876 名前:自分と同じ強さな名無しさん 投稿日:2003/02/08(土) 06:12 ID:APigGBoA
<つづき>
彼女は、いつものように僕の周りをクルクル周ってみせてこう言った。
彼女 「今日はデートに誘おうと思って。ラテーヌに行こう」
そして、テレポ詠唱。僕らは光に包まれて、ラテーヌに降り立った。
どんどん先に走っていく彼女を追いかけると、ホラの岩が遥かに見える野原で立ち止まり
彼女 「このあたりかな?初めて出会ったところ」
と、僕を振り返った。
このあたりで、僕は気が付く。ランク6とは思えない装備、それに、LSも外していた。
僕 「どしたの?突然」
彼女 「わたしね、今日で解約するの。色々考えたけれど、最後はやっぱり、@@(僕の名前)に見守られて落ちたくて」
胸騒ぎが的中していた。
これが最後だ、と思うと、色々言えなかったことなどが思いついた。
本当は、さっき迎えに来てくれて、泣きたいくらい嬉しかったこと。
本当は、ずっと一緒に組んでレベル上げがしたかったこと。
卑屈になっていた、自分のこと。
でも何一つ言い出せないまま、時間だけがすぎて、その間も彼女は始めて組んだときに写真撮影をしたことや、砂丘の夕日を二人で見ていた時の思い出話をしていた。
僕はたまに相槌を打つのが精一杯で、恥ずかしいけれど、テレビの前でずっと泣いていたんだ。
そして、1時間がたったころ、彼女からトレードが来た。ためらいながら受けると、軍師コートとリリスロッド、そして5万ギル。
彼女「少ないけれど、これが全財産w 受け取ってね」
僕 「戻ってくるよね??」
彼女「たぶん・・戻れない。売っちゃって、好きなもの買ってくれたらうれしいよ」
僕 「ずっと持っておくよ。待ってるから」
彼女は何も答えずに、僕に向かってSmile
そして、Goodbye
彼女「もう落ちなきゃ。今まで本当にありがとう」
僕はもう、言葉にならなくて、ただ泣いてばかり。精一杯で消えていく彼女にGoodbye
そして、彼女は姿を消してしまった。
ここを見ているかどうかわからないけど、本当に今までありがとう。
あんな古墳の地下まで、迎えに来てくれる友達は君しかいないよ。
他の人は笑うかもしれないけど、たしかに僕らの間には絆というものがありました。
今でも待ってます。レベルも釣り合うようになりました。
戻って来た時には、是非連絡を下さい。ラテーヌまで迎えに行くから。
<つづき>
彼女は、いつものように僕の周りをクルクル周ってみせてこう言った。
彼女 「今日はデートに誘おうと思って。ラテーヌに行こう」
そして、テレポ詠唱。僕らは光に包まれて、ラテーヌに降り立った。
どんどん先に走っていく彼女を追いかけると、ホラの岩が遥かに見える野原で立ち止まり
彼女 「このあたりかな?初めて出会ったところ」
と、僕を振り返った。
このあたりで、僕は気が付く。ランク6とは思えない装備、それに、LSも外していた。
僕 「どしたの?突然」
彼女 「わたしね、今日で解約するの。色々考えたけれど、最後はやっぱり、@@(僕の名前)に見守られて落ちたくて」
胸騒ぎが的中していた。
これが最後だ、と思うと、色々言えなかったことなどが思いついた。
本当は、さっき迎えに来てくれて、泣きたいくらい嬉しかったこと。
本当は、ずっと一緒に組んでレベル上げがしたかったこと。
卑屈になっていた、自分のこと。
でも何一つ言い出せないまま、時間だけがすぎて、その間も彼女は始めて組んだときに写真撮影をしたことや、砂丘の夕日を二人で見ていた時の思い出話をしていた。
僕はたまに相槌を打つのが精一杯で、恥ずかしいけれど、テレビの前でずっと泣いていたんだ。
そして、1時間がたったころ、彼女からトレードが来た。ためらいながら受けると、軍師コートとリリスロッド、そして5万ギル。
彼女「少ないけれど、これが全財産w 受け取ってね」
僕 「戻ってくるよね??」
彼女「たぶん・・戻れない。売っちゃって、好きなもの買ってくれたらうれしいよ」
僕 「ずっと持っておくよ。待ってるから」
彼女は何も答えずに、僕に向かってSmile
そして、Goodbye
彼女「もう落ちなきゃ。今まで本当にありがとう」
僕はもう、言葉にならなくて、ただ泣いてばかり。精一杯で消えていく彼女にGoodbye
そして、彼女は姿を消してしまった。
ここを見ているかどうかわからないけど、本当に今までありがとう。
あんな古墳の地下まで、迎えに来てくれる友達は君しかいないよ。
他の人は笑うかもしれないけど、たしかに僕らの間には絆というものがありました。
今でも待ってます。レベルも釣り合うようになりました。
戻って来た時には、是非連絡を下さい。ラテーヌまで迎えに行くから。