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『鬼平犯科帳6 第9話「迷路」』 1995年日本

2022年08月08日 20時08分54秒 | ■映画・ドラマ
   "鬼平犯科帳6 第9話「迷路」"


先日、時代劇専門チャネルで無料放映していた『鬼平犯科帳6 第9話「迷路」』を観ました。

-----story-------------
「平蔵(中村吉右衛門)」の手にかかって、盗賊「池尻の辰五郎(有川正治)」が自害した。
それを知った裏の世界の顔役「猫間の重兵衛(石橋蓮司)」は、「平蔵」への復讐を誓う。
「重兵衛」「辰五郎」は盃を交わした義兄弟だった。
そんなある日、「平蔵」は覆面姿の浪人に襲われる。
逃げた浪人のあとを追うと居酒屋・豆甚の前で忽然と姿を消した。
「平蔵」は、豆甚の前に立っていた主人の顔に見覚えがあった。
主人の人相書きを見た密偵「相模の彦十(江戸家猫八)」は、それが盗賊「矢野口の甚七(井上昭文)」であることに気づいた。
そんな中、与力「秋本源三(山内としお)」が、のどを射抜かれ殺される。
続いて、難は逃れたものの「平蔵」の嫡男「辰蔵(長尾豪二郎)」が襲われるなど、「平蔵」の周囲の者が次々と襲われる。
「平蔵」は、自分への恨みによる凶行、挑戦と受け取る。
そのころ、江戸の町に十五年ぶりに盗賊「法妙寺の九十郎(早川 保)」が現れた。
「九十郎」「辰五郎」の妹の亭主で、「九十郎一味」の盗みばたらきを「重兵衛」が助けていた。
「九十郎」が、密偵になっているとは知らずに「玉村の弥吉(阿藤 海)」に接触を図ってきたことで、火付盗賊改方は、「九十郎一味」の動きをつかみ始める。
一方、御公儀の厳しい追及にあっていた「平蔵」は、これが最後の御奉公になるかもしれないと覚悟を決め、行方知れずになるのだった
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二代目「中村吉右衛門」主演の『鬼平犯科帳』の第6シリーズの第9話にあたる作品です。


凶賊「池尻の辰五郎」が、「平蔵」に追い詰められて自害した… その知らせを聞いた「辰五郎」の義兄弟で、裏の世界の顔役「猫間の重兵衛」は、「平蔵」への復讐を決意、、、

「平蔵」に関わりを持つ人間たちを、次々に葬っていき、「平蔵」は窮地に立たされる……。



関わりを持つ人たちが次々に殺害され、そして、過去におつとめに関わったことも明らかにせざるを得ず、「平蔵」にとっては、辛く苦しいエピソードでしたね、、、


でも、周囲の人々が殺害されたことに怒った「平蔵」は、まさに「鬼の平蔵」… 「鬼平」となって悪党に立ち向かいましたねー 凄まじかったなぁ。

「平蔵」の若かりし頃の苦い思い出、若気の至りが印象的な作品でした。

-----staff/cast-------------
原作:池波正太郎(文春文庫刊)
企画:市川久夫・鈴木哲夫
脚本:小川英
音楽:津島利章
監督:小野田嘉幹
プロデューサー:能村庸一・佐生哲雄
撮影:伊佐山厳
照明:中島利男
美術:倉橋利韶
録音:中路豊隆
編集:園井弘一
殺陣:宇仁貫三
キャスト:
 長谷川平蔵 - 二代目中村吉右衛門
 久栄 - 多岐川裕美
 佐嶋忠介 - 高橋悦史
 酒井祐助 - 勝野洋
 木村忠吾 - 尾美としのり
 小房の粂八 - 蟹江敬三
 相模の彦十 - 江戸家猫八
 おまさ - 梶芽衣子
 玉村の弥吉 - 阿藤海
 竹尾の半平 ‐ 中丸新将
 法妙寺九十郎 ‐ 早川保
 秋本源蔵 ‐ 山内としお
 安藤玄舟 ‐ 大林丈史
 岸井左馬之助 ‐ 竜雷太
 京極備前守高久 ‐ 仲谷昇
 池尻の辰五郎 - 有川正治
 矢野口の甚七 - 井上昭文
 猫間の重兵衛 - 石橋蓮司







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