気が付いたら、もう一年の三分の一が過ぎたのですね。昨日のエイプリル・フールで気が付きました。何やら日本ハム・ファイターズの大谷投手の投げた球が180Kmと掲示されたとか。人類には不可能なこの数字、場内の観客はエイプリル・フールの演出だったと思っていたらしいです。後で判ったのは機械の故障という事らしいのですけれど、その言い訳こそが正にエイプリル・フールだったのでは…と思ってしまいます。 一体いつ頃からこんな慣習が始まったのでしょうね。一年のうち、この日だけは嘘をついても許される。笑って過ごそう・・・なんて、大らかな気の持ち方ですよね。でもそうすると、残りの365日は嘘に対して厳格に対処している様にも思えますけれど、現実はそうでは有りませんよね。何が真実で何が嘘なのか、その見極めが不可能とも言える世の中。 それならば、いっその事、四月一日は「真実の事しか言ってはいけない日」即ち『真実の日』と変えてみてはどうでしょうかね。取り分け政治家や官僚・大企業の役員や電力会社の関係者達を対象に、強制的に国民の前での審判を受けさせる日にしたらいいと思いますよ。嘘をついたら即、刑務所へ直行・・・なんて、いいと思いますけどねえ。 まあ、つまりは、それだけ世の中には是非を問わず嘘が満ち溢れているという事なのですよね。人助けの嘘、人を傷付ける嘘、保身の嘘、笑い話しになる嘘。一体ウソって何なんでしょうね? 何がどうであれ、昔の『大本営発表』の様な嘘だけはゴメンですよね。
何れにしろ四季の内うち、一つが過ぎ去ったのですね。日本ではこの桜の季節が新たな門出の意味を持っています(旧暦ではあと一カ月先ですが)。気温も上がり始めて草木が芽吹く、本当に日本らしい良い季節が始まります。精神(こころ)の中もこの様でありたいものですね。
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