'11. 福岡県、福島県を拒む

・　　これは産地からの直売の話し。　風評被害を防ぐ意味合いも兼てアンテナ・ショップではないですけれど、 福島県産の農産物を福岡県で販売しようとしたところ、 放射能問題を盾に、 これを拒んだのです。これって何か おかしいと思いませんか。 震災以後「一つになろうニッポン」とか「一丸となって」  などと、 それこそ日本中で聞かれた言葉ですよね。 それなのにどうしてこんな事が起きるのでしょう ？　本当に放射線物質に汚染されているものならば、 それは問題ともなりましょう。 でも福島県の人達が産地ものとして売りに出したものは、 検査に通った安全な物で有った筈。 それを自治体挙げての販売不許可。 どう考えても納得いきませんよね。 福岡県って「一丸にはならない県」・ 「一つにはならない県」 なのでしょうか ？   おそらくは一部の心もとない人達の意志が強く反映されたものだとは思いますが、その様な意思が地域を代表する事、「是」となる事に反対の声は出なかったのでしょうか ？  所詮対岸の火事で看板だけを挙げていたのでしょうか？ 　  でも思い出してみて下さいよ。 九州にだって原発は有るんですよ。  立ち場が変ったら・・って考えてごらんなさい。 どんな思いになるのか。  保身 だけを考えて 「正しい事実」に目を背けていては、 風評被害は絶対に無くなりません。 私たち日本人は、政治家は別として、誠実を誇る民族であった筈。　その辺りをもっと良く考えて欲しいものです。おそらくこの様な事は、　今回の福岡県だけの事ではないでしょう。 日本人が日本人としての気質を思い起こすいい機会です。義援金や寄付金・生活物資を送るのも大事ですが、 向こう岸に送ればそれで済む問題ではない筈。　巡り巡っていつかは自分の身の上に・・・なのですよ。　

その時、 どうします・・・？