jykell7引越し先

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間違わないように。踏み外さないように。3

2006-08-17 18:52:07 | ノンジャンル
26 名前:自分と同じ強さな名無しさん 投稿日:2003/02/12(水) 09:45 ID:5wMnFhzA
前スレ874・・といっても確認出来ませんが、古墳の地下まで迎えに来てくれた友人が、解約した話を投稿した者です。
たくさんのレス頂いてありがとうございました。
それと、その後、進展がありましたので、報告させていただきます。

僕が昨日ジュノ庭の競売で、ボケーっと立ってたところ、解約したはずの彼女(白タル)からTellが・・。
サーチで確認したところ、ランク1、サンドリア港にいる白タルでした。
 彼女 「ちょっといい話、見ました。あれは、私の話ですね?」
 僕  「え・・・戻ってこれたの??」
 彼女 「残念だけど、キャラデータは、もう消えてたの。でも同じ名前でキャラ作成出来たよw」
 僕  「迎えに行きます!! そこで待ってて下さい」
 彼女 「うん、わかった。待ってるね。ラテーヌではないけれど」

もう僕は気が動転してしまって、とにかく急がなくちゃと焦ってサンドリアに急ぎました。
コントローラーを持つ手が震えて、まだ、姿を確認してもいないのに涙が。
なんとか飛空挺に乗り込み、サンド港に着くと出口に見慣れた後姿がありました。
全く同じキャラ・・・レベルもランクも初期に戻ってしまっているけれど、間違いなく彼女でした。

僕が手を振ると、くるっとこちらを振り返り、いつも通りSmile.
そして、以前と同じように、無邪気に僕の周りをくるくると走ってみせてました。
 
                        <つづく>

27 名前:自分と同じ強さな名無しさん 投稿日:2003/02/12(水) 09:59 ID:5wMnFhzA
彼女は、僕を精一杯見上げてこう言いました。
 彼女 「投稿された話を見て、涙が止まりませんでした。
     私、ちょっとした病気を患っていて12月には入院することが決まっていたの。だから、急いでレベルをあげてしまった。
     先に先に、進めてしまってごめんね」
僕は、なんて返事したらいいのか分からなくて、黙っていました。
また会えたら、話したいことがいっぱいあったはずなのに、実際に会ってみると泣くばかりで・・・
 彼女 「でも、無事退院できて、まだ本調子ではないけれど、また一緒に冒険出来そうです。」
 僕  「良かった。ほんとに、会いたかったです。預かっていた軍師コートとロッド、それにお金、今でも持ってます」
そして、彼女にトレード。彼女はにっこり微笑んで受け取ってくれました。
すると、いきなり走り出し 「付いて来て」 と。
         
                       <つづく>



間違わないように。踏み外さないように。2

2006-08-17 11:38:17 | ノンジャンル
876 名前:自分と同じ強さな名無しさん 投稿日:2003/02/08(土) 06:12 ID:APigGBoA
<つづき> 
彼女は、いつものように僕の周りをクルクル周ってみせてこう言った。
 彼女 「今日はデートに誘おうと思って。ラテーヌに行こう」
そして、テレポ詠唱。僕らは光に包まれて、ラテーヌに降り立った。
どんどん先に走っていく彼女を追いかけると、ホラの岩が遥かに見える野原で立ち止まり
 彼女 「このあたりかな?初めて出会ったところ」
と、僕を振り返った。
このあたりで、僕は気が付く。ランク6とは思えない装備、それに、LSも外していた。
 僕 「どしたの?突然」
 彼女 「わたしね、今日で解約するの。色々考えたけれど、最後はやっぱり、@@(僕の名前)に見守られて落ちたくて」
胸騒ぎが的中していた。
これが最後だ、と思うと、色々言えなかったことなどが思いついた。
本当は、さっき迎えに来てくれて、泣きたいくらい嬉しかったこと。
本当は、ずっと一緒に組んでレベル上げがしたかったこと。
卑屈になっていた、自分のこと。
でも何一つ言い出せないまま、時間だけがすぎて、その間も彼女は始めて組んだときに写真撮影をしたことや、砂丘の夕日を二人で見ていた時の思い出話をしていた。
僕はたまに相槌を打つのが精一杯で、恥ずかしいけれど、テレビの前でずっと泣いていたんだ。
そして、1時間がたったころ、彼女からトレードが来た。ためらいながら受けると、軍師コートとリリスロッド、そして5万ギル。
 彼女「少ないけれど、これが全財産w 受け取ってね」
 僕 「戻ってくるよね??」
 彼女「たぶん・・戻れない。売っちゃって、好きなもの買ってくれたらうれしいよ」
 僕 「ずっと持っておくよ。待ってるから」
彼女は何も答えずに、僕に向かってSmile
そして、Goodbye
 
 彼女「もう落ちなきゃ。今まで本当にありがとう」
僕はもう、言葉にならなくて、ただ泣いてばかり。精一杯で消えていく彼女にGoodbye
そして、彼女は姿を消してしまった。

ここを見ているかどうかわからないけど、本当に今までありがとう。
あんな古墳の地下まで、迎えに来てくれる友達は君しかいないよ。
他の人は笑うかもしれないけど、たしかに僕らの間には絆というものがありました。
今でも待ってます。レベルも釣り合うようになりました。
戻って来た時には、是非連絡を下さい。ラテーヌまで迎えに行くから。