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『リトル・ダンサー』 2000年イギリス

2022年07月03日 18時58分25秒 | ■映画・ドラマ
       "Billy Elliot"


先日、NHK-BSプレミアムで放映していた『リトル・ダンサー』を観ました。

-----story-------------
1984年、イギリス北部の炭坑町。11歳の「ビリー」は炭坑労働者のパパと兄「トニー」、おばあちゃんと暮らしていた。
ある日、「ビリー」の通うボクシング教室のホールにバレエ教室が移ってきた。
ふとしたことからレッスンに飛び入りした「ビリー」は、バレエに特別な開放感を覚えるのだった。
教室の先生である「ウィルキンソン夫人」「ビリー」に特別な才能を見出した。
それからというもの「ビリー」はバレエに夢中になるのだが……。
バレエ・ダンサーを目指す少年の姿を描いた「S・ダルドリー監督」の長編第1作。
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1984年(昭和59年)のイギリス北部の炭鉱町ダラムを舞台に、一人の少年が当時女性のためのものとされていたバレエに夢中になり、性差を超えてプロのバレエ・ダンサーを目指す過程を描いた作品です。



イングランド北部・ダーラムの炭鉱町エヴァリントンに住む「ビリー・エリオット」は、炭鉱夫である父と兄の「トニー」、そして軽度の認知症を患う祖母と一緒に暮らしている… 母は「ビリー」が幼い頃に亡くなっていた、、、


当時のイギリスは炭鉱不況の真っ只中で、父と「トニー」はストライキに参加していた… 父はボクシングの熱烈なファンであり、近所のジムに「ビリー」を通わせている。


しかし「ビリー」自身は、殴り合うというボクシングの特性に馴染むことができなかった… そんなある日、ボクシング・ジムの隅でバレエ教室が開かれることになった、、、


もともと音楽が好きであった「ビリー」は、音楽に合わせて優雅に踊るバレエに魅せられ、密かに教室に参加しコーチである「ウィルキンソン夫人」の指導を仰ぐ… 「ウィルキンソン夫人」「ビリー」にバレエの才能を見いだし、「ビリー」も上達していく。


やがて「ビリー」の才能に気づいた父は、名門ロイヤル・バレエ学校に入りたいという息子の願いをかなえるため、ある決意をする……。



佳い作品でしたね… 少年の成長モノ、家族愛モノには弱いんですよねー 「ビリー」の才能に気付いた父親が「ビリー」のために組合を裏切りスト破りに加わるが、それを兄「トニー」にみつかってしまうシーンが印象的、、、


泣けちゃいましたね… 仲間は裏切りたくないけど、息子の夢を叶えてやりたいという父親の気持ちが痛いほど伝わる名場面でした。


あと、挿入歌も良いんですよねー 特に「ザ・クラッシュ」"London Calling"「ザ・ジャム」"Town Called Malice"が印象的でした… 「T・レックス」"Cosmic Dancer""Get It On""I Love To Boogie"も良かったな。


-----staff/cast-------------
監督:スティーヴン・ダルドリー
製作:グレッグ・ブレンマン
ジョン・フィン
脚本:リー・ホール
撮影:ブライアン・テュファーノ
編集:ジョン・ウィルソン
音楽:スティーヴン・ウォーベック
出演:
 ジェイミー・ベル ビリー
 ジュリー・ウォルターズ ウィルキンソン先生
 ゲイリー・ルイス パパ
 ジェイミー・ドレイヴン トニー
 ジーン・ヘイウッド
 スチュアート・ウェルズ
 アダム・クーパー ビリー(25歳)
 マシュー・トーマス
 コリン・マクラクラン
 スティーヴン・マンガン











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