気の向くままに junne

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その様な人生を追及しています

’11.尖閣諸島 1年経って再び

2011年11月07日 | ニュース

   日本外交、弱腰のままでいいのか!?                             

 性懲りもなく、また支那の漁船が尖閣諸島に現れ、拿捕された。当然の事なのだが、問題はこれから先の事で、また国内法を適用せず釈放するのではないか・・という事だ。 もしも前例に習って同様に釈放などという事になったら、世界中の笑いものという汚名だけに留まらず、日本には海洋国土を守るという主権が無い国だ・・と印象付けてしまうという、最悪の事態を自ら掲げてしまうのだ。どうして毅然とした態度で事に向かわないのでしょうか? 私にはそんな政府の方針・考え方がどうしても理解出来ません。 政府のコメントを引用するならば『尖閣は日本固有のものであり、何の問題も無い』という事なのですが、それがそもそもの甘い発想なのです。現に竹島にしろ魚釣島にしろ、実質占拠されているではありませんか。日本の漁船は出会いがしらの恐怖の為、それらの海域での操業を躊躇っているのが現実なのです。国家としてどうしてその現実を解消の方向へと導こうとしないのか? まさに弱腰としか言い様が有りません。 国力の顕示を表明する事は外交問題にとっても非常に大事な事である筈です。それが海上の問題であれば尚更の事です。『何も問題は発生していない』というのは、誰がどう考えても納得のいく論理にはなっていません。 

  事を荒立てたくはないというのは、昔から続く日本人の理念で、それが正しかった事も有った事も有るのでしょうが、「この事に関しては大きな誤りなのです日本に対しては強硬に出れば何も出来ず思いのままになる・・といった軽視に結びついてしまうのです。 海上保安庁も海上自衛隊も主力部隊を尖閣諸島に集結させ、日本近海・排他的海上区域では思い通りにはさせない・・といった、強い意思表示をするべきなのです。 日本国民や様々な資源を守るのは政府の大事な仕事であり、責務の筈です。何が起きていて、それがどの様な展開を呼び込むのか、政府は国家として国民に正確な事実を伝える義務が有ります。

  確かに外交政策には様々な思惑、貿易問題や国際協調などの複合的な問題が絡んできます。レア・アースなどでは弱い立場にありますが、しかし、何もかもを打算の上に乗せるというのは如何なものでしょうか? 譲れない・主張すべきは主張するという姿勢は、国家利益の上で、また外交交渉の上で、最も大事な事であると思います。弱みを見せれば、必ず相手はそこに付け込んでくるのは必定です。去年の事を思い出して下さい。あの釈放された支那人の船長はVサインを出して英雄扱いなのですよ。そんな人種なのです。それに引き替えVTRをPCで流した海・自の人は職責を失ったのです。矛盾を感じませんか? それもこれも全ては日本の弱腰外交が一番の原因です。

  私たち日本人は、日本人として、しっかりとした対外的にも強い決断力の有る、強い政府・国家を求めます。その為には、事に当たっては超党派での意見合意が出来る意思統一が出来る様、政治家の資質向上・意識変革が求められます。

  今一度、国家戦略と外交戦略を見直す必要が有ります。


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