jykell7引越し先

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間違わないように。踏み外さないように。1

2006-08-16 20:35:15 | ノンジャンル
874 名前:自分と同じ強さな名無しさん 投稿日:2003/02/08(土) 05:17 ID:APigGBoA
いい話ではないかもしれないけれど、僕の最愛の友人の話を・・。

まだSJも取ってない頃に、僕(ガルカモンク)と、友人(タル白)は出会いました。
ラテーヌで二人でレベル上げ、砂丘デビューも一緒に。SJも取って、ジュノデビューも一緒でした。
そんな僕たちの間に、すこしずつ差が出来始めたのがレベル30を越したあたりからかな、気が付けばタル白の彼女はLSにも入ってて、僕はいつまでも野良のままで・・
そんな、小さなことから少しずつ話さなくなって、組まなくなって。気が付けば、僕がレベル47になった時に、彼女は闇の王を倒してしまってたんだ。
この話は、そんなある日の出来事だった。

僕はその日、野良PTに入って古墳のりぼんクエのところでレベル上げをしていた。
ところが、突然起きた回線不良のために戦闘中に落ちてしまって、何回チャレンジしても入れず、やっと入れたときには、もう1時間経っていた。
まわりには人影もなく、薄暗い階段に僕だけが立ってるといった状況で、さっきまで組んでいたメンバーの名前をサーチしてみたら、どうやら解散しているようだった。
とりあえず、Tellで侘びをいれ、これからどうやって出たらいいのか途方に暮れていた時に、白タルの彼女から久々にtellが。
友人 「どうしたの?古墳に一人で」
僕はこれまでのいきさつを簡単に説明して
 僕 「死にデジョンするから、平気だよ」
なんて、強がってみせてた。本当は、階段で途方に暮れてたけれど、弱いところをさらけ出したくなくて。
そのままTellは終わり、僕は死にデジョンをためらって20分ほど立ち続けていた。
と、いきなりなぜかパーティーの誘いが・・・。見れば、彼女だったんだ。
どうしようかとためらった。でも、僕はその誘いを受けた。
 彼女 「そこで待っててね」
  僕 「良かったのに・・・危ないよ・・」
 彼女 「大丈夫。待ってて」
僕は、情けないような、切ないような複雑な気持ちで待ってた。
そして、さらに20分ほどの時間が経って彼女は現れたんだ。
 彼女 「ごめんね。待たせちゃってw」
 僕  「ううん。ありがとうね、わざわざ。危険なのに迎えに来てくれて」
その時、なんで気が付かなかったのだろう・・
彼女が、軍師コートを脱いでいたことに・・・
彼女は、出会った頃と同じ、ただのローブ姿だったんだ。
                          <つづく>


FFちょっといい昔話

2006-08-16 01:25:30 | ノンジャンル
これはちょっと昔のよくある話の一つとして。

 当時、猫シーフ36歳
なかなかPTを組めず、ジュノの喧騒に疲れた私はジュノを抜け出し、
何の用もないのに一人でセルビナに行って
釣りするわけでなく、船に乗り込むわけでなく、ただボーっとしていました。
ほんの少し「サポジョブゲット」のわくわくしていた頃を思い出しながら
ぶらぶらしているとどこかから声が聞こえました。

/say「どなたかバスに連れてってもらえませんか」

時間はもう真夜中。セルビナは人もまばらでした。
サーチするとサポなし戦士18歳。バス人。
気になって声の主を探してみるとHPのところに
小さい戦士がちょこんと立っていました。
ツインテールの小さい戦士。
そのまま様子を見ていると誰からも返事がないのかずっと
「お願いします。どなたか連れてってください」
と繰り返していました。
 その時セルビナにいたのは7、8人。参加希望出した人が半数以上。
しばらく悩んでから思い切って彼女に声をかけました。

私「どうしたの?」
戦「あの、バスに帰りたいんですが、一人ではセルビナ抜けられなくて…」

彼女は、サポジョブがさっき取れた事。
嬉しくてすぐにでも故郷に帰ってサポをつけてみたい事。
砂丘に出ると絡まれたりして何度もセルビナに逃げ帰ったことを話しました。

戦「だからお願いです。バスまでじゃなくても砂丘抜けるまででいいんです!」

必死にお願いする彼女に

私「ちょうどバスに行く予定だったの。一緒に行こうか」

嘘をつきました。バスに行く予定なんかまったくない。
ただ私の中で心惹かれるものがあったのです。

戦「お願いします!ありがとう。ありがとう」

彼女は何度もお礼を言いました。
 
PTを組んで「離れないように」って念を押して砂丘に出ました。
彼女は「はい。しっかりくっついてます」って返事しながら
私の後をちょこちょことついてきます。
戦闘は極力避け、敵がいないか注意しながら進んでいきました。
(サポがモンクだった私は、彼女が絡まれたとき挑発もケアルもできないからでした)
雑談を交えながら、彼女はサポを何にしようかとても楽しみにしているようでした。
 ジュノでタルタルの前衛職はPTから敬遠されやすいことはよく知ってました。
PT組めずにジュノで突っ立っている自分の姿が頭をよぎりました。

私「何で戦士なのかな?」

思わず聞いてしまいました。サポをとってこれからと言う時に。
そんな私の後を一生懸命追いながら、彼女はただ一言

戦「好きだから」

タルタルが好き。戦士という役目も好き。
  
 そうだよね。それでいいんだよね。
PTなかなか組めなくても、好きだから。
私もシーフがやりたくてはじめた。
PT入れてもらうことに必死になって、組めないことで「シーフなんて…」って
思い始めてた自分にそのたった一言で思い出させてくれました。
 バスに着いてからも何度もお礼する彼女に
表では「よかったね。サポつけたらまた楽しくなるよ。頑張ってね」
と言いながら、そっと
『こちらこそありがとう。簡単だけど大事なことを思い出させてくれて』
心から小さな戦士に頭を下げました。