保紘之の天下不穏】沖縄が答えた「沈黙の事実」
[1996年09月09日 東京夕刊]
【中国情報】台湾保守派「尖閣」で連帯
[1996年09月09日 東京朝刊]
中国「国防報」 尖閣諸島問題で対日批判 軍の不満代弁 /評論文妙訳
[1996年09月10日 東京朝刊]
尖閣諸島問題 台湾テレビ「新灯台」の映像放映
[1996年09月10日 東京朝刊]
「尖閣」に灯台新設 都内の政治結社が再び
[1996年09月10日 東京朝刊]
【中国情報】尖閣近海に潜水艦 中台両軍、偵察が目的?
[1996年09月11日 東京朝刊]
【中国情報】台湾でも議員ら署名開始
[1996年09月11日 東京朝刊]
【中国情報】香港 文化人700人「守る声明」
[1996年09月11日 東京朝刊]
尖閣諸島 灯台設置めぐり政府に厳重抗議 中国
[1996年09月11日 東京朝刊]
中国副首相 突然の訪日中止 表向きは政務多忙 「尖閣問題」が影響か
[1996年09月12日 東京朝刊]
尖閣諸島問題 中国軍が作戦グループ 小規模艦隊すでに派遣か
[1996年09月13日 東京朝刊]
尖閣諸島問題 灯台爆破の決死隊結成
[1996年09月13日 東京朝刊]
尖閣諸島の灯台 海上保安庁 週明けにも現地調査 「許可」月末に結論
[1996年09月14日 東京夕刊]
【中国情報】尖閣問題で抗日運動 団体幹部を北京退去
[1996年09月14日 東京朝刊]
尖閣問題 中国問題専門家 ハーディング氏 5都市結び衛星会見
[1996年09月14日 東京朝刊]
尖閣問題 台湾の林前駐日代表に聞く 争いより共同開発を
[1996年09月14日 東京朝刊]
尖閣問題 香港で最大の抗日デモ 北京大でも集会
[1996年09月16日 東京朝刊]
尖閣諸島問題 中国、政府の弱腰見すかす 強硬な香港 “忠誠誓う”踏み絵
[1996年09月17日 東京朝刊]
尖閣諸島問題 日の丸燃やし台湾でも集会
[1996年09月18日 東京夕刊]
尖閣諸島海域に抗議船 香港の団体、22日に出航
[1996年09月18日 東京夕刊]
【中国情報】江主席 学生の対日抗議抑制へ
[1996年09月18日 東京朝刊]
駐日大使更迭の方針 中国「尖閣」での対応不満 香港紙
[1996年09月19日 東京朝刊]
【中国情報】尖閣問題 日本製品不買は慎重に
[1996年09月20日 東京朝刊]
尖閣問題 池田外相が方針 対話で鎮静化図る
[1996年09月21日 東京夕刊]
尖閣問題 香港 対日抗議エスカレート 邦人社会に動揺広がる
[1996年09月21日 東京朝刊]
日中 灯台問題 「尖閣」で25日外相会談 政府の関与否定へ
[1996年09月21日 東京朝刊]
【主張】尖閣に靖国絡める理不尽
[1996年09月21日 東京朝刊]
【オピニオンアップ】尖閣にどう取り組むか 揺さぶりを排し主張貫け
[1996年09月22日 東京朝刊]
尖閣諸島 香港から決死隊 灯台破壊目標に出航
[1996年09月23日 東京朝刊]
尖閣抗議、数千人デモ 台湾で初 地方議員ら海域入り
[1996年09月23日 東京朝刊]
台湾、香港議員ら尖閣沿岸に接近 海保巡視船が阻止
[1996年09月24日 東京夕刊]
尖閣問題 台湾国防部も対応策 中国に続き、対日強硬姿勢示す
[1996年09月25日 東京朝刊]
尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐる最近2カ月間の動き
[1996年09月26日 東京夕刊]
尖閣抗議 香港船、日本領海に 台湾の5隻も上陸の構え、海保警告
