キャセイ航空、機内に監視カメラ設置を検討

（South China Morning Post　2002.04.24）
　
昨日ボーイング社幹部が明らかにしたところによると、キャセイ航空ではセキュリティ上の理由から機内に監視カメラを設置することを検討しているという。
　
同社のマーティン・ハード氏は、機内でのテロリストによる攻撃に対し、隠しカメラの有効性を強調。コックピット内でのパイロットによる機内監視を可能にすることで、リスクを減少させることが出来ると述べている。
　
キャセイ航空のリサ・ウォン・スポークスマンは、乗客のプライバシー侵害を懸念する声があることを認めた上で「これは一般的に普及している方法でもある」と付け加えている。