井上ひさしの連作小説『イソップ株式会社』を読みました。
『東慶寺花だより』、『モッキンポット師の後始末』に続き、井上ひさしの作品です。
-----story-------------
夏休み。
いなかですごす二人の姉弟のもとに、毎日届く父からの手紙には、一日一話の小さな「お話」が書かれていた。
物語が生み出す、新しい家族の姿。
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2004年(平成16年)5月から2005年(平成17年)1月の期間『読売新聞土曜日朝刊』に連載された作品… 和田誠のほのぼのとした挿絵が印象的でした。
■はじめのお話 スフィンクスのなぞ唄
■第二のお話 絵の具の秘密
■第三のお話 黄金の壺
■第四のお話 日本一きれい
■第五のお話 小さな王様
■第六のお話 一瞬のまばたき
■第七のお話 一九一八六一
■第八のお話 小さな王様、船出する
■第九のお話 すてきなジーパン
■第十のお話 うっかり博士の最後
■第十一のお話 小さな王様、取り引きする
■第十二のお話 近眼先生と八助
■第十三のお話 悲観主義者と楽天家
■第十四のお話 見えないライバル
■第十五のお話 小さな王様、帽子の秘密を知る
■第十六のお話 泡の一生
■第十七のお話 おろか村
■第十八のお話 小さな王様、陸に上がる
■第十九のお話 偉ぶった市長さん
■第二十のお話 東京とお日さまと
■第二十一のお話 小さな王様、水玉を発見する
■第二十二のお話 利発な王子
■第二十三のお話 魚清のお兄さん
■第二十四のお話 小さな王様、お天気づくりの魔女と話をする
■第二十五のお話 どっちがうまいか
■第二十六のお話 アメリカかぶれ
■第二十七のお話 小さな王様、天気の神様に会う
■第二十八のお話 口をきくお金
■第二十九のお話 ゴンベ狸
■第三十のお話 小さな王様、怒りだした地球を知る
■第三十一のお話 長助さん
■第三十二のお話 巡り会い
■第三十三のお話 猫のミラノ
■第三十四のお話 苦心の歯医者さん
■第三十五のお話 後日談
■第三十六のお話 小さな王様、尖んがり帽子を縫う
■おしまいのお話 小さな王様、島へ帰る
■あとがき
東北に住む祖母・トキばあさんのいなかの家で夏休みを過ごすことになった、星さゆり(中学1年生)と洋介(小学4年生)の姉弟に海外出張中の父・光介から届く手紙は、一日一つの小さな「お話」… 魅力あふれる古今東西の物語が、新しい家族をつくりだす、、、
童話作家の父が子どもたちに伝えたかったこと… 物語を通して生まれる新しい家族の姿。
豊かな自然、林間学校にやってきた子どもたちとの交流、地元の人たちとのふれあいを通してひとまわり成長する姉弟… 少し大人に近付くんですよねー
手紙を待つ気持ち、手紙を開くときのドキドキ、懐かしい文字や愉しみにしている「お話」… 姉弟の経験や成長を通じて、家族の在り方が描かれており、年代を問わず愉しめる作品だと思います。
特に弟・洋介の成長が著しくて逞しくなったと感じさせられましたねー 和田誠のカラーイラストがたっぷりなのも嬉しい作品です。
『東慶寺花だより』、『モッキンポット師の後始末』に続き、井上ひさしの作品です。
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夏休み。
いなかですごす二人の姉弟のもとに、毎日届く父からの手紙には、一日一話の小さな「お話」が書かれていた。
物語が生み出す、新しい家族の姿。
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2004年(平成16年)5月から2005年(平成17年)1月の期間『読売新聞土曜日朝刊』に連載された作品… 和田誠のほのぼのとした挿絵が印象的でした。
■はじめのお話 スフィンクスのなぞ唄
■第二のお話 絵の具の秘密
■第三のお話 黄金の壺
■第四のお話 日本一きれい
■第五のお話 小さな王様
■第六のお話 一瞬のまばたき
■第七のお話 一九一八六一
■第八のお話 小さな王様、船出する
■第九のお話 すてきなジーパン
■第十のお話 うっかり博士の最後
■第十一のお話 小さな王様、取り引きする
■第十二のお話 近眼先生と八助
■第十三のお話 悲観主義者と楽天家
■第十四のお話 見えないライバル
■第十五のお話 小さな王様、帽子の秘密を知る
■第十六のお話 泡の一生
■第十七のお話 おろか村
■第十八のお話 小さな王様、陸に上がる
■第十九のお話 偉ぶった市長さん
■第二十のお話 東京とお日さまと
■第二十一のお話 小さな王様、水玉を発見する
■第二十二のお話 利発な王子
■第二十三のお話 魚清のお兄さん
■第二十四のお話 小さな王様、お天気づくりの魔女と話をする
■第二十五のお話 どっちがうまいか
■第二十六のお話 アメリカかぶれ
■第二十七のお話 小さな王様、天気の神様に会う
■第二十八のお話 口をきくお金
■第二十九のお話 ゴンベ狸
■第三十のお話 小さな王様、怒りだした地球を知る
■第三十一のお話 長助さん
■第三十二のお話 巡り会い
■第三十三のお話 猫のミラノ
■第三十四のお話 苦心の歯医者さん
■第三十五のお話 後日談
■第三十六のお話 小さな王様、尖んがり帽子を縫う
■おしまいのお話 小さな王様、島へ帰る
■あとがき
東北に住む祖母・トキばあさんのいなかの家で夏休みを過ごすことになった、星さゆり(中学1年生)と洋介(小学4年生)の姉弟に海外出張中の父・光介から届く手紙は、一日一つの小さな「お話」… 魅力あふれる古今東西の物語が、新しい家族をつくりだす、、、
童話作家の父が子どもたちに伝えたかったこと… 物語を通して生まれる新しい家族の姿。
豊かな自然、林間学校にやってきた子どもたちとの交流、地元の人たちとのふれあいを通してひとまわり成長する姉弟… 少し大人に近付くんですよねー
手紙を待つ気持ち、手紙を開くときのドキドキ、懐かしい文字や愉しみにしている「お話」… 姉弟の経験や成長を通じて、家族の在り方が描かれており、年代を問わず愉しめる作品だと思います。
特に弟・洋介の成長が著しくて逞しくなったと感じさせられましたねー 和田誠のカラーイラストがたっぷりなのも嬉しい作品です。
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