[1996年09月26日 東京夕刊]
【外信コラム】台湾有情 言葉の違い
[1996年09月26日 東京朝刊]
香港抗議船 尖閣海域に到着
[1996年09月26日 東京朝刊]
中国人民軍今月4回演習 「尖閣」で日本を警告か 軍強硬派 党指導部に不満
[1996年09月26日 東京朝刊]
【主張】見習うべき外交の狡猾さ
[1996年09月26日 東京朝刊]
香港の尖閣抗議船 溺れた男性快方に
[1996年09月27日 東京夕刊]
香港の尖閣抗議船 台湾基隆港に入港
[1996年09月27日 東京夕刊]
海に飛び込み1人が死亡 「尖閣」抗議の香港船
[1996年09月27日 東京朝刊]
【談話室】信念をもって領土問題解決
[1996年09月27日 東京朝刊]
尖閣諸島 抗議船への冷静対応強調 梶山官房長官
[1996年09月27日 東京朝刊]
中国名言わず うっかり「センカク・アイランズ」 香港政庁の最高幹部
[1996年09月27日 東京朝刊]
台湾の団体 相次ぐ尖閣上陸計画 活動激化の恐れ
[1996年09月27日 東京朝刊]
尖閣諸島 香港抗議船 台湾、入港認める
[1996年09月27日 東京朝刊]
あす反日大集会 尖閣抗議で死亡の活動家追悼 在留邦人に注意勧告 香港
[1996年09月28日 東京朝刊]
尖閣抗議 「中台に責任の一端」 活動家の死で市民の声 香港紙
[1996年09月28日 東京朝刊]
石垣市議ら「尖閣衛る会」の参加者募集中
[1996年09月28日 東京朝刊]
衆院解散・総選挙 自民「尖閣、竹島は固有領土」 「主権」主張、公約に
[1996年09月28日 東京朝刊]
【中国情報】尖閣問題 「問題起こし申し訳ない」 病院収容のフォン氏会見
[1996年09月29日 東京朝刊]
尖閣抗議船 30隻6日に台湾出港
[1996年09月30日 東京朝刊]
尖閣抗議 死亡リーダー香港で追悼集会 中国政府も事態重視
[1996年09月30日 東京朝刊]
【今週の「報道2001」調査から】投票基準は人格・政策59.6%
[1996年09月30日 東京朝刊]
[1996年10月01日 東京夕刊]
【中国情報】尖閣の死亡事故を初報道
[1996年10月01日 東京朝刊]
香港の計画に参加者が激減 尖閣諸島抗議行動
[1996年10月01日 東京朝刊]
香港の尖閣抗議の活動家 病状回復し退院
[1996年10月02日 東京朝刊]
尖閣に灯台設置の日本青年社を捜索 銃刀法違反の容疑 兵庫県警
[1996年10月03日 東京夕刊]
【談話室】主権保持する気概があるか
[1996年10月03日 東京朝刊]
尖閣抗議で事故に備え 台湾、軍艦を派遣
[1996年10月03日 東京朝刊]
尖閣は琉球群島 中国 日本領土との認識 1953年1月8日付の人民日報に明記
[1996年10月03日 東京朝刊]
首相名の「尖閣投書」官邸が否定
[1996年10月04日 東京朝刊]
きょう東京で日台漁業協議 尖閣問題にも影響
[1996年10月04日 東京朝刊]
【中国情報】尖閣ツアー計画 台湾の旅行社参加募る
[1996年10月04日 東京朝刊]
【中国情報】江主席 香港の対日抗議警告
[1996年10月04日 東京朝刊]
尖閣灯台 許可棚上げを決定 政府「事態の沈静化」狙う
[1996年10月04日 東京朝刊]
尖閣抗議計画 釣り船では違法 法定航行範囲外 台湾漁業当局が見解
[1996年10月05日 東京夕刊]
【正論】杏林大学社会科学部教授 平松茂雄 尖閣は大局を見誤らぬ判断を
[1996年10月05日 東京朝刊]
22日のサッカー試合 日本と香港ファン席別々に 尖閣問題で対日感情悪化を考慮
