気の向くままに junne

不本意な時代の流れに迎合せず、
都合に合わせて阿らない生き方を善しとし
その様な人生を追及しています

'11. フランスでも『核』が

2011年09月13日 | ニュース

  フランス南部のマルクールという処に在る、(原子力発電所の)廃棄物処理場で12日午後7時頃火災が発生しました。当局の発表に由ると放射線物質の漏えいは無いとの事。 おやっと思ったのは、 もうその時点での報道発表の場に、I.A.E.A.の事務総長がいたという事です。福島原発の時に比べて、 異様に早いとは思いませんか? 事故の内容が違うとはいえ、『我々は隠ぺいはしていない、 技術面には自信が有るからだ』とでも言いたそうではありませんか。もしもこれが日本で起きたものだとしたら、 電力会社はきっと或る種のパニックに堕ちる事でしょう。

  このマルクールでの出来事は、今後の原発にとってどの様な影響を齎すのでしょう? 原発を推進する側で起きた事は、反対を唱える周辺諸国にとって、非難の的になる事は目に見えています。 果たしてフランスはどの様に交わして行くのでしょうか。 そこには、日本の原発関係者にとって、注視すべきものが有るかもしれないと思います。原発先進国のフランスが、どの様に信頼を勝ち得て来たのか、 これからのフランスの動向から何か覗えそうな気がします。

  日本流の隠ぺい対策では、もはや世界には通用しません。 私は原発の是非を問う者ではありません。 ただ、現実が何処へ向かって行くのか見ているだけです。 原発をやめて再生可能エネルギーに移行、 それもいいですけど、 エネルギーの絶対量は完全に足りませんよ。  常に15%節電の毎日になるかも・・。  電気に縁る快適な生活の一部は諦める事になるかも・・。を僅かでも続けるのなら、廃棄物の問題が相変わらず残ります。 また3.11の様な事が起きたら・・・と言う声も出てくるでしょう。 どっちへ転んでも誰も未だ答えを出せていないのです。  答えを出せないまま二者択一をしていてもまるで無意味そのもの。 あれこれ言うのは、 利権に絡んだ財界人やら官僚たち。 自分たちの実入り ・ 権益の事ばかりを考えている。  所詮は身勝手な金の亡者。

  デジタルもいいけれど、アナログもいいものですよ。人間、 もっとゆっくり歩きましょうよ。


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