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『男はつらいよ 私の寅さん』 1973年日本

2021年06月03日 21時31分00秒 | ■映画・ドラマ
       "男はつらいよ 私の寅さん"


先日、BSテレ東で放映していた『男はつらいよ 私の寅さん』を観ました。

-----story-------------
とらや一家が別府~天草~阿蘇山と初めての九州旅行。
たまたま前日帰ってきた「寅さん」が留守番をすることに…。
小学校時代の親友と久々に再会した「寅さん」
親友の妹・画家でインテリの女性に思わず恋してしまう。
彼女を日頃食べる物にも事欠く貧乏画家だと思い込んだ「寅さん」が、パトロン気取りで彼女を援助しようとする「男はつらいよ」シリーズ第12作。

ある日、「寅次郎」は小学校時代の親友「文彦(前田武彦)」と再会、童心に帰って語りあう2人。
そんな中で「寅次郎」は、「文彦」の妹で画家「りつ子(岸惠子)」の大切なキャンバスにいたずら書きをして、「りつ子」と大喧嘩になってしまう。
「寅次郎」「熊さん」と呼ぶ「りつ子」に対し「キリギリス」のあだ名をつける「寅次郎」
翌日、「りつ子」が謝罪しにとらやへやってくると、彼女の朗らかでさっぱりした性格に「寅次郎」はあっという間に魅了されて…。
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1973年(昭和48年)に公開されたシリーズ第12作… 「土曜は寅さん!4Kでらっくす」で毎週、シリーズ作品が観れると思うと愉しみですね。



冒頭の「寅次郎」が見た夢では、明治時代のような柴又村で、「さくら」たちが悪徳商人にいじめられているところを「謀反人の「車寅次郎」」が助ける、、、


柴又に戻った「寅さん」だったが、折悪しくとらや一家は、九州旅行の準備中… 留守番を買って出たのは良かったが、連日の「寅さん」の電話にうんざりした一家は、旅行を切り上げることに。


小学校時代の親友「柳文彦」に再会した「寅さん」は、その妹「りつ子」と大げんか… 「寅さん」のことを「熊さん」と呼ぶ「りつ子」に、「キリギリス」のあだ名をつける「寅さん」だったが。




いつも「寅さん」のことを心配している「さくら」達が旅に出て、「寅さん」が留守番するという前半は、お馴染みのパターンが逆転されていて新鮮味があったのですが… 「寅さん」のわがままが目立って、ちょーっと、嫌な気持ちになりましたね、、、

自分はいつも放浪しているんだからねー とらや一家の面々に、少しはゆっくり旅行させてあげなよ!と思いますよね。

何かにつけて「寅さん」に反発する画家の「りつ子」… というのも、これまでの恋愛パターンとは違っていましたね、、、


最初はお互い反発しつつ、徐々に心が惹かれ合う展開が愉しめました… でもね、「りつ子」は、「寅さん」よりも芸術の道を究めることを選んじゃうんですよね。

ここはいつも通りの失恋パターンでしたね… 終盤に流れる「ショパン」"別れの曲"が印象深かったですね。


-----staff/cast-------------
監督:山田洋次
脚本:山田洋次
   朝間義隆
原作:山田洋次
企画:高島幸夫
   小林俊一
製作:島津清
撮影:高羽哲夫
美術:佐藤公信
音楽:山本直純
録音:中村寛
照明:青木好文
編集:石井巌
助監督:五十嵐敬司
スチル:堺謙一
出演:
 渥美清 車寅次郎
 岸恵子 柳りつ子
 前田武彦  柳文彦
 倍賞千恵子 さくら
 松村達雄 車竜造
 三崎千恵子 車つね
 前田吟 諏訪博
 中村はやと  諏訪満男
 太宰久雄 社長
 佐藤蛾次郎 源公
 笠智衆 御前様
 津川雅彦 画商
 河原崎国太郎 りつ子の恩師
 葦原邦子 りつ子の恩師夫人
 吉田義夫 親分
 長谷川敏英 印刷工
 羽生昭彦 印刷工
 村上猛 印刷工
 木村賢治 印刷工
 後藤泰子 八百屋さん
 門久小百合 バスガイド







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