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『松本清張スペシャル「死の発送」』 2014年日本

2021年09月16日 20時15分00秒 | ■映画・ドラマ
  "『松本清張スペシャル「死の発送」』"


先日、BSフジで放映していた『松本清張スペシャル「死の発送」』を観ました。

-----story-------------
出版社「週刊ドドンゴ」で働く記者の「底井武八(向井理)」「津村亜紀(比嘉愛未)」は編集長の「山崎治郎(寺尾聰)」から、刑期を終え出所したばかりの元官僚の「岡瀬正平(矢柴俊博)」を監視するように命じられる。
「岡瀬」は7年前に10億円の横領罪で逮捕されたが、当時の捜査では7億円の使い道しか判明せず、「山崎」は、「岡瀬」が使途不明金3億円を出所後、隠し場所へ回収しに行くと予想していた。
「岡瀬」は競走馬トレーニングセンターを訪れた後、神楽坂の料亭街へ向かうが、そこで「底井」「津村」「岡瀬」の姿を見失ってしまう。
その後、「岡瀬」が千葉県勝浦の墓地で、絞殺死体で発見されたというニュースが飛び込んでくる。
「山崎」は使途不明金がらみで殺されたとにらみ、「底井」と2人で「岡瀬」が立ち寄った「西田厩舎」へ行く。
そこで厩務員の「末吉秀夫(山中崇)」から、厩舎主が「西田隆三(寺島進)」、馬主が代議士の「立山寅平(大杉漣)」であることを聞く。
その日を境に、「山崎」「岡瀬」の件について全く話さなくなる。
「底井」は急な態度の変化に戸惑いを感じて理由を問いただすが、何も答えない「山崎」
その後、岩手県水沢の林の中でトランク詰めにされた死体が発見されるという不可解な事件が起きる。
「岡瀬」の事件との関連は?
なぜ死体はトランク詰めにされたのか?
謎に包まれた不可解な事件をさらに追跡する「底井」たちは、どこに行きつくのか…?
犯人と「底井」たち「週刊ドドンゴ」記者の魂を賭けた闘いが始まる…!
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2014年(平成26年)に制作された「松本清張」の推理小説をドラマ化した作品の再放送です。


岩手県水沢のとある林の中で発見されたトランクに詰められた男性の絞殺死体… フタに貼られていた宅配便の送り状から、そのトランクが東京の上野営業所から水沢営業所まで送られていたことが分かる、、、


さらに驚くべきことに、上野でトランクを発送した男の似顔絵は、殺された男の顔に酷似していた… 不可解な状況とともに深まる謎。


なぜ死体を東京から岩手まで発送する必要があったのか? トランクを発送したのは被害者自身なのか? なぜ殺され、事件の裏には何が隠されているのか―?



「寺尾聰」「向井理」「寺島進」「大杉漣」等、なかなか好みのキャストだったし、殺された編集長「山崎治郎」のジャーナリスト魂を引き継いで、記者の「底井武八」「津村亜紀」が真相を究明していく展開は感状移入しやすかったのですが… トリックが解り辛く、真相が判明するまでは、ちょっともどかしさを感じながら観た感じでした、、、


原作は、ちょっとトリックの内容が違った記憶がありますが、その時も、トリックがあまりに緻密なんで、あまり入り込めなかった印象がありますね… まっ、サスペンスドラマとしては、それなりに愉しめたと思います。


-----staff/cast-------------
原作:松本清張
   「死の発送」(角川文庫刊)
脚本:扇澤延男
演出:国本雅広
テーマ音楽:佐藤和郎
アクションコーディネイト:佐々木修平
スチール:スタジオエイト・バイ・テン
技術協力:フォーチュン、ヴァンシャープ
美術協力:アックス、日本テレビアート
CG:ダイナモピクチャーズ
ポスプロ:ビーグル、3one
スタジオ:緑山スタジオ・シティ
プロデューサー:千葉行利(ケイファクトリー)、宮川晶(ケイファクトリー)
編成企画:水野綾子(フジテレビ)
制作:フジテレビ
制作著作:ケイファクトリー
出演:
 底井武八:向井理 (「週刊ドドンゴ」の記者)
 津村亜紀:比嘉愛未 (底井の同僚記者)
 西田隆三:寺島進 (西田厩舎の厩舎主)
 末吉秀夫:山中崇 (西田厩舎の厩務員)
 山崎文子:朝加真由美 (山崎の妻)
 横川修:松尾諭 (馬運車運転手)
 野島:玉置孝匡 (「週刊ドドンゴ」のデスク)
 鈴木:中村靖日 (「週刊ドドンゴ」の編集部員)
 長谷川:山崎画大 (競馬担当記者)
 岡瀬正平:矢柴俊博 (元・中央官庁の官僚)
 玉弥:伊藤裕子 (神楽坂の芸者)
 臼田与一郎:ベンガル (岩手県警の警部補)
 立山寅平:大杉漣 (代議士)
 桑原:阪田マサノブ(秘書)
 山崎治郎:寺尾聰 (底井の上司で編集長)
 その他:井之上隆志、吉田ウーロン太、山崎千惠子、九太朗、中谷竜、田口主将、野村たかし、藏内秀樹、お宮の松、〆さばアタル ほか
 競馬アナウンス:宇野和男









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