気の向くままに junne

不本意な時代の流れに迎合せず、
都合に合わせて阿らない生き方を善しとし
その様な人生を追及しています

(‘77)5月19日 (木) #2 波止場の船は日向ぼっこ

2023年06月28日 | 日記・エッセイ・コラム
幸せそうな夢の世界からお伽噺しの様な現の世界に目覚めたばかりの明美の顔は、無邪気な幼子のそれに似てとても可愛らしい。「お早う。お目覚め?フフフ…気持ち良さそうに寝ていたね」「ウンン…今何時頃?」「三時ちょっと過ぎ。十五分頃になったら、そろそろでようか」「そうね。もうここにだいぶ居るしね」「見て見て。海の色がさっきと全然違っている」「わぁ…本当ネ、ステキ。ど . . . 本文を読む