秋の夜長とは言いますけれど、時間を持て余し思ってもみなかった事を始める時も有ります。今夜もまた押し入れと云うタイム・トンネルの中への中へ入ってみました。まるでドラエモンのポケットの中みたいに、色々な物が出迎えてくれました。
先ず最初に出てきたのは…
こんなマンガを読んでいたんですねえ。いつ読んだのかも覚えてはいません。この頃のマンガには現在のものには無い、何か仄々としたものを感じます。今の若い人達は、きっと知らないでしょうねぇ。『いじわるばあさん』に付いていえば、かつての東京都知事、青島幸雄が演じていました。彼はクレージー・キャッツの歌詞を書いていた放送作家でした。これを知っているアナタはかなりの年配者。私? 私は単なる耳学問・耳年増なだけですよ。
さてさて、お次は、
これならご存知の方も多い筈。TVでも数年前迄は放映していましたからね。しか~し、これを、江利チエミがTVで演じていたという事を知る人はどのくらいご存命でしょうか? 鳥獣戯画図から始まるとさえ言われる日本のマンガ。『のんきなとうさん』や『ノラクロ』迄遡るとは言いませんが、この『サザエさん』は良き時代の良き日本の代表格だと思います。
さて時代が現在に近付いて来ると、かなり風刺の効いたものが出て来ます。
これなどは如何? この言葉、マンガを離れた処で一度は耳にした(或いは言われた)経験のある方も多いのでは? 読んでいると如何に世の中を皮肉りながらも、良く観ているなァ…と感心させられてしまいました。面白いのは出で来るオバタリアンの名字が全員「小畑」さんなのです。この人、もう描いていないのかなぁ?
お次はマンガではなく、日本最初の週間TVガイド。
これは1966年にビートルズが来日した時の二週に渡る特集版です。当時は一冊50円だったのです。それがこれです。物持ちがいいと言うか何と言うか、もっともビートルズ関係のものはこの頃から集めていましたので、残っていても不思議では有りませんけれど。
さて、そろそろ〆に入りましょうか。今、巷で色々物議を醸し出している2020年東京オリンピック。
これは1964年の東京オリンピックのもので、確か少学校から配布されたものです。多少のシミは有るものの中身は無事でした。開催期間中の種目や日付等々が書かれて有ります。次の2020年にもこの様なものが配布されるのでしょうかねぇ? あと5年生存したとしても、私の手元には入らない類いのものなので、考えるだけヤボってところですね。でも、紙の素材や印刷技術などは比べられない程のものになっているのでしょうね。
( 戯び心 )のオマケです。
今では誰でもが知っている『使い捨てライター』。日本では1976年に発売されたんですねぇ。もう既に39年も経っているのですけれど、未だに基本的には100円。これ程長い間価格を変えない商品って他には何が有るでしょう? それ以前にどうしてこんな古い「夕刊フジ」が残っていたのかが不思議。他に何か気になる記事が有ったのでしょう。それともこのチルチル・ミチルが気に入っていたのかどうかは、覚えていません。何しろ色褪せて、文字も読み辛くなっていますので。
さてと、そろそろ押し入れから出るとしましょうか…。読んで下さった方、
「お早うございます」。
愛知の明治村は有名(?)ですが、そちらはチケット買って見て回る式のいわゆるテーマパーク。
規模は小さいですが、
大正村ってのもあって、明治村と違って、実際に村人が住んでいるんです。
映画館や古びたカフェも実際に住んでいてまさにタイムトリップした気分です。
芝居小屋風の映画館があったりします。
junneたんちの押入れも負けてないね!
意地悪ばあさんは小さい頃テレビドラマで見ました。後年ばあさんが都知事になったのでショックでしたが。