気の向くままに junne

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'12. 対ロシア戦、江畑を使い続けた真鍋監督の敗北

2012年05月27日 | スポーツ

 世界ランク上位には通用しない江畑を何故起用し続けるのか? 

 キューバ(10位)戦で既に誰の目にも明らかとなっていた事実を曲げてまで、江畑に拘った理由とは一体何だったのでしょうか? それがベストな選択肢であったとでも言うのでしょうか? 相手は2mを超える選手が二人もいて平均身長が195cm程もある壁のようなチーム。日本としては先ずレシーブ力の強化と如何にしてサーブで相手を崩すかが作戦の要になっていた筈。それなのにスタートから江畑。私はこのラインアップを見た時に『今日は負ける』と即座に直感しました。結果はご存知の通り、22-25,20-25,20-25のストレート負け。

 少しは考えたところも有りましたね。奇を衒った新鍋・平井の投入。一面、その効果が有った事は有ったのですが、ロシア相手にはバランスが取れていなかったのも、これまた事実。まあ、それは無理からぬ事だったと思います。竹下・荒木・木村がいくら頑張ったところで、厳しさは変らないのですから。おまけにガモワ選手が少しばかり進歩していて、以前抱えていた『穴』を幾分なりとも修正してきていたのですから、一度流れを摑まれてしまったら、止め様も有りません。結果、後手後手に回ったままで終始してしまいました。

 チームがチームとしてまるで機能していなかったこのロシア(7位)戦。山口舞はベンチから出る事も無く、狩野舞子は単なるワンポイント止まり。キューバ戦のヒロイン・現在のチーム内では絶好調の迫田さおり敗戦濃厚となってからの出場。これでは、この大会無敗のロシア相手に勝てという方がどうかしている。確かにロシアは強い。強力なチームである事はその通り。しかし絶対に勝てない相手でもない。結果が右か左かは、試合開始前の監督の頭の中にある。しかし、いつも書いている様に、真鍋監督は選手の能力把握し切れてはいない。それが残念で堪らないところです。俗に「宝の持ち腐れ」という言葉が有りますけれど、まさにそんな状態が続いているのです。そして切るべきは切る(江畑の事です)…と云う考えを持って欲しいものです。本来日本が目指していたプレイ・スタイルというのは、スピード&シンクロで有った筈。今それが出来ていないというのは、江畑が足を引っ張っているからに他有りません。井上香織・大友愛の二人が居ないのも或いはその要因となっているかもしれませんが、今それを言っても始まりません。現在の12人で勝ち続けるしかないのですから。その方法・道は必ずある筈です。チームがチームとして機能する為には、相手によってはメンバーを思い切って替える決断力が肝要です。あとは対セルビア、最後の一戦。ここでは間違えないで欲しいものです。

 仮にセルビア(6位)に負けても、タイがキューバに負ければまだまだ首の皮は繋がったままです。が、そんな他力本願ではなく、あっさりと勝って終って欲しいです。


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