オーストラリア戦に勝てたところで現在3勝2敗。セルビア5勝、イラン4勝、オーストラリア3勝で並んではいるものの、朝鮮相手にフルセットであった為に4位となってしまっています。残り2戦、プエルトリコとイラン戦の2試合を残すだけですが、これを2連勝しても他のチームの戦績如何によっては、ロンドンへは行けなくなってしまうという現状です。
これは一体どうしたという事なのでしょう? 大きな理由としては、必要以上のサーブ・ミスが挙げられます。第一戦のセルビア戦も第四戦の支那戦にしても、これが敗因だというのが誰の目にもはっきりとしています。そうです、それこそが勝負の分かれ目であったのです。どういう理由かこの2戦共にサーブ・ミスを連発し、最後迄修正が利かなかったのです。その他の3戦では一応日本らしさが出てはいた様ですが、それでも納得のいく試合とは言い難い・・・と云ったところが本当のところでしょう。
それと共この大会では『ムラ』が目立ちすぎる様に思われます。そして修正が出来ないままの『後を引きづる』内容になってしまっています。これが五輪を賭けた戦いの重圧なのか本来の日本の実力なのか、はたまた只単にコンディション・調整不足の為なのかは判りませんが、何処か不安定な印象を受けてしまいます。
それにしてもセルビアを除くと、低いレベルでの混戦模様状態ですね。朝鮮・ベネズエラ・プエルトリコ以外ではどこが勝ってもおかしくはない状況になっています。という事はこのグループからどこのチームがロンドンへ行こうと、メダル争いには加われないでしょう。それがこのグループの試合内容の様に思われます(もしも日本がメダルを獲れたらゴメンなさい)。それでも真鍋ジャパンと共にロンドンでの活躍を期待しています。言うまでも無く相手は比べられない程強化されますが、真鍋・植田の両チームが日の丸を掲げてくれたら、こんな気持ちの良い事は無いでしょう。
その為にもあと二試合は絶対に勝って、現在上位のチームが星を取りこぼしてくれる様に願ってしまいます。厳しい試合もあと二回。どうか頑張ってもらいたいものです。
それから第4戦の支那との試合前の練習中の事故に関しては、ボールを当てられた方も注意が足りなかったと言えばそうなのですが、あれは私の眼には完全に『故意』としか見えませんでした。その為代りの利かないセッターを欠いてしまったのですから、大きな致命傷であったと言えるでしょう。その鬱憤からか次のオーストラリア戦ではいい仕事をしていましたね。もうこれから先はあんなふざけた相手が居ないので、思い切り戦って下さい。TVの前で応援しています。
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