[1996年10月05日 東京朝刊]
【外信コラム】ソウルからヨボセヨ 「尖閣」か「釣魚島」か
[1996年10月05日 東京朝刊]
尖閣灯台 政府 認可保留を正式表明 法整備など課題は山積
[1996年10月05日 東京朝刊]
尖閣海域 中国、台湾が艦船集結 抗議の上陸へ緊張高まる
[1996年10月05日 東京朝刊]
【紙面批評】作家 伊沢元彦 中国主張の理不尽さ立証せよ
[1996年10月06日 東京朝刊]
香港との「尖閣」合同抗議運動 台湾独立派は警戒 「中国の統一工作の一環」
[1996年10月06日 東京朝刊]
「尖閣」抗議 中国、台湾、香港 反日運動激化 政府、打つ手なく苦慮
[1996年10月06日 東京朝刊]
尖閣問題 高まる反日愛国運動 中国指導部の脅威に 在米反体制知識人が分析
[1996年10月06日 東京朝刊]
香港・台湾の抗議グループ 尖閣諸島上陸 香港TVはトップ報道
[1996年10月07日 東京夕刊]
香港・台湾の抗議グループ 尖閣諸島上陸 「極めて遺憾だ」 古川官房副長官
[1996年10月07日 東京夕刊]
尖閣諸島 香港・台湾の活動家4人が泳いで上陸 中台の旗、政治レベルで問題化も
[1996年10月07日 東京夕刊]
尖閣諸島 香港・台湾の抗議団上陸 台湾の旗掲げ50分後に引き揚げ
[1996年10月07日 東京夕刊]
尖閣諸島 400人、早朝に上陸計画 抗議団が台湾出発
[1996年10月07日 東京朝刊]
【中国情報】尖閣諸島で抗議中水死の陳氏 香港で葬儀行う
[1996年10月07日 東京朝刊]
尖閣諸島 巡視船艇50隻以上で警戒 自衛隊は情報収集を強化
[1996年10月07日 東京朝刊]
日本の「防衛力」に注目 中国軍、尖閣沖で情報収集
[1996年10月08日 東京夕刊]
尖閣諸島上陸成功 抗議行動ヤマ越す 中国圏に自信
[1996年10月08日 東京朝刊]
尖閣諸島上陸 政府 だ捕の可能性示唆 具体的対応策は見えず
[1996年10月08日 東京朝刊]
尖閣諸島上陸 中国公使呼び再発防止要請 外務省アジア局長
[1996年10月08日 東京朝刊]
【主張】手ぬるかった尖閣への措置
[1996年10月09日 東京朝刊]
【談話室】外交ビジョン 各政党は示せ
[1996年10月10日 東京朝刊]
【中国情報】1万人の日本人客 香港旅行キャンセル
[1996年10月10日 東京朝刊]
【中国情報】香港で「尖閣」抗議の30人 日本総領事館に侵入
[1996年10月10日 東京朝刊]
【中国情報】尖閣問題で外務省 総領事館侵入を批判
[1996年10月11日 東京朝刊]
【斜断機】どうする、領土の防衛
[1996年10月12日 東京朝刊]
尖閣諸島問題で深●でも対日抗議
[1996年10月15日 東京夕刊]
オウムかたり「サリンまく」 香港で脅迫電話
[1996年10月15日 東京朝刊]
【新聞週間特集】辛口対談 上坂冬子さん・石井英夫論説委員 新聞の使命とは
[1996年10月15日 東京朝刊]
【中国情報】シンガポール 日、中、台にくみせず
[1996年10月15日 東京朝刊]
【中国情報】尖閣問題 香港の乱入議員が謝罪
[1996年10月15日 東京朝刊]
アジア商議所連合会名誉会長 辜濂松・中華信託銀(台湾)会長にインタビュー
[1996年10月15日 大阪朝刊]
「軍国主義」日本に復活 中国外相が警戒感
[1996年10月17日 東京夕刊]
尖閣問題 米議会調査局中国専門官 ロバート・サター氏
[1996年10月19日 東京朝刊]
【猪口才な眼】石川好(21) 国難で思う第3の「黒船前夜」
[1996年10月20日 東京朝刊]
総選挙 自民勝利 海外の反応 「香港」 「日中関係に不利」と報道
[1996年10月21日 東京夕刊]
【正論】平成国際大学学長 中村勝範 正論を主張する政治家出でよ
[1996年10月23日 東京朝刊]
【外信コラム】美麗香港 反日より商売
[1996年10月24日 東京朝刊]
【正論】中国報道と「報道の自由」 東京外国語大学長 中嶋嶺雄
[1996年10月25日 東京朝刊]
「尖閣」問題超えて日台関係強化訴え 大阪でフォーラム歓迎式典
[1996年10月26日 東京朝刊]
【学校で教えない時事】国連海洋法条約 難しい領有権問題 「排他的経済水域」
[1996年11月01日 東京夕刊]
米国に亡命の先駆的民主化運動家 王希哲氏に聞く
[1996年11月03日 東京朝刊]
【中国情報】党や政府に不利な報道 宣伝部が厳禁指示
[1996年11月03日 東京朝刊]
【主張】海保は海の不法を許すな
[1996年11月04日 東京朝刊]
来年度中めどに中国企業、東証初上場へ
[1996年11月05日 東京夕刊]
「タブー破る一大壮挙」 香港誌が産経の「尖閣報道」称賛
[1996年11月08日 東京朝刊]
【正論】杏林大学社会科学部長 田久保忠衛 米中関係好転の動きと日本
[1996年11月14日 東京朝刊]
【主張】揉み手で行う対中円借款
[1996年11月14日 東京朝刊]
【中国情報】香港の9月旅行者数 21万人で日本1位
[1996年11月15日 東京朝刊]
【正論】評論家 松本健一 返還後へ香港「民主党」の豹変
[1996年11月16日 東京朝刊]
尖閣諸島 香港の抗日活動家なぜ水死 抗議船“混乱の中の悲劇”
[1996年11月17日 東京朝刊]
【APEC会議】具体化する太平洋時代(中) 中国の威信
[1996年11月20日 東京朝刊]
【中国情報】香港マカオ 過激派が尖閣居住計画
[1996年11月21日 東京朝刊]
橋本首相、米中韓首脳と個別会談 APEC 日中修復へ相互訪問一致
[1996年11月25日 東京朝刊]
【正論】慶応義塾大学教授 小島朋之 新たな日中米の三角関係
[1996年11月30日 東京朝刊]
【隣人たちから】「中文導報」編集長 毛振奇 新聞が交流のかけ橋に
[1996年12月02日 東京朝刊]
六中総会で江主席 「東北3省を陰謀で単独開発」 激しい対日警戒論
[1996年12月02日 東京朝刊]
【日刊じゅく~る】411号 入試に出そうな時事問題 国際編
[1996年12月05日 東京夕刊]
【中国情報】「海上保安庁」を設立へ香港 紙
[1996年12月07日 東京朝刊]
「尖閣」現状凍結の危うさ 手うたぬと第2の竹島に /政治部次長 中静敬一郎
[1996年12月12日 東京夕刊]
来年の注目キーワード 「イントラネット」「デジタル放送」「香港」
[1996年12月14日 東京朝刊]
【高揚するナショナリズム】(5)台湾、統一派と独立派 帰属意識めぐり世論二分
[1996年12月14日 東京朝刊]
【高揚するナショナリズム】(6)中国 両刃の剣「愛国」
[1996年12月15日 東京朝刊]
【本】「アジア連邦の世紀」 大前研一著
[1996年12月18日 東京朝刊]
【編集余話】返還前夜 尖閣諸島騒動
[1996年12月20日 東京夕刊]
【編集余話】返還前夜 民主派離れ
[1996年12月21日 東京夕刊]
中国・江主席 海軍力の向上指示 台湾統一や「尖閣」にらみ権益保護を強調
[1996年12月26日 東京朝刊]
台湾の10大ニュース 内政トップは李登輝氏の当選
[1996年12月27日 東京朝刊]
【96海外10大ニュース】主な出来事 7月-12月
[1996年12月29日 東京朝刊]
【96海外10大ニュース】ペルーの大使公邸占拠で緊張
[1996年12月29日 東京朝刊]
【96あとがき】(7)国際 「安全保障」と「国益」の1年
[1996年12月29日 東京朝刊]
>> ゾンビさん、皆様、
>> 「抗議船が日本に阻まれている」のは、
>> 自衛隊じゃなくて海上保安庁だったと思いますが、
>> 中国語圏では軍隊が出動したとされているような
>> 気がします。これについて教えていただければ、
>> 幸いです。
今なんだか産経のウェブがイヨーーーーに重くて遅くなりましたが、1997年、産経の読者欄にあった投稿です。これと同じような話を週刊文春か何かで読んだように思う。実際の当時の報道については、私はまだ香港に住んでいなかったので確かではありませんが、とりあえず事実だと思います。
しかし、わたくしの愛する香港メディアが...とほほほほほほ
(一瞬隠しておこうかと)
(しかしやはり事実重視)
(硬派はつらいぜ)
(いいからそれは)
---
【アピール】尖閣は国際信義のリトマス紙
(産経 1997.06.09 東京版 朝刊 読者欄)
会社員 泉幸男 38
(東京都足立区)
五月二十七日、出張で香港に着いた。さっそく当地の新聞を買ってびっくり。「日本が海空に膨大な軍力を出動させ、釣魚台主権宣言行動を阻止」「日本側六十隻の軍艦」(明報)、「日本の軍艦は絶えず拡声器を使い」(蘋果日報)、「膨大な海空の部隊を派遣」(東方日報)などと報じている。
釣魚台とは、尖閣諸島のことである。日本は海上保安庁の船を出しただけで、あたかも自衛隊を出動させたごとくに書き立てていただけるとは、「誠に安上がりであることよ」と、皮肉のひとつも言いたくなる。
確かに「海上保安庁の船」だという言及もあったが、蘋果日報には「海上防衛庁」という用語も登場する始末。全体としてみれば、日本が軍事力をもって対応したという鮮烈な印象を与える仕組みになっている。そして、日本がここまでやるのだから、中国・台湾当局も応分の対応をせよとの論調である。
情報化社会となって本当によかった。香港の新聞がいかに「日本の艦船が香港・台湾の人士の船に突っ込んできた」と書いたとて、ロイター配信の写真を見れば、明らかに運動家の船が海上保安庁の船に横から突っ込んでいる。海上保安庁の船のマストによじ登り、たばこを吹かしてVサインを示す運動家の写真を冷静に見れば、運動家の品性もこの程度かと分かるのである。
尖閣諸島をめぐってはさまざまな意見がある。
ひょっとして存在するのかもしれない海底資源も、今の状態ではとても開発に着手できない。あきらめてしまえ、という日本人もいる。
しかし、尖閣諸島は、わが国が平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼し続けられるのかをテストするリトマス試験紙とも言えるのではないだろうか。日中友好は、両国の人々の尊い努力の結晶である。中国の現政権が解放軍を尖閣諸島に派遣することはまず考えられないが、将来の中国の政権が何をするかは分からない。
香港の新聞報道のような扇動記事が中国全土に意図的に流されれば、人民大衆の突き上げも爆発するかもしれない。わが隣国の軍拡の動きが本格化するなら、それがいかなる日本人にも目に見える形で表れる場所はまず尖閣諸島であろう。
琉球人が生活した尖閣諸島を、わが国の領土として確保し続けてくれた先人たちの知恵にわたしは静かに感謝している。