ディーゼルエンジンってどんなイメージがありますか?
煙い?
うるさい?
振動?
すべてディーゼルの特徴ですねw
古くて劣るエンジンって思っている人が多いのではないでしょうか?
でも、ガソリンエンジンよりディーゼルの方が新しいエンジンなのです。
しかも、ディーゼルエンジンは質の悪い燃料でも動く。
軽油は灯油とほぼ同じ。
灯油に動力として使うための添加物を加えた物が軽油です。
そして、ディーゼルの一番のメリットは燃焼効率が良い事。
ガソリンエンジンよりディーゼルエンジンの方が燃費が良いのは誰もが知る所ですね。
先に述べた欠点を克服して行けば良いエンジンになったはず。
それが、公害と言う名目で潰されてしまった。
もっと長い目で研究を続けていれば・・・。
昔、隠居が乗っていたダイハツのシャレードディーゼル。
いつ燃料を入れたか忘れるほど燃費が良かった。
1000cc3気筒。
パワーは無かったが、普通に使う分には問題なかった。
トヨタは圧縮比を下げたディーゼルエンジンを開発した。
隠居は乗った事は無かったが、良いエンジンだったのではなかろうか?
ディーゼルエンジンの効率の良さは圧縮比の高さだった。
この圧縮比を下げると言う事に挑んだトヨタを凄いと思った。
圧縮比を下げる事によりエンジン各部の剛性を下げる事が出来た。
トータルとして効率を維持しつつ、振動を抑える事が出来た。
面白い。
残念だが、今はそんな奇抜な開発は出来ないのだろう。
いつの間にか技術の進歩は止まった。
自動車だけではなく、すべての技術が。
人間は新しい技術から遠ざかり、今ある物をかき回すだけの生活へと落ちて行った。
若者の夢を潰し、国を潰し、そして命を。
若い人には新しい物を生み出す夢を持って欲しいと思う隠居でした。
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