じゅうのblog

こちらでボチボチ更新していく予定です。

『ねこのばば しゃばけシリーズ3』 畠中恵

2021年07月16日 22時01分00秒 | ■読書
「畠中恵」のファンタジー時代小説『ねこのばば しゃばけシリーズ3』を読みました。


ここのところ時代小説が続いています。

-----story-------------
「於りんちゃん」が殺される? 
わ、わ、若だんな、どうしましょう!!!

お江戸長崎屋の離れでは、若だんな一太郎が昼ごはん。
寝込んでばかりのぼっちゃんが、えっ、今日はお代わり食べるって? 
すべてが絶好調の長崎屋に来たのは福の神か、それとも……(『茶巾たまご』)、世の中には取り返せないものがある(『ねこのばば』)、コワモテ「佐助」の真実の心(『産土』)ほか全五篇。
若だんなと妖怪たちの不思議な人情推理帖。
シリーズ第三弾の、始まり始まり!
-----------------------

体の弱い若だんな「一太郎」と、若だんなに仕える「佐助」「仁吉」を始めとする妖(あやかし)たちが協力して事件を解決する時代物ファンタジー、しゃばけシリーズの第3作にあたる作品です。

 ■茶巾たまご
 ■花かんざし
 ■ねこのばば
 ■産土(うぶすな)
 ■たまやたまや
 ■解説 末國善己
 ■挿画 柴田ゆう


ファンタジーなんでね、好き嫌いが分かれるでしょうねー 

「一太郎」お気に入りの桃色の雲が忽然と消えてしまった事件、寺の金を横領した僧侶の殺人事件、猫又救出作戦… 一見、無関係と思える3つの事件を解決するタイトル作の『ねこのばば』がイチバン印象的だったかな。

あとは、「一太郎」の異母兄「松之助」が見合いした相手の海苔問屋の娘が殺され、現場から文箱が消失した事件を解決する『茶巾たまご』が面白かったかな… ミステリ色の強い作品に惹かれますね。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『鬼平犯科帳スペシャル 「... | トップ | 揺れました… 震度2くらいかな »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

■読書」カテゴリの最新記事