2日目(2018年9月6日)
ウィーンの小路とエステルハーズィ・ケラー
ホテルで朝食を済ませ、7:30出発。今日はウィーンの小路散策とワイン酒場でワインを楽しむ。まず、ケルントナー通りとグラーベン通りへ。
最寄の地下鉄駅Gasometerまで徒歩5分。駅構内の券売機でチケット購入。地下鉄とトラム3日間乗り放題で€16.5とお得なチケットです。地下鉄3号線に乗り7駅目のシュテファン寺院で降りる。地下鉄駅を出ると目の前にシュテファンドームが現れる。
ドーム内見物と塔に登るのは後日。まずはケルントナー通りを一周しよう。
シュテファン広場から少し南で右の路地に入り、シューベルトが住んでいた家を見る。シューベルトは、ここで未完成を作曲したらしい。ドンナーの泉の横を通り、カプツィーナ教会、アウグスティーナ教会と名所めぐり。
アウグスティーナ教会前
オペラ座横のカラヤン広場には巨大な屋外スクリーンが設置されている。オペラ座内で公演しているオペラを、この大スクリーンに映し出す。ここでイスに座り無料でオペラを見ることができる。今週の演目は「カルメン」。オペラ初心者だけれど、これならわかる。あとで見物に来よう。
オペラ座で折り返し、ケルントナー通りを北上してシュテファン寺院の裏手に回る。近くにウィナー・シュニッツェルで有名なフィグルミュラーがある。昼時は大変混雑するということなので、予約を入れておいた。ここで早めのランチにする。
この時間だと客は2組だけで、待つことなく店内へ。予約席に案内され、さっそく名物のWinner Schnitzel(€19.8)、サラダ、フライドポテトを注文。飲み物はグラスワインの赤と白を頼む。噂通り、ウィーンナー・シュニッツェルはでかい!!! 一枚を二人で食べて十分。とても美味しく頂きました。隣の客は、一人ずつこれを注文したが食べきれず残してしまった。
ランチの後は、ケルントナー通りと交差するグラーベン通りを散策。ペスト記念柱、ペーター教会を見物。
ペスト記念柱
グラーベン通りを西へ進むと突き当りに高級食料品店ユリウス・マインルがある。この店はコーヒー豆が有名で、市内の多くのコーヒー店に豆を卸している。店内は高級感に溢れ、品揃えが豊富である。2Fでは食事をし酒を飲めるスペースもある。2Fの食料品売り場で、グラーシュとクラブ・ペーストとサケ・ペーストを購入。
ユリウス・マインル
無料のパイプオルガン・コンサートを聴くため、ペーター教会に戻る。このコンサートは月~金の3:00pmから30分程度行われます。
ペーター教会
教会入口付近は人が大勢集まるので、スリに気を付けろという噂。バッグをしっかり抱えて演奏を聴きました。
コンサートの後は、甘い物とコーヒで小休止。近くの有名店オーバーラーへ行くことにしました。
ケーキのショーケースは2Fにあり、2Fの席に座ることに。ショーケースの前で指差し注文です。ケーキはラズベリー・トルテとホランダーを注文。コーヒーはブラウナーとフランツィスカーナー(コーヒの上に甘くないホイップクリームを浮かべたもの)を注文。ラズベリー・トルテは甘酸っぱいベリーがとても美味しかった。
ラズベリー・トルテ
ホランダー
疲れも取れたので、コールマルクト通りを散策しながら、リンク横のブルグ公園を見物。公園内のモーツアルト像で記念写真を一枚。いかにも音楽の都という雰囲気です。
リンクに出るとトラムが来たので乗り込み、小休憩しながらまわりの景色を楽しむ。4駅先のショッテントーアで降り、今日のもう一つの目的地であるエステルハーズィ・ケラー(居酒屋)を目指す。ウィーン中心部にありながら伝統があり雰囲気のよい居酒屋ということです。場所はナーグラー・ガッセ(小路)から横に少し入ったところです。
エステルハーズィ・ケラー入口
入口から地下に降りると、地下の酒場は現在工事中で閉鎖。代わりに入口前の広場に仮設テントを張り営業中と言われた。仕方がないので、仮設テントで我慢することに。
料理も限定されてしまっており、あまり期待せずチーズサンドを注文。飲み物はワインの雰囲気ではなかったので、ビールにした。チーズサンドは思ったよりイケるし、ビールに良く合った。周りの客も同じメニューを頼んでいる。これは正解かも。
しかし、地下の居酒屋に行けなかったのは残念。ちなみに、地下の居酒屋はこんな感じです。
アルコールが入り、気分もよくなった。あとは地下鉄に乗り、ホテルに戻って寝るぞ。
2日目終了
付録
今日、歩いた小路の地図を以下に添付。
ケルントナー通り
グラーベン通り
ナーグラー